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エネルギー準位
こんにちわ 大学のテスト勉強でエネルギー準位について勉強してるのですがわかりません N2分子ではδ軌道のエネルギー準位がπ結合のものより高くなっているのですがどうして高くなるのかわかりません どなたか教えていただけませんか?
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どこかにあった説明の受け売り: 2σg は 2s から, 3σg は 2p からできます. ということで, 2σg と 3σg が再混成するときの割合はもともとの原子における 2s と 2p のエネルギー差に依存します (エネルギー差が小さいほど混成の割合が大きい). そして, N と O では N の方が 2s と 2p のエネルギーの差は小さくなっています. そのため N2 における 2σg/3σg の混成は O2 における混成より強く, 従って N2 の方が「2σg はより低く 3σg はより高く」なります. これと, 「O が N より核電荷が大きい」ことによる全体的なエネルギーの低下とからんだ結果「N2 と O2 で 3σg と 1πu の準位が逆転する」んだそうです. 受け売りなので突っ込まないでください.
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δ軌道ではなくてσ軌道だと思います。d-d結合ではないから。 理由は、私には分かりません。(笑) 説明は、↓東大、教養の無機化学ノート。N2の分子軌道の処をご覧下さい。 http://www.frad.t.u-tokyo.ac.jp/~miyoshi/InCh2001/sect6.html 「2σgと3σgが反発を起こすため」と説明してありますね。 一般には「対称性が等しい軌道同士は再混成する」のが普通です。そのため元々低い2σgをさらに低く、高い方の3σgはより高くなるという現象が起きます。 添え字のgは「gerade」、uは「ungerade」だと教わりました。対称操作に対して不変か、逆転かを表しているはずです。
お礼
δ軌道ではなくてσ軌道でした 間違いを指摘していただきありがとうございました
お礼
受け売りでもわかりやすいです ありがとうございます