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キリスト教徒じゃない人の結婚式
お世話になります。 この質問は日本人であり且つキリスト教徒以外の方を対象としております。予めご了承ください。 いつも不思議なのですが、キリスト教徒じゃないのにキリスト教風の結婚式をする人って、なぜ信じてもいない神様へ愛を誓えるのでしょうか?見ず知らずの神に誓えるほどに軽くて薄い「愛」なのですか? もしどんな宗教でもいいというなら、日本人のくせになぜ神道式にしないのですか? あるいはボンヤリと生きていて神を信じるような信念すら無い人なら無宗教のレストランウエディングなどもありますね?なぜそれらを選択しないのでしょうか?
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- magga
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仏教を学んでいます。 <<キリスト教徒じゃないのにキリスト教風の結婚式>> 形としてカッコ良いと思った人がやってる。 で良いのではないでしょうかw 商売としては「カッコいい」と宣伝されまくって、それでやるのが常識ですよみたいなことにもなってますしねw ただの流行の形だと考えてます。 <<日本人のくせになぜ神道式にしないのですか>> これは意味が良くわからないです。日本人は皆神道信者なのでしょうかね?私はパーリ語の仏教に信を置いてますが…。 <<なぜ信じてもいない神様へ愛を誓えるのでしょうか?見ず知らずの神に誓えるほどに軽くて薄い「愛」なのですか?>> 神道式でも同じ話だと思いますけど。 あと、誓う対象によって愛は薄くなったり厚くなったりするんですか…僕はお互いの決意の、意思の強さが厚みの原因と考えますが…。 実際信じてない人の中で神様に誓っているひともほとんどいないと思いますけどねw <<無宗教のレストランウエディングなどもありますね?なぜそれらを選択しないのでしょうか?>> 選択する人もいるでしょうね。ほとんどはキリスト教「風」で実際は行う側も神父役の方もぜんぜんキリスト教と関係ないところも多いと聞きますねw 「総合的に観て、あまり深く内容や元の意味調べたり論理的道徳的な穴を指摘し、気にしたりしない人が多いのかもしれませんね。目先の形音のカッコよさ。気持ちよさ。を気にするようです。」
- anachronism
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> いつも不思議なのですが、キリスト教徒じゃないのにキリスト教風の結婚式をする人って、なぜ信じてもいない神様へ愛を誓えるのでしょうか? そうじゃなくて、多くの日本人は、ありとあらゆるものをいっぺんに信じられるんです。 初詣には神社に行って家内安全を願い、知人の結婚式で神様にこの二人の幸せを本気で願うことが出来て、葬式に出て死者の成仏を本気で願うことが出来るのが日本人です。神様や仏様が全部いるとも思っていないし、全部いないとも思っていないのが日本人です。 これを矛盾していると考える向きもあるでしょうが、これを矛盾無く自分の中で折り合いをつけられるのが日本人の特色です。おかげで、日本では宗教戦争らしい宗教戦争が起こりません。 もちろん、最近は「人前式」あるいは「シビルマリッジ」などといいますが、宗教色の無い(薄い)結婚式も増えています。と、いうより、江戸時代までの結婚式というのは、実のところ宗教色は薄かったようです。よく知られるように出雲大社などは「縁結び」の神様ですが、結婚そのものには神や仏に感謝するとか誓うとか、そういう筋合いではなかったようです。 宗教というのは、生活の中に自然に溶け込むものであって、「信念」とかそういうものとは必ずしも縁の無いものです。宗教に「信念」を持つ人は、むしろいわゆる「原理主義」あるいは「カルト宗教」になってしまい、社会生活を送れなくなってしまう例が多いと考えます。日本でなくても、仏教徒とキリスト教徒が結婚する例も多いし、結婚後にどちらかかがどちらかに改宗するでもなく、平和に結婚生活を送っていたりします。 宗教というのは、実のところそう堅苦しいものではありません。もっとラフに考えたほうがいいです。
- ryuken_dec
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>なぜ信じてもいない神様へ愛を誓えるのでしょうか? >見ず知らずの神に誓えるほどに軽くて薄い「愛」なのですか? 逆ですね。信じていないからこそ神が軽くて薄いのです。そんな神に何と言おうと、言われようとどうでもいい話です。 >もしどんな宗教でもいいというなら、日本人のくせになぜ神道式にしないのですか? 「神道を信仰していないくせに、どうして神道式にするんですか?なんで教会式にしないのですか?」と同じですよね。 信仰としての儀式と、信仰でない儀式では同じように見えても全く意味が違います。 キリスト教徒で教会で式を挙げた外国人だって日本に観光に来れば、神社でお参りの真似事をします。これは信仰があってやるのではありませんよね。 宗教とは本来そういう寛大さがあるもので、「当派を信ずる者は、他の宗教が認める行為を行うことを一切禁ずる」などと拘束するものではないのです。
- hukuponlog
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#2さんと4さんが正解だと思います。 信仰のある方なら仏式・神前式・キリスト教式と,ご自分の信仰に則った式を挙げるのでしょう。それ以外の日本人にとって結婚式のスタイルは一種のファッションです。 神前式だって,全然歴史も伝統もありません。たかだか100年前に始まった流行です。それだって一般的になったのは,昭和30年代の後半からで,それまでは,特に地方では家婚や公民館での結婚式が普通でしたよ。 ファッションである以上,洋服同様,何を選んだって構わないわけです。 ちなみに私自身は,無信仰・無宗教だという自覚がありましたので,人前式でやりました。でも,人様の結婚式にケチを付ける気は全くありませんから,教会式の結婚式に呼ばれれば賛美歌も歌いますし,神前式の結婚式に列席すれば玉串も捧げます。 まぁ,いい加減といえばそうですが,そこが日本人の良さでもあるのかな,と思っています。
言われて見ると確かにそうですね まあそれだけ信心の深さがないから形式だけになるのでしょう キリスト系幼稚園とかも儀式ですよね あまり宗教こだわると商売にならないというのが基本にあり これが日本流なんですかね バリバリの信者が儀式にこだわり、結婚していれば離婚率も低くなるはずですが・・
- Shirozaru9
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私たち夫婦は、実際に寺で佛式の結婚式を挙げました。 私の実家は浄土真宗大谷派(東本願寺)。妻の実家は、浄土真宗本願寺派(西本願寺)。神奈川県に在住していた時、附近に大谷派の寺が無かったので、本願寺派の寺に通っていました。 妻は、東京に来る時、よく築地本願寺の宿坊を旅館代わりにしていました。 私たちが結婚することを決めたとき、妻は築地本願寺で結婚式を挙げていたカップルを思い出し、自分もそうしたいと提案しました。 私が通っている神奈川県の寺の住職に相談したら、比較的簡単に予約が取れました。 なお、築地本願寺は本願寺派。つまり「西本願寺」の東京別院です。 媒酌人には、上記の懇意の住職になっていただきました。 その住職からは、結婚記念の「数珠」を頂きました。 父も心得ていて、「浄土真宗門徒式章」というタスキをかけて来ました。佛教をよく知らない人だと、僧侶が掛ける「輪袈裟」と勘違いしそうなタスキです。 でも、神式と同じ三々九度の盃は行ないました。 なお、披露宴は1ヶ月後に2人の郷里である関西某県の式場で行ないました。そちらの方が、親戚が集まりやすかったからです。 ちなみに、知っている人は知っている事実ですが、東京の築地本願寺は一見すると「インドの寺」のような石造です。式服は洋装で挙げました。寺の石段で撮った写真を印刷して友人に配ったら、妻の友人の何人かは「外国で挙げたのですか?」と返事してきました。
- mn214
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結婚式関係の仕事の者です。 ほとんどの日本人にとって結婚式を自分の宗教と絡めて考えている日本人は少数派です。 熱心に特定の宗教の信者になっている人はご自分の結婚式もその宗教のスタイルで行うでしょうが、ほとんどの日本人はそうではありません。 ほとんどの日本人にとっては結婚式は単にファッションであり、その時の流行りのスタイルに左右されるのです。 また“神前式”スタイルは昔から続いているものではありません。 昔から日本の結婚式は、親戚や近所の人たちや普段お世話になっている人たちを招いて、その人たちの前で三々九度の盃を交わし、昼夜を通して飲み食いして皆で祝うという、いわば人前結婚式スタイルだった筈です。 明治時代にその時の皇太子(後の大正天皇)の結婚式の時に東京大神宮で神前結婚式という形式が初めて行われ、それを庶民が真似て神社で神主さんに執り行って頂くという神前結婚式という形式が定着したものです。 なお、ここ数年は若者の間では人前結婚式が流行りですよ。 このように現代も昔も日本では結婚式に対する感覚はファッションであり、その時々の流行のスタイルを追っているというだけのことです。 昔から基本は何も変わっていません。
- nidonen
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> 日本人のくせになぜ神道式にしないのですか? 我が家は神道なので、この問いかけには違和感を感じます。 日本は基本的に神仏習合なので、日本人=神道とはなりません。 あなたが日本人=神道とお考えなら、仏式で葬式を挙げる人に 対しても文句を付けるべきです。それともあなたの家では葬儀も 神道なんでしょうか。神道には戒名がないことをご存知ですか? あとは他の方の回答どおり、日本は八百八万神の国ですので 極端に言えばなんでもありです。決して人間の形をしたキリス ト教の神( God )に愛を誓うのではなく、日本人がイメージ する神様に対して誓っているのです。
- dai-ym
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日本の元々の土着信仰って八百万の神ですよ。 単なる多神教でなく、本当にさまざまな神がいてさらに同時に複数の神の信仰ができる。 しかも来るものは拒まず。 七福神の多くもそうですが、元々日本出身で無い神様って日本にはたくさんいます。 また、貧乏神や死神のようにキリスト教なら悪魔と呼ばれそうな神様もいます。 それが日本の信仰なんです。 だから、キリスト教が日本に来た瞬間にキリスト教の神も八百万の神の一つに入れられてしまったんです。 だから別に教会のキリスト教スタイルの結婚式をしてもおかしくないんです。 外国人の方からは複数の神を信仰するなど理解されにくいため日本人は無宗教だ、信仰心が無いなど言われていますが、実際の日本人は、日本で特殊な形で進化した仏教と日本古来の神道が中心になっている八百万の神を複数信仰しているんです。 実際にお墓参りや初詣をしたり、苦しいときの神頼みをしたりと無神論者や無宗教の人間では無い行動をしています。
- Bayonets
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>もしどんな宗教でもいいというなら、日本人のくせになぜ神道式にしないのですか? それが不思議なことに、日本人でも結婚式は神前、葬式は仏前ですよねえ…一般的に(笑 私の場合、結婚は神前でおこなった時周りの反応は格別のものはなかったですが、葬式を神前でおこなった時は周りから不思議そうに言われましたよ。 前の方の回答にもあるとおり、日本の神様は大らかですから、キリスト教で結婚式を挙げても格段の文句は言わないはずですよ。 これは死んでからの方がもっと平等で、神道では死ぬと皆同じく神様になります。善人、悪人の区別もありません。 ですから、靖国神社のように戦死者も戦犯も区別なく、肩書きによる上下もなしにお祭りされていますよね。 >あるいはボンヤリと生きていて神を信じるような信念すら無い人なら無宗教のレストランウエディングなどもありますね?なぜそれらを選択しないのでしょうか? いわゆる人前式も最近は多いですよ。 ま、日本人でキリスト教会で結婚式を挙げる方は殆どの場合宗教とは考えずに挙式していると思いますよ。 日本人とは諸外国のようにあまり宗教に縛られません…そのことが却って明治以後の目覚しい日本の西洋化に役立ったともいえます。 お隣の朝鮮など儒教思想にガンジガラメで近代化に大きく遅れをとりましたし…イスラム原理主義の国など産業革命もできずにいます。 キリスト教にしても原理主義ともいえるカトリックだけなら、あの産業革命は為しえなかったといわれています。 混沌とした世界情勢の中で宗教を超越した次元の日本こそ新しい秩序を造りえる立場になるだろう、とも言われますね。 それはさておき、新年を神式で祝い、神式、仏式取り混ぜた節分を過ごし、仏式の盆行事があり、神式の神輿を担ぎ、キリストの生誕を祝い、一年の締めくくりは仏式で過ごす…素晴らしい日本人ではないですか。 それから言えば結婚式など何式で挙げても良いとは思いませんか?
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お礼
#1~#16の各位 ご回答(単なる感想も含めて)有難うございます。やはり薄々感じてたとはいえ、哲学も信念も無いボケーっとした「大人もどき」が多いのでしょうね。しかもそれを恥とすら思ってないようで。嘆かわしいことです。 なぜ私がキリスト教の結婚式に疑問を持つのかというと、有史以来インカやアステカ・豪州先住民はじめ世界中を迫害した世界で最も獰猛な宗教だからです。日本神道(戦争中の神道は本当の神道ではありませんね)もかつてはいろいろありましたが、キリスト経に比べればまだまだ可愛いもんです。 まして神道式の結婚式は、世界広しといえども日本人しかできないこと(一部の日本オタクの外人は除く)です。キリスト教式なんてどこの国でもできます。なぜその「特権」をみすみす放棄しているのでしょうか? なぜ「いい大人」がそんな獰猛野蛮な宗教スタイルをあえてチョイスするのか?そもそもキリスト教のそういう過去を知っているのか知らないのか?「キリスト教も八百万の神のひとつだよ」というなら、なぜ「大は小を兼ねる」で神道にしないのか? そこが不思議だったのです。 幸いここには冷静且つ俯瞰的に解説いただけそうな諸兄がおられそうなので、もう少し拝見いたします。