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消火器の放出点検について

消火器の放出点検について疑問なことがありましたので教えてください。 ある会社の話です。(ということにしておいてください)  3年を過ぎた消火器は、ロット毎に分け半年に一度放出点検を10または20%行う必要があると思います。これは、サンプリングで消火器の機能を確かめる目的と、8年過ぎるまでに中身を詰め替える目的だと理解しています。  前回の消防点検の際に業者の方が「二酸化炭素消火器は温室効果ガスを大気中に放出することになるから放出点検は行わない」と言い結局放出はされませんでした。このときは放出対象にしていた消火器を破棄(リサイクル)し新しいものに取り替えました。これは消防法違反にならないのでしょうか。  ちなみにその職場の場合、詰め替えを実施するよりも、放出点検時に新しく消火器を購入する方が経済的ということで詰め替えは実施していません。 話は変わりますが、もう一点。  大型消火器(たとえばヤマトのYA-100)は中身の薬剤が多く放出・詰め替えが大変ということで放出点検をされていません。 これって法律的にまずいですよね?  私は消防設備のことにしては無知でして、点検ハンドブックを眺めてみたり、会社の手引きを見てみたりする程度で、資格は一切持っていません。それ故、間違って言ってることがあるかもしれませんがご容赦願います。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • phj
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回答No.2

消防法の専門家です。 消防法では以下のように定めています。 「3年を越え8年以内の消火器を1ロットとし、その全数を5年以内に機能点検し、内50%を放射試験とすること」 つまり全部点検しても放射試験(つまり詰め替え)は半分だけです。 しかしこれは粉末消火器の場合で、強化液などの場合は 加圧式のとき全数の10%の放射試験 蓄圧式のとき抜き取り数の50%の放射試験(粉末と同じ) で、ガス式の二酸化炭素やハロン消火器は、指示圧力計か重量によって可否が判断できれば、放射試験は免除されています。 ということで、理由は違いますが二酸化炭素消火器の放出試験は必要ないのです。 うちでも原則詰め替えをせずに新しい消火器に交換しています。理由は放射試験の費用より、新品のほうが安いことと、消火器の構造上、放射してから詰替した場合、詰替えた後も放射能力が維持できるのか本当はもう一度放射してみなくては分からない、からです。 また二酸化炭素消火器の場合は、これとは別に高圧ガス保安法による容器の耐圧試験というのがあります。これも消火器に関しては適正な維持管理(消防法による点検のこと)がされていれば免除という通達が出ています。 大型粉末は詰替えないとまずいですね。。

yuta2
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 放射点検について丁寧に説明いただき大変勉強になりました。

その他の回答 (2)

回答No.3

点検業者です。 法的なことは他の方がおっしゃる通りです。 放射試験の変わりに新品と交換する事は問題ないと思います。お金が発生してなければ。 ただ現実問題・・・皆さんがよく見る赤い消火器(10型)は詰め替えや、新品に交換する業者は多くなってきていると思います。 でも、強化液の消火器や20型以上の消火器、蓄圧式の消火器などはその場で詰め替えることが出来ない関係上、やってないところが多いのが現実だと思います。 何故なら・・・簡単に言ってしまえば手間がかかるからです。現場と会社の距離が近ければよいのですが、遠いとなると腰が引ける業者が殆どだと思います。 でも、法は守らなければならないのでどうするか?その方法の1つが新品との交換です。 消防点検実施要綱には8年以内に機能点検をやらなければならないとありますが、一編にやってはいけないと言うことではなく、おおむね平均になるようにということになっています。 ロット数が少ない場合など3年過ぎた段階で機能点検するのか、8年目にするのかそれは現場サイドでの判断になるわけです。 そこで、8年経過時期に新品と交換し放出したことと同じ意味にしてしまえば、法的に問題はないということになります。 8年以上経過したものを置いておくより、新しいものがあった方が安心だと思います。 このときの注意。 ・契約上、点検料金に機能点検が含まれているのか確認する ・点検料金以外に消火器代のような感じで請求されていないか確認する 点検の一環で交換するのか、ただ単に購入させられてるのかでは意味がぜんぜん違いますのでご注意を・・・ 長文失礼しました。

yuta2
質問者

お礼

詳しく説明いただきありがとうございます。 契約内容も一度確認してみたいと思います。

  • nrb
  • ベストアンサー率31% (2227/7020)
回答No.1

不明な点があればお近くの消防所に電話して聞いてください 消防設備の監督官庁ですから・・・・・ 一番早くて確実

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