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内断熱 壁内通気層
内断熱(ロックウール)とプラスーボードの間に通気層を設ける施工でロックウール側に結露現象が起きないものでしょうか? 業者は、通気層から上昇気流が起きるのて結露の排除効果があると言っていますが、大丈夫でしょうか? 形状記憶床下換気口で冬は閉じ、夏は開く そして屋根裏も手動で開閉できる仕組みです。 冬は多少寒いがローコスト住宅でも耐久性が大事だと思っています。
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- ultra1long
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>プラスーボードの間に通気層 >形状記憶床下換気口で冬は閉じ、夏は開く そして屋根裏も手動で開閉 このような呼吸するとかいった単なるイメージだけで、理を伴っていない構造は、危険です。 換気口を閉じても十分な気密が取れませんから、室内からの流入した水蒸気が冷やされやすく、結露の恐れが高くなります。 また、断熱材の室内側に気密防湿シートが無い構造であった場合には、壁内結露の元となります。 さらに、冷暖房負荷の増大も招きます。 ちなみに、次のような構造・キャッチコピーでしょうか。 http://www008.upp.so-net.ne.jp/integirity/page008.html 訴訟に至った例がありますので、全てお読みになれば、不合理なことがご理解出来るかと思います。 http://www008.upp.so-net.ne.jp/integirity/page006.html 耐久性を得るには、十分な気密を確保するというのが、大切です。 気密は、C値で0.5cm2/m2以下くらい、最低でも1.0cm2/m2以下をクリア出来る構造と業者を選定すべきでしょう(関東以西では、正しい理解のある業者も建築士も10分の1しかいないと思った方が良いです)。 在来軸組では、気流止めが重要です(2x4では不要)。 また、断熱性能は、関東以西で、Q値1.5W/m2K以下に出来るとベターです。。 気密が高い住宅では、室内側を通気したければ、窓を開ければ、超低気密となり、住み手が自由にコントロール出来ます。 偏った宣伝のための本が多いので、それらに惑わされず、下記のような本をご一読されることをお勧めします。 http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B%E6%96%AD%E7%86%B1%E3%83%BB%E6%B0%97%E5%AF%86%E3%81%AE%E3%81%99%E3%81%B9%E3%81%A6-%E5%8D%97-%E9%9B%84%E4%B8%89/dp/4534037996/ref=pd_sxp_f_pt