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満月の正午になぜ干潮?
一応4大の理系卒です。 潮の干満は月と太陽の潮汐力によって起こると言う事はいくつかのHPで知ったんですが、満月の正午だと月も太陽も頭の真上にあります。なのに干潮。なぜなんでしょうか? 釣り好きの素朴の疑問です。
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(地球上で月に近い側だけでなく,月から遠い側でも満潮になる理由は,解決済みとします。) 補足がまだ付きませんが,とりあえず新月の正午だとして答えましょう。 簡単に言えば,海底と海水との摩擦や,海底の地形の影響です。 潮汐力だけで潮の満ち引きが起きるのなら,月がある地点の真上に来る(というか頭上とは限らないので,南中するといったほうがいいでしょう)ときに満潮になるはずですが,実際には摩擦や地形の影響で,少し遅れて満潮になります。 これは場所によって異なりますが,ある地点の遅れの平均値を平均高潮間隔といい,理科年表(理系卒ならご存じですね。丸善発行)に載っています。2001年版なら686ページに出ています。 本州南岸は6時間前後のところが多く,干潮になるべき時刻にやっと満潮になる感じですね。 taropooさんが釣りに行かれるのは,関東から九州にかけての太平洋沿岸ではないでしょうか? 瀬戸内海の何ヶ所かは,11時間前後の値になっており,タイミング的にはむしろ月の南中より少し先に満潮になるといえます。 もっと詳しくは,海上保安庁の「日本沿岸潮汐調和定数表」という本に各地の値が載っています。
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- sesame
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その前にちょっと確認を。 満月の正午だと太陽は頭の真上ですが、月は足の真下(というか地球の真裏)に来ていると思うのですが…。 新月の正午だと月も(見えませんが)太陽も真上に来ますね。ここではどちらの場合でしょうか?
補足
失礼。 満月の正午は、太陽は頭の上で月は足の下ですね。 ただ、満月の場合も新月の場合も正午と午前0時に干潮なります。
お礼
なるほど。6時間というきりの良い数字に何かπ/2の位相のずれなんかが絡んでるのかと思ってたんですが、要は摩擦と地形と言う事ですね。良く分かりました。