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顧客にとっての会計監査の利点とわ?
会計監査に関して三つ質問があります。 1.公認会計士が監査のために顧客を訪れると、顧客は嫌な顔をすると聞きますが、顧客が財務諸表を認定してもらう以外で会計士の監査業務(コンサルティング等は抜きで)から得られる利点みたいなものはあるのでしょうか? 2.アメリカでは大手会計事務所は監査とコンサルティングの業務を分けていますが、それら会計事務所のホームページで監査の分野で顧客に対して金融面でのアドバイスをするというようなことが書いてありますが、これはコンサルティングとどう違うのでしょう?また、どんなアドバイスをするのでしょうか? 3.会計士としての知識を生かして、転職後の自社企業などで成功を収める方がおられるようですが、実際、会計監査という分野から学んでその後に活かせることがあるとしたら、どんなことがあるのでしょうか? どなたかお分かりになられる方がいらっしゃいましたら、ご回答のほどよろしくお願いいたします。
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- dontknockt
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あなたの知識や社会経験がわからないのでうまくお答えできませんが、何かのご参考になれば。 1.公認会計士が監査のために顧客を訪れると、顧客は嫌な顔をすると聞きますが・・・ そんな無神経なクライアントには会った事がありません。内心はわかりませんが、皆さん、表面上は節度と敬意を表されます。 ほかの方々の回答にあるように、ほとんどのクライアントは法律上の義務があるから会計監査を受ける訳です。ただ、コンプライアンスなどに真剣に取り組んでいる会社であれば、監査で受ける指摘やアドバイスも判断材料の一つになると思います。 2.アメリカでは・・金融面でのアドバイス・・をするのでしょうか? 具体的な文面を見ないとわかりません。URLなど貼っていただけませんでしょうか。 3.会計監査という分野から学んでその後に活かせることがあるとしたら、どんなことがあるのでしょうか? 中にはご自分の能力を誇大表示される方もおられるようですが、会計監査自体から企業経営に必要な能力、経験を直接得ることはないと思います。 会計の専門知識が無駄になることはないでしょうが、もっと他の能力がないと経営者にはなれないと思います。
1.について 監査とは、出資者と債権者を損害から守るために、企業の運営が適切に行われているかどうかを検査してその結果を報告することです。経営者にしてみれば自分の行った不正やミスを暴かれる立場ですから、利点なんてありません。ですから経営者から嫌われるのは当然であり、それこそ監査の意義です。 なお、質問で、監査対象先の経営者のことを「顧客」と表現しているようですが、顧客は企業そのものでありその所有者は出資者です。経営者が顧客なのではありません。ですから、質問にある「顧客は嫌な顔をする」というのは違うと思います。顧客である企業にとっての利点は、No.1の方のおっしゃるとおり、資金調達等の際の社会的信用が得られるということに尽きると思います。 2.については存じません。あしからず。 3.について 公認会計士の業務は、会社の運営上の不正や不合理をチェックすることです。また、会計の本来の目的である、適切な企業運営のための情報の収集・提供についての知識もあります。企業に就職したら、社員が不正を行っていないかどうかをチェックしたり、より良い会計システムを構築するといったことに活かすことができるでしょう。
- ok2007
- ベストアンサー率57% (1219/2120)
1について、コメントをさせてください。 これは、金融商品取引法に基づく財務諸表監査について、ということでよろしいでしょうか。 この財務諸表監査業務は、顧客にとっては正に強行法規の下で「顧客が財務諸表を認定してもらう」目的で存在するものですから、適正意見をもらうことによって財務諸表を認定してもらうこと自体は、利点ではなく目的と捉えたほうがよいのではないでしょうか。そして、認定してもらうことにより生じる状況等が利点になりましょう。 その利点は、市場の信頼ひいては社会的信頼を得ること(これ自体も利点ではなく目的でしょう)で資金調達が容易になったり、売上が増大したりすることだと思います。 他にもあるかと思うのですが、今はちょっと思い当たりませんでした。すみません。
お礼
早々にご回答いただきありがとうございます。 質問に関しては、財務諸表監査です。 ご指摘いただきましたように、自分でも財務監査は認定する為の行為と認識しています。ただ、これによって顧客が監査そのものから利益を得られるものかと思いまして、この質問をさせていただきました。 やはり、利点という見方は監査にはないのかもしれませんね。