監査報酬を企業が直接監査法人に払うことについて
私は現行の監査制度は、ある事件の容疑者が好きな刑事を選ぶことができ、容疑者自ら報酬を払い、証拠を洗わせているかのような制度のように感じます。
上場企業は監査報酬が同じなら監査が甘い所に依頼すると思います。
監査法人はいくら企業の粉飾を見抜こうと報酬は増えませんし、むしろ粉飾を指摘すればするほどお客である企業側からは煙たがられ、仕事を減らされるリスクが増えることになると思います。
監査法人のコンサルタント業務は別として、企業と監査法人は監査が甘いことで利害が一致することになるように感じます。
いろんな方に企業との癒着を防ぐために監査法人には重い責任や、ペナルティー、モラルの教育がされていると教えていただきました。しかし、監査報酬を企業が直接監査法人に払うという前提がおかしいのにそれを是正するのではなく、細かい制約を増やしているだけのように私には見受けられます。
せめて企業が監査法人を選べないようにすればまだ独立性は保たれると思うのです。
前提にある、企業が監査法人を選び、報酬を直接払うという制度には、粉飾を防ぐために有効なことがあるのでしょうか。私にはわからないです。教えてください。
お礼
ご回答ありがとうございました。