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関係代名詞と語法、疑問文に関する質問
- 関係代名詞は名詞を省略する形容詞説であるが、前置詞の名詞が先行詞の場合、目的格省略も可能であるか
- exceptとexcept forの違いについて説明してください
- 一般動詞の疑問文において、疑問詞の後にdo、does、didが必要なのか、省略することができるのか
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はじめまして。 ご質問1: <関係代名詞は目的格省略だけが可能ですが、この場合目的格省略もできるのですか?> できます。 1.前置詞をとる動詞は他動詞ではない、と言われていますが、前置詞をとる句動詞がイディオムとして他動詞的に使われることがあります。 例: look at him「彼を見る」 laugh at him「彼のことを笑う」 2.その場合は、前置詞の目的語として名詞を前置し、関係詞を省略して前置詞が節内に残ることもあります。 例: The person (whom/who) I’m looking at is my father. 「私がじっと見ている人は、父です」 3.前置詞が後置されず関係詞の前に置かれる形であれば、関係詞は省略できません。その場合はwhoよりもwhomを用いるのが一般的です。 例: The person at whom I’m looking is my father. 「私がじっと見ている人は、父です」 4.ご質問にあるrelax withは句動詞ではありませんが、前置詞と名詞との関係が明確な場合は、前置詞を節内に残して関係詞の省略ができます。 例: The thing (which) we write on is paper. 「(その上に)書くものとは用紙です」 The thing (which) we write with is a pen. 「(それを使って)書くものとはペンです」 The thing (which) we write about is a subject. 「(それについて)書くものとは主題です」 これらはwriteにまつわるイディオムとしての句動詞ではありませんが、先行詞と後置前置詞との関係が明らかな場合は、このように目的格の関係詞を使って省略することも可能です。 ご質問2: <exceptとexcept forの違いはなんでしょうか??> 1.意味はほぼ同じですが、 exceptは主に否定文 except forは肯定文 に使われるのが一般です。 2.exceptは否定詞と相関的に呼応することがあり、butと同じような働きになります。 例: This book has no blunders except(but) a few mistakes. 「この本はわずかな間違いを除いては大きなミスはない」 ご質問3: <おそらくwhatは名詞が一個欠ける疑問文なんで主語が欠けてるんでしょう> その理由ではありません。 1.これらの疑問詞に動詞がいきなり来れるのは、これらの疑問詞が「疑問代名詞」だからです。 2.疑問代名詞は「名詞」なので、「主語」の働きをすることができます。 3.その働きの時には、主語として疑問詞の次に動詞を置くことができるのです。 4.なお、その場合は、これらの疑問詞は現在形では「3人称単数扱い」になりますから、動詞も3人称単数に一致させます。 例: Who go there?(X) Who goes there?(O) 「誰がそこに行く?」 5.従って、疑問代名詞ならこの用法が可能です。 例: Who made it?「誰がそれを作ったの?」 What made him happy?「何が彼を幸せにしたの?」 Which makes me happy?「どちらが私を幸せにしてくれるの?」 ご質問4: <こんな文の場合do, does, didなど疑問詞の後に置かなくてもいいですか?> いいです。 疑問代名詞は3人称単数の主語扱いになりますから、いきなり動詞を持ってくることができるのです。 以上ご参考までに。
お礼
全て納得しました。詳しい説明と解説をありがとうございました!