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主語述語のない英文ってあるんでしょうか?

Any book of which we say to ourselves, when we have done with it,‘That is a good book', we find to be so by virtue of the writer's personality which we have been in contact with: we say so, possibly, because we find that our own self has been affected, even though for a while. 意味は解るのですが、私にとっては非常に奇妙な英文です。どれが主語でどれが述語なのか・・・会話などでは文法に関係なく、心に浮かんだ気持ちを次々と羅列していくようなことも体験しておりますが、書かれた英文では余りお目にかかったことがありません。 一部を抜粋した英文だからか、私がこういう英文に慣れてないから違和感を感じるのか、それとも we find to be so のwe、we sayのweが主語なのか、どうもよく分かりません。どなたかこの英文を解剖して教えて下さいませんか。それから、「:」はどういう時に、どんな意味で使うのかも教えていただけませんか?

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  • T-Simoo
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回答No.2

[1-1]【Any book{of which we say to ourselves, when we have done with it, ‘That is a good book'}】, [1-2]【we find to be so by virtue of the writer's personality {which we have been in contact with}】: [2-1]【we say so, possibly, {because we find that our own self has been affected, even though for a while.} 】 会話文ではない文章に主述のない文章などほとんどないと考えてください。 以下に、構文の推測の過程の一例を説明します。 ●まず、コロン(:)があることに注目します。上の文章は[1]と[2]の二つから構成されているようだ、と推測します。[2]は別の文にしてもいいところですが、コロン(:)でつなげて付加的説明あるいは言い換えなどを述べることができます。 ●次に[1]の主節と主語、述語を探します。まず、第一候補は冒頭のany bookです。すぐとなりのof which節に修飾されているのは間違いないけれども、コロンの前まで行ってもこれを受ける述語が見つかりません。この時点で候補から脱落です。先頭の名詞が主語でない場合には、主節の目的語か補語であることが考えられます。 ●次の主節主語候補は、'that is a …'のthatとwe findのweですが、引用符のないweの方が有力そうです。従って主節述語はfindのようです。 ●we findを見るとto不定詞があるので、SVO(to be)Cの形(OをCであるとわかる)のようです。しかしwe found以下には目的語らしいものがないので、冒頭のany bookを目的語にとれば全てがおさまりそうです。 ●あとはany bookにかかる関係代名詞節の中に、副詞節when節が挿入されていることを見ぬけばOKです。 「読み終えたときに「いい本だった」口をついて出るような本は、……の美徳からそのように思えるのである。おそらく、……と分かるから口をついて出るのだろう」

0123gokudo
質問者

お礼

丁寧な回答ありがとうございます。やっぱり主語も述語もあるんですね。Any bookがどうしたかどうなるか、書いてるんだろうなと予想しながら読んで行くのですが、前文の説明ばかりが続いて、二階に上がってから梯子を外されたような感じでしたが、we findの目的語と捉えたら、ちゃんと着地できたような気持ちになりました。

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  • ucok
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回答No.1

イギリスのライターやアメリカの学生がよく書く類いの文です。小難しくて日本人には不評ですが、好きな人は、あえてその小難しさを楽しんでいるといっていいでしょう。和訳する場合は、ある程度、すっきり整理したほうが洗練されます。 さて、このような長文で主語もへったくれもないような気はしますが、一応、主語は「we」ですね。ええと、「we find to be so のwe」と「we sayのwe」は同じ人々を指しているわけでして。で、まさしく、「:」をどういう時に、どんな意味で使うのかがポイントかもしれませんね。書く人のクセにもよるようですが、たいていは「Aである:BだからAである」とか「Aである:Aを詳しく言うとBということだ」などという感じに使われます。BがAを補足する感じですね。 なので、前半は「we find to be どうたらこうたら」と言っていて、後半で「we say『we find to be どうたらこうたら』、なぜならばなんたらかんたら」と言っているわけです。

0123gokudo
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 <<イギリスのライターやアメリカの学生がよく書く類いの文です>>--イギリス人は小難しくて気取ったところがあるように思っているので「やっぱりそうか」という思いです。しかし、アメリカの学生が好むってのは何故なんでしょう? ロバートリンドやモームの書く内容が好きで読んでみたいと思っているんですが、ひょっとしてこんな小難しい文が頻繁に出て来るのかな (T_T)