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家業の跡取りについてアドバイスをお願いします。
私の父親は小さな製造会社を経営しております。 私には姉と妹がいますが、男息子ということもあり 父親も私が小さいころから跡取りに なってくれるのでは、とうすうす期待していたのだと思います。 しかし、私はもとから家業の業種にはまったく興味はなく(わがまま?)継ぐ遺志はまったくありませんでした。 しかし数年前、とある事情がありまして有無を言えない状況で 父親の会社に入社することになり、5年間ほど在籍しておりました。 その際、改めて家業の状況が厳しい(業種的にも) 会社内の人間関係が完全に崩壊している。 全社員、仕事をやらされている、たった十数名の中で 派閥があり、全員が社長と接しづらくおもい、 社長の逆鱗が怖いという理由のみで仕事をしている 社長のお気に入りたちは経営状況度外視で すき放題のことをしている という状況です。 私が在籍していたころ、ほとんどの社員からそれに対する 愚痴を散々聞かされて参りました。 そして去年、本来自分の目指したい業種に転職をいたしました。 このときに初めて、私は知らないうちに会社の取締役にされており、 跡取りとして考えていた、ということをしりました。 ですが、交渉の結果、転職を許してもらえました。 そしてこのたび6年以上交際している女性と結婚をしようとおもいまして、家なども借り替えないといけなく思い、 家を借りる際の保証人になってくださいとお願いしにいきました。 しかし、父親はここへきて 家業に戻ってほしいと言い出したのです。 いえ、はっきりとはいわないのです。 「自分から苦労を買って出ることはない」 「家業という基盤があるのだから、自分にとって有利な状況を選択 したほうがいいのじゃないか?」 「やりたいことがあるなら、家業をついで、事業転換を図ればいいじゃないか?」 「身内に対する信頼をなくすぞ」 と、遠まわしに言ってくるのです。 しまいには、 「今まで彼女と5年間も結婚しなかったのは不自然だ」 などといいはじめ、 逆上し、会話が成り立たなくなる しだいです。(昔からこうなのですが、、、、) 実際、家業に在籍していたころ、自分の仕事に対する未熟さ 世間の狭さ、を痛感し、どのみちこの会社をつぐにしても 私には力不足だなぁ、と痛感していた面もあり、 家業を継ぐにしても、外で働くにしても、 このままだとまづいな、生きてく自信ないな、、、 とおもっていました。 さらに、家業は父親の技術力のみで成り立っていて 営業活動等しなくても「つて」をあたることで ぎりぎり経営しているという状況です。 むしろ、経営が厳しいのに、事業の方向の見直しすら考えてないようです。 なのでそれが自分にとって有利な道とはどうもおもえないですし、 おそらく私が事業継承したところですぐに倒産は免れないと確信しております。 それに、ようやく私も自分自身と向き合って、生きるようになって これて、先々の展望を考え、意欲的に物事を考えていたところです。 だから、家業を継ぐということを断りたいと思うのですが、 反面、 今まで自分が何不自由なく飯を食ってこれたのも、学校に行けたのも 父親と家業のおかげですし、 家業をつがないと父親が悲しむのでは? 家業をつがないと、私と婚約者が身内から村八分にされるのでは? こんな状況の会社を自分が変えるべき? という、 感情感謝同情世間親族といった自分以外に対して義務的に気をつかう ような考えが湧いてきて、どうにも頭の中が鍋みたいに 沸騰しています。 みなさんだったら、この場合どうお考えになりますか? やはり、家業を継がないのは甘えでしょうか? それとも、自分の道を歩くのは正しいことなのでしょうか? どうかアドバイスをよろしくお願いいたします。
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質問者が選んだベストアンサー
あなたが本当にやりたいことをすべきではないでしょうか。 彼女を親戚から守るのはあなたです。自分の意志をはっきり宣言しその選択に彼女は従ってくれるのだとするのなら。 お父様との話し合いをよくすべきです。会社を立派にやってこられたことや技術力、育ててくれた事に感謝と敬意をはらいつつ、在籍した折に見聞したことや自信の未熟さや力不足を痛感したことをありのままに話し、自分がここではやっていけないしまして潰すわけにはいかない、自分の道を見つけていつか親父のようになりたいんだと敢えて厳しい状況に向かうべきだと思います。 「有利」と言われてますが、人生をそんな基準で物事を判断すべきではないと思います。 厳しいことを書きましたが、これからをともにする彼女ともよく相談して決めてください。
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- totoroba
- ベストアンサー率39% (48/121)
もし本当にお父様の会社が倒産の危機にあるとしたら、 自分の道を歩く云々の話ではないと思います。 資産状況や借金の大きさにもよりますが、 無借金経営でもない限り「今日で会社止めます、ハイさようなら」 とはいきません。 倒産には廃業、民事再生などいろいろな形があり かなり大変な労力が必要になります。 銀行、取引先、株主、従業員等との交渉にくたくたになります。 たくさんの信頼関係によって会社経営は成り立っていますのに それを一つ一つ切っていかねばならないからです。 会社を清算したはいいけれど、抜けがらのようになって 亡くなってしまう高齢の経営者の方もいます。 (資産が足りなければ個人も民事再生ということになり 家族バラバラになることさえあります。) その時に後継者となるべき息子さんがいるかどうかは 大きなターニングポイントになります。 再生できる可能性が出てくるからです。 私の心配しすぎだったらごめんなさい。 もし自分の道を歩むにしてもお父様の相談相手には なってあげてくださいね。 経営者はもしもの時ほんとうに孤独ですから。
お礼
返信遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。 totorobaさんからのご意見をいただき、父親から言われることを のべつまくなしに突っぱねていた自分に反省することができまして いろいろと改めて考えることができました。 ありがとうございました。
- tiltilmitil
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本田宗一郎氏は、息子に跡を継がせるどころか入社すらさせなかった。一例ですが、多少は気が楽になりますでしょうか。
お礼
返信遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。 おかげさまで最近になり、状況もだいぶ落ち着いてきたので 本田宗一郎氏に関する文献を読んで見たいなと思いました。 ありがとうございます。
- sakiganai
- ベストアンサー率23% (8/34)
私の意見は、貴方が従業員の給料(十数名)を毎月支払う責任+義務=自信が無いのなら、貴方が書いている、感情、感謝、同情、世間、親族、ETC全て無です。一人でも従業員を使用するのなら、其れだけの覚悟が無ければ、事業は出来ません、親族会議+を開いて貴方の姉、妹にも会社を引き継ぐ意思があるか、否かを皆で協議しましよう。身内の中に私が引き継ぐ、という人が現れるかも知れませんよ。貴方が毎月何百万円もの、お金を準備する(給料)自信が無い以上、家業は貴方は継がない,継げないでしょう。
お礼
返信遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。 そうですよね… 実際、従業員の給料(十数名)を毎月支払う責任+義務=自信 というのは、現状の私にはとうてい持つことのできないものです。 それなのに、感情だの感謝だのいっているのも私自身傲慢な考え方 をしているな、と思いました。 むしろ、自分自身でほかの事やりたいからそうさせてほしい という考え方のほうが誠実ですよね… あらたに気づくことができました。ありがとうございました。
お礼
返信遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。 ご意見いただいて、自分の考えの甘さに改めて気づくことができました。 そうですよね、自分のやりたいことをやる=自分の責任=彼女を守るのも自分ですよね。 あれから何度も彼女とも家族とも相談しました。 「有利」という件についても、皆さんのご意見をいただいて、自分の考えの甘さ、人間的な未熟さのままで家業を継ぐなんて、自分中心の言い方してしまいますが、むしろ「不利」におもいます。 それに、今、家業を継がなくても、それが、人生において最終決断ではないということに最近きづきました。 先のことも重要ですが、今をこなさいと先はこないのだな、 そして、 今自分に必要なことを最終的に選ぶのは自分なんだなとおもいました。 ありがとうございました。