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EU外交に対して言語学的なアプローチ、研究、発表
大学のゼミナールで、EUと言語を絡めて、何か研究して発表したいのですが、何か面白いテーマはありますか? まだ1年生なんですが・・・もうゼミナールを決めなくてはいけません。 将来はヨーロッパの空港会社で英語を使って仕事をしたいと思っています。だから、EU外交、EUの歴史、とにかくEUについて興味がある上、 通訳の仕事もしたいので、どういうテーマで研究を進めていけば、将来 役に立つのかなぁと悩んでいます。 今のところ、EUの公用語についての問題は、何かないのかなぁと思いついているのですが・・・。
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素人の思い付きです。私自身の興味です。 ヨーロッパには多くの言語があります。従って、それに伴う問題も多数あります。大雑把に問題を二つにお分類しましょう。 1.有力な言語 2.地域的な言語、少数言語 A.EU欧州連合には23(?多分)の公用語があります。誰かが会議で発言すれば、その内容は直ちに22の他の言葉に翻訳/通訳されます。その費用は年間1800億円と聞いています。 B.欧州評議会(欧州連合とは別の組織)には地域的な言語少数言語をその文化も含めて保護する憲章があります。これまたお金が掛かります。古代ローマの言葉がスイスアルプスの谷間に残っていたりするのです。(日本でもようやく、アイヌの存在を尊重するという国会決議がなされました。) C.個々の国でも、似た問題があります。多言語国家は沢山ありますから。 例えば、ベルギーです。公用語はフランス語、オランダ語(フラマン語)、ドイツ語ですが。その他の大きな言語として、ワロン語があります。国会での発言は、公用語の間の通訳がなされます。(この点を確認中です。) スイス国会では、公用語であるフランス語、イタリア語、ドイツ語の間の同時通訳がなされます。(確認済み)スイス連邦全体の公用語ではないロマンシュ語(上記の古代ローマの言語)は国会の通訳はありませんが、該当地域での保護は大問題です。
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>EU外交に対して言語学的なアプローチ、研究、発表 >EUと言語を絡めて、何か研究して発表したい 質問自体が定まっていないように見受けますが、EUを言語学的に研究したいなら、対象になるEUを十分知る必要がありますね。EUの加盟国、その広がり(拡大)を見るだけでも言語が大きな問題になっていることが理解できるので、そこから課題が浮かんでくるでしょう。 現在、言語に関して膨大な費用がEU本部及び加盟国で発生しています。(公用語による翻訳、通訳、印刷など)そこで国際共通語(人工語)であるエスペラント語を活用すべしという話題が根強くありながら、フランスの強い抵抗で正式討議(採決)に到っていません。後発参加組みの東ヨーロッパ諸国がエスペラント公用語化を推進しています。言語大国意識諸国が不必要な費用を湯水のごとく使っているといえます。 言語の世界にはまだ民主主義はないと言えます。 http://www.2-2.se/ja/8.html http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/eu/index.html http://www.lib.hit-u.ac.jp/service/tenji/eu-lang/policy.html