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賃貸保証について

賃貸保証サービスを行っている会社に就職内定した友人から 聞かれ、自分もどうなんだろう?と気になったので 他の方の意見を伺いたく質問致します。 賃貸保証というと連帯保証人が見つからない入居希望者の 代わりに保証人を請け負う(?)サービスだと思っていたんですが、 どうやら違うようで・・・ 友達の会社では賃貸保証契約を申し込む段階で連帯保証人が 必要みたいなんですけど、そうなると保証人がいないと 物件の申し込みが出来ないってことなんですかね? (保証契約が条件となっている物件についての話です)。 自分が今の家に入居する時はそういう契約の話は無かったので 今後他の不動産を借りる時の為に参考程度に知っておきたいと 思いました。 もし実際に契約されていた方がいらっしゃったら、 どういうものなのか伺いたいです。

みんなの回答

noname#203300
noname#203300
回答No.1

 大家しています。  結局、大家としては個人で立てて頂く保証人様が余りにも信用できない(保証人の役目を果たさない方が多すぎる)ので保証会社を介在させることを考えるのです。  個人で立てて頂く保証人様の場合、大家は滞納が2、3ヶ月続くと保証人様に連絡し代わって滞納分をお支払い下さるように連絡します。この時点で『本人に言って払わせます。』とか言われるのがほとんどのようです。中には『そんな金はない。』とか、『私は関係ない。』とか言い出す保証人もいるようです。何のための保証人かわかりませんね。  借主が二進も三進も行かなくなって滞納が嵩んでも、個人の保証人ではせいぜい必死に借主に、もっと安くて自分で払える家賃のところに引っ越すように説得することしか出来ません。そして最後には大家は多額の金と時間を使って『明渡し訴訟』を起こすか、『訴えるならどうぞ。』と自力救済の道をとるかの二者択一です。大体この時点で個人の保証人は裁判所からの『特別送達』を受け取って事の重大さに気付き慌てるようです。  ところが、保証会社を介在させると半月も遅れれば大家は保証会社に『事故報告』をします。私の知っているところでは皆、大抵半月以上遅れた事故報告は『免責』になってしまいますので『ちょっと待ってください。』『まぁ、待ってみましょう。』は通じません。『事故報告』すれば、早いところではその月末には家賃が借主に代わって振込まれます。立替えた家賃分を取り立てたり、滞納が続いて明け渡しを交渉?したり、裁判して追い出すのもみな保証会社がしてくれます。これが全て借主さんの負担で保証会社を頼めるのですから大家は“お得”ですね。  保証会社の方も、余りにも滞納して平気な人が多いので更に個人の連帯保証を要求するところも出てくるでしょう。保証会社によっては連帯保証人ありと、連帯保証人無しで保証料を変えているところもあります。  私などは、保証会社という存在自体、借り手に不利なものだと思いますし、まじめにきちんと家賃を支払ってくださる方や、万一の時にしっかりと保証をしてくれる保証人様がいれば不要な出費とは思いますが、平気で家賃を滞納し、滞納しているにもかかわらず“居住権”を主張する奴がかなり出て来て、またそういう輩まで手厚く保護する借地借家法があり、実際、法と判例?に従えば、6ヶ月も滞納の実績を待ち、高い弁護士料を払って、更に半年近くの裁判期間を要するとなれば、多くの大家さんがこの『保証会社』の保証を契約の条件にするのは止むを得ないことだと思ってしまいます。  ただ、不動産会社の話では、最近保証会社の取立てが余りにも強行なのが反って大家さんたちに嫌われて敬遠される傾向も出てきたようです。でも、保証会社だって必死で取り立てないと、平気で滞納できる輩なんて、甘く見たら図に乗るような奴が多いでしょうから大変なのは理解できます。

noname#205525
質問者

お礼

ありがとうございます。 さすが大家さんをしていらっしゃるだけあって、とても 分かりやすい回答でした。 友達に聞いたら連帯保証人については勘違いしていた ようで、その会社では連帯保証人がいなくても契約 できるそうです。 でもin_go-ingさんのおっしゃったように、連帯保証人の 有無によって保証料が違うみたいです。 とても参考になりました。 ありがとうございます!