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余命半年の父。 何を伝えておくべきか、何を聞いておくべきか。
先日、父がStage4の食道癌で、余命宣告を受けました。 「まだ若すぎる」という気持ちと、「でも助かるかも」という気持ちが入り交じりつつも、まだ実感がありません。 入院した当初からずっと(この時はすぐ退院出来ると思ってたのですが)、土日を父の病室でテレビを見たり、他愛のない話をしたりして(私が口下手なのと、父が発声が辛い為、ポツポツですが)一緒に過ごしています。 勿論治る希望を失わず接するつもりですが、身内は疎か、知り合いの「死」からも縁が遠かった為、送られる側の気持ちも到底分からず、送る側の送った後の気持ちも分からず、でも後で後悔は、したくないのです。 もし良かったら、生きている間に出来る事、やっておけばと思った事、教えて下さい。 もう会えなくなるなら、その前に伝えておけば良かったと思う事、話しておけば良かったと思う事があれば、教えて下さい。 お願いします。
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ご本人は自分の状態はご存知なのですね?。 その前提でお話します。 まずは「実利的」な事から話さねばいけません。 良いお話ばかりでは無いのですが、ご了承下さい。 それと、質問者様だけを規定しての回答でもありません。 「ご家族が」という意味で解釈下さい。 まずご本人のかけられている「健康保険・死亡保険」の証書と内容の確認です。 それと「負債」の存在があるかどうか、と言うこと。 あと「遺産」について、わからないことがあれば問い合わせておくことです もし「遺書」を書かれていなかったら、本人のご希望にしたがってですが作成し、確認の後、公証役場などへ預託して下さい。 これはどちらかと言うとお母様や、お父さんの親戚や兄弟のお仕事かもしれません。 あまり良い話しじゃないですね。 しかし「生前の本人で無いと」知り得ない情報と言うのは、意外と多いものなのです。 死後には、いろいろな「混乱」というのが、誰であっても事の大小はありますが、こういったことは起きえます。 ご本人が亡くなったあとに「気力を振り絞って」事の清算に当たるのは、大変な苦痛を伴います。 ですので、そのへんはしっかりと見極めて置かれるようにしてください。 恐らくはご本人が一番考えていらっしゃるはずですので、大丈夫とは思いますが。 本題になりますが、肝心なことは「自然体で居る」事だと思います。 「後悔」は「引きずってしまう限りは」止まりませんから、後になって「こうした方が良かった!」と悔やまぬために、策を講じることはせずに「自然体」で居るのが一番だと考えます。 今日のお天気の話しをするだけでも良いのです。 交わした「言葉」は、それ自体が「魂」となって、質問者様に宿ります。 その数々が「宝物」になると思います。 焦ったり、慌てたりするのは「言葉の中の魂」を見えなくさせるだけです。 ひとつひとつの「会話」に「真心」を込め、相対することです。 これから起きるであろう事…その「立場」は、いつの日にか逆転することになるでしょう。 「役回り」は180度転回し、そのとき「ああ、あのときはなぁ…」と、昔の記憶が甦ることになるでしょう。 立場が逆転することで、昔抱えていた「疑問」は、解消されて行くのです。 これが「輪廻」であり「魂の相続」だと思います。 人はキチンと生きてさえ居れば、キチンと「答え」を出して、その生をまっとう出来るのです。 今はあなたが「受け取る」番です。
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- kiki01
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私は最近父を亡くしました。 私の感想ですが、特別なことはしない方が良いのではないでしょうか。 普通の日常の積み重ねが思い出になると思います。 後悔したくない。。。気持ちはわかりますが何をしたって後悔しますよ。 それよりもそんなに頑張らないで、普通に接して普通の楽しい生活をすごされた方が良いのではないでしょうか。余命宣告を受け入れただけであなたは十分に頑張っていると思います。 私は、No1の方の意見を見て胸が熱くなってしまいましたけど。
お礼
有り難うございます。 多分一番の幸せは普通の毎日だっただろうと思うので、特別な事はせずに普通の毎日を・・・・・・そうですね。 今からしてあげられていたであろう事を短期間に濃縮しようとするのも、ちょっと変な感じになりそうですものね。 >後悔したくない。。。気持ちはわかりますが何をしたって後悔しますよ。 話には聞いてましたが、やっぱりそうなんですね。 でも何もせずに後悔・・・というか「あっ!**して欲しかったんじゃないだろうか。どうして気付かなかったの!」という防ぎようがある事は出来るだけ避けたかったのです。 よく考えると後悔というのはちょっと違うかも知れないです。 江原さんや美輪さんなんかだと「大丈夫よ、亡くなってからもあなたの思いは通じてるわよ」とか言うかも知れないですが、私はその辺の存在は分からないので、生きているうちに伝えられる事は伝えたいと思ったのです。 ・・・お礼内容とは少し横に逸れました。。。 ご回答下さって有り難うございました。
生前聞いておきたかったことは「迷ったり、悩んだりした時、お父さんならどうする?」と言うことです。「親の言うことに間違いはない」という言葉を耳にした時、もう聞くことさえ出来ないんだなぁと思いました。 伝えたかったことは、生んでくれた感謝です。 私を授かったとき色々障害や反対があり大変だったと聞かされました。 10代の頃、事故で父を亡くしたので「ありがとう」も「ごめんなさい」も言いそびれました。
お礼
最初は自分でもよく分かってなかったのですが、私がこの質問で訪ねたかったのは >生前聞いておきたかったことは「迷ったり、悩んだりした時、お父さんならどうする?」 と言うことなんだな・・・と分かりました。 両親に「こんな時、どうしてた?」と聞けるようになったのは、まだここ数年の話だけど、これから父の年齢まで30余年、この先どんな「こんな時、どうしてた?」が出てくるのか・・・という事を聞きたかったように思います。 色んな辛い事もあっただろうのに、愚痴も言わずに日々変わらず淡々と生きていっていたように見えるのだけど、何を考えていたのか、どう乗り越えていたのか聞きたくなる日が来るように思えるのです。 belial730さん、ご経験も含め、書き込んで下さって有り難うございました。
- localtombi
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余命の問題はお父様もご存知でしょうか? その有無によって現実的な問題が出てきます。 私の父も亡くなりましたが、本人から、通帳のカード暗証番号から保険の被相続人の内容から全て教えてくれました。 要するに、亡くなってしまってからはお父様名義のものは一切手が付けられなく(預金など下ろせなくなる)なることを知っておいて下さい。 車の名義変更も面倒くさくなりますから、今のうちに済ませておくべきです。 ステージ4ということは転移している可能性がありますね。 せめて、食べたいもの、見たいもの、行きたいところには行かせてあげましょう。 自分のケースとしては、玉川温泉やローソク温泉などの湯治に行かせてあげればよかったと後悔してます。
お礼
ご回答有り難うございます。 余命に関しては、まだ本人には言っていません。 でも薄々気付いているかなという感じです(インターネットで調べればすぐ分かる事ですし・・・)。 取り敢えず摘出手術は終わり、ただ大動脈付近のリンパに転移があった事から(摘出しましたが)、他の部分に転移している可能性が非常に高く、再発すれば余命半年・・・と言われている状態です。 再発さえしなければ、再発したとしても時期によって、余命が変わって来るし、まだ希望もあるので、まだ言っていないのです。 No4さんも仰るように、現実的な事が沢山あるようですね。教えて下さり、有り難うございます。 食べたいもの、見たいもの、行きたい所は、沢山ありそうです。車の運転が好きなので、元気なうちは、車で家族で温泉というのも良いですね。
生きてる間に達成したい事があれば、それを叶えるしかないですね。 いっぱいあると思いますよ。
お礼
何かの折にそんな話になった事がありますが、父も母も「やりたい事は大体やったし、今死んでも後悔ない」と事ある毎に言います。 その立場になったら変わるのかも知れませんが、自分に置き換えて良く考えても、特に「これをやり残した!!」という事は、ないのです。 生き続けていく為に、これはやっておきたいという事なら少しはあるのですが・・・ 有り難うございます。
私は、お父さんの子供で幸せだよ、お父さんは世界一のお父さんだよ。
お礼
ありがとうございます。おやさしい方ですね
お礼
有り難うございます。 実利的な事は、No3,4さんに教えていただくまで、全く気付きませんでした。 特に後半は、良いお話、有り難うございます。 質問させていただいて良かったと思いました。 普段は目の前の事しか考えていなく、自分が逝く立場になる日が来る事、 その時に疑問が解けていく事、誰かに疑問を残していく事 ・・・確かにそうですよね。考えた事、なかった。 こうして質問して、お礼を書きつつも、「まだ希望もあるのに、縁起でもない事をやっているな」という気持ちがしています。 やっぱり自然に今まで通り接するのが一番ですね。 父も私も無口な方なので、あまり会話が発生せず、時間は過ぎていくし、変な焦りみたいなのが出てきてました。 書いていただいた事、忘れません。本当に有り難うございました。