・「ラブリー・オールドメン」
ビリー・ワイルダー監督作「アパートの鍵貸します」の名コンビ、ジャック・レモンとウォルター・マッソー(そういやこの二人、『JFK』でも共演してましたね)が主演をつとめるお笑い映画。
現役を退いた老人同士の過激な「恋の鞘当て」を描く作品でして、私はこの映画を見てトシ取るのが怖くなくなりました。
ジャック・レモンが演ずるのは元高校教師。その「お父さん」が90歳を過ぎても今だ健在で、ショボくれ気味の息子に向かって、
「ワシにお前くらいの若さ(息子は60歳台)があったら、ワシは今ごろ街中の女とヤリまくっとるぞ!」
と叱咤激励するのにはいやー笑ったわらった…って、シモネタでどうもすいません。
まあそういう次第で「分別のつく大人のための、おしゃれなラブコメディ-但しシモネタつき」なのであります(正面切ったシモネタは無いんですけどね)。
ちなみにこの映画、アメリカ本国ではヒットしたんだかどうだか、
・「ラブリー・オールドメン/釣り大将LOVELOVE日和」
という、あんまりにもあんまりな邦題を付けられてしまった続編もあります。
前作がお気に召したらこちらもオススメ。