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法人格を持たないNPOの定義etcは?&新公益法人に対するNPO法人のメリットは?

お世話様です。 表題の通りですが、 (法人格を持たない)「NPO」の定義や手続きをご存じでしたら、お教えください。 NPO「法人」でしたら、 http://www.npo-homepage.go.jp/index.html などを見て、分かるのですが、 法人格を持たない「NPO」とは、何を指すのでしょうか? 法人格を持たないNPOに限っては、通称にしか過ぎないのでしょうか? wikipediaをみても、いまいちぴんとこなくて・・・。 http://ja.wikipedia.org/wiki/NPO wikipediaにある 「広義のNPO」・・・法人格の有無にかかわらず、NPO全体をさす? 「狭義のNPO」・・・法人格を持つNPOを指す? のでしょうか? また、「法人格を持たない」NPOを設立する場合、 どんな手続きとどんな条件があるのでしょうか? なお定義としてではなく、現実問題のところをお聞きしたいです。 ひょっとして、単なる通称であって、 ●手続き不要 ●人数は1人でも可能 ●資金不要 ●総会など開く必要もなし なのでしょうか? ようは、「自分は今からNPOだよ」と名乗った時点でNPOなのでしょうか? ●でもって、それゆえに、税制上の優遇措置も助成金もないのでしょうか?・・・ってさすがにないですよね? //=========================================================== 関連して、もう1つ質問させてください。 NPO法人と、いわゆる「新公益法人」(公益法人制度改革3法が2008年12月1日に完全施行なので)を比べると、 NPO法人のメリットが見あたらないのですが・・・。 (というか、「認定NPO法人」ですら、「新公益法人」に対してデメリットしか見あたらないのですが…) どんなメリットがあるのでしょうか? //=========================================================== なお、会社設立だと手続きに1ヶ月くらい、NPO法人だと4ヶ月くらい?かかるかと思いますが、 この「新公益法人」設立の手続きってどのくらいかかるのでしょうか? もっとも、現状では、NPO法人と、「新公益法人」の、お役所における担当部署が違っていて、質問してもたらいまわしにされる… みたいなことを、どっかのサイトで読んだのですが…。 以上、お教えいただければ幸いです。 よろしくお願いいたします。

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noname#78412
noname#78412
回答No.1

>法人格を持たない「NPO」とは、何を指すのでしょうか? 『「Nonprofit Organization」又は「Not-for-Profit Organization」』(=利益を追求しない組織体)で法人格を持たないもの、としかいいようがありません。NPO法人制度は、それ以前から存在していたNPOに対して法人格を付与するために作られた制度です。もともとのNPOは法人格を持っていないのが当たり前でした。 >「広義のNPO」・・・法人格の有無にかかわらず、NPO全体をさす? NPOを説明するのにNPOを使用したらレトリックに陥ってしまいます。単に名称(「Nonprofit Organization」又は「Not-for-Profit Organization」)のとおりに解釈すれば広義になるでしょう。なお、Wikiでは「会社」の対義語であるように記述していますが、営利追求組織には個人企業や組合などもあるので、「企業」の対義語と考えられると思います。 >「狭義のNPO」・・・法人格を持つNPOを指す? ボランティア活動などの社会貢献活動を行う、営利を目的としない団体の総称(NPO法人を含む)と考えるべきでしょう。 内閣府のHP参照。 http://www.npo-homepage.go.jp/about/npo.html 以前は単にNPOといったら法人格のないNPOのことでしたが、現在ではNPO法人のことも単に「NPO」ということが多くなったように思います。人格の有無は団体のあり方として重要なので、これはあまり良い傾向ではないと思います。 Wikiでは、『狭義では、各種のボランティア団体や市民活動団体を意味し、さらに狭く「特定非営利活動法人」をNPOとする場合もある。』と二段階になっていますが、NPO法人のことをNPOという、という表現には違和感を持ちます。 >「法人格を持たない」NPOを設立する場合、どんな手続きとどんな条件があるのでしょうか? 任意の団体ですから、作り方も自由です。ただ、世間がそれをNPOと認めてくれるかどうかは別問題です。最低限、明確な規約を設けて目的事業や代表者、意思決定の方法など具体的な活動についての規定を構成員全員で共有すべきでしょう。なお、NPOの「O」はOrganization(組織、団体)の「O」ですから、一人でやるならNPOではありません。個人事業となります。 >いわゆる「新公益法人」を比べると、NPO法人のメリットが見あたらないのですが・・・。 設立が容易なことです。これに尽きます。改正前の公益法人制度での知識しかありませんが、公益法人の認可を得るには、目的事業の公益性、的確な事業計画、相応の資金(数千万から億単位)、規約の基準適合性、役員の前歴と事業目的との整合性、組織の充実度など、さまざまなチェックを受けます。設立申請書類の控えを見たことがありますが、数千ページに及ぶ膨大な量です。設立を決めてから認可を受けるまでは、早くても一年以上、長ければ数年~十数年を要すると聞いています。 現実問題として、公益法人の設立には役所や政界、財界などの後押しが必要であり、個人レベルで認可を受けることはまず無理でしょう。

daisuke_dm
質問者

お礼

非常に詳細なご説明、ありがとうございます。 なるほど、どうも、wikipediaの説明を信用しきっていたかもしれません。 内閣府のページなど、いろんなところを見て、多角的に勉強したいと思います。 歴史的な経緯もお示しいただいて、ありがとうございます。 >>「広義のNPO」・・・法人格の有無にかかわらず、NPO全体をさす? >NPOを説明するのにNPOを使用したらレトリックに陥ってしまいます。 まったくおっしゃる通りです。おはずかしい・・・。 >「企業」の対義語と考えられると思います。 なるほど、そうですね。 >>「狭義のNPO」・・・法人格を持つNPOを指す? >ボランティア活動などの社会貢献活動を行う、営利を目的としない団体 >の総称(NPO法人を含む)と考えるべきでしょう。 >内閣府のHP参照。 ​>http://www.npo-homepage.go.jp/about/npo.html なるほど、非常に参考になりました。 >「新公益法人」・・・個人レベルで認可を受けることはまず無理でしょう。 なるほど、そのようですね。 さっき、認定NPO法人と、新公益法人との、比較をしているサイトがいくつもあるのをみつけ、見ておりました。 google で 「認定NPO法人 新公益法人 比較」で検索した結果: http://www.google.co.jp/search?hl=ja&rlz=1B3GGGL_jaJP262JP263&q=%E8%AA%8D%E5%AE%9A%EF%BC%AE%EF%BC%B0%EF%BC%AF%E6%B3%95%E4%BA%BA+%E6%96%B0%E5%85%AC%E7%9B%8A%E6%B3%95%E4%BA%BA+%E6%AF%94%E8%BC%83&btnG=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr= なるほど、といったかんじで、認定でないNPO法人と、新公益法人を比較するのは、ちょっと無意味ですね。。。 どうもありがとうございます。

その他の回答 (1)

  • akak71
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回答No.2

いきなり公益法人は、設立できません。 まず、一般社団法人を設立する。 会社とほぼ同じ手続き、同じ程度の時間でできます。 その上で、公益事業を50パーセント以上する計画書を作成し、申請する。こちらは、申請の受付がされていませんので不明です。 認可でなく、許可になりました。 許可基準も発表されていますので、民法法人の認可より、早くなると思います。

daisuke_dm
質問者

お礼

なるほど、専門家の方からの貴重なご意見、参考になります。 やはり、wikipediaなどの情報は、素人でも編集できるので、 間違った情報も混在していることを、自覚しながら、読まないとだめですね。 とても参考になります。どうもありがとうございました。