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小説に余り興味がないのにプロになった小説家を知りたい
プロの小説家というと、元から本の読み書きが好きだったり、物語を作るのが好きな人が多い印象があるのですが、逆に、大して小説創作に興味がなかったのに、プロになったという方が知りたいのです。 「お金になりそうだから」とか、「自分にはこれが向いていると思った」というような、好き嫌いとは関係のない理由で作家になった方たちのことです。 ぱっと思いつくのが、森博嗣(ビジネスとして参入できそうだったから)や村上龍(食べていくための仕事として選択したから)なのですが、こういう感じの作家さんが他にもいたら教えてください。 個人的に、好きが高じて作家になった方よりも、こういったビジネスライクな作家さんの小説の方が面白いと感じるので、是非知りたいです。
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英国の作家イアン・フレミングもそうです。この人は戦争中英国の情報部にいて、いろいろ経験したのですが、それをネタにしたら、今までにない面白いはなしが書けて、売れて、遊ぶカネができるだろう。 そして、カジノ・ロワイヤルという小説に007というキャラを作ってかきました。 ハッキリとインタビューで、遊ぶカネが欲しいから書く、と言っています。 ボンドがいいホテルとまったり、いいもの食べるのは、自分がしたいし、またしてきた事だから、ともいいました。なので映画に合わせて書く事もしました。その意外な一例が、チキチキバンバンだったりするわけです。
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- kurukuru
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室井祐月さんは若い頃、金になりそうな仕事を求めて転々としているんですが、ホステスをしている時にやけに羽振りのいいお客さんがいて、 そういう人達の職業が作家だというのがわかり、 「作家は儲かる」と思って初めて小説家を志したそうです。 男性の作家さんたちが、女の子をたくさんはべらせて、取り巻き(編集者?)にチヤホヤされながら飲んでる様をよく目にしたんですって。 とはいっても、文章なんか書いたこともないから、 有名な作家さんの本を丸ごと真似して書き写して、 文章の書き方を覚えたそうです。 すごいですよね(^^;)
- doorakanai
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夏目漱石 正岡子規に誘われて俳句をやっていたが、子規が亡くなり 消沈していたところ、高浜虚子が編集する雑誌に 何か書いてくれ、と頼まれて猫の話を書きました。 虚子「題は?」漱石「どうにでもしてくれろ」 虚子は最初の一文をとって「我輩は猫である」を掲載しました。 一度だけで終わるはずが、続きを書けとせがまれ 連載小説になりましたが、漱石自身が飽きてきて 最後で適当に猫を死なせて終わりました。 何ともやる気のない話ですが、その後の作品はあの通り。
お礼
回答してくださった皆様、どうもありがとうございました!