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自動火災報知設備について
- 自動火災報知設備についての疑問とは?「自動火災報知機」という名称に「手動」が必要な理由とは?
- 自動火災報知設備に関する疑問について解説します。「自動火災報知機」という名称にはなぜ「手動」が必要なのでしょうか?
- 「自動火災報知機」という名称についての疑問を解説します。なぜ「自動」でも「手動」でも良いのではなく、「自動火災報知機」という名称なのかについて説明します。
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質問者が選んだベストアンサー
消防設備の専門家です。 自動火災報知設備(自火報)と言う名称は、もちろん24時間365日人が居ようと居なかろうと、ずっと監視を続ける設備だから「自動」と言う名前がついています。 ではなぜ手動の部分があるかと言うと答えは 「人間が確認するのが一番間違いが無いから」です。 自火報の場合、必ず誤報の問題が付きまといます。防災要員のマニュアルには、自火報が火災を感知したときに、必ず真火災か誤報かを確認する事になっています(確認してから119します) また一般の感知器は当然感知するまでにそれなりの火災規模を必要としますので、自火報が発報した際にはすでに初期消火が出来ない規模になっていることも考えられます。 そこで発信機です。 たとえば灯油をこぼして何かに引火したなど、すぐに発信機を押すことで感知器よりも早く火災を通知できます。 また人間が確認し押しているということで、受信機でも感知器と発信機は分けて表示され、防災マニュアルによっては「真火災」として扱う場合もあります(老人施設や精神病院は押してしまう人が多いので、確認しますが・・) また現地を確認した防災要員が、発信機を押して受信機(を関している別の要員)に真火災を通知し、即座に119通報ほか火災対応を行うマニュアルもあります。 ということで、自動といいながら、人間が介在する余地がかなりあるために、手動装置がついているのです。
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- newbranch
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少し誤解があるようですね。 自動火災報知機とは、火災を自動で発見することが主たるものであるとの考え方ですから、すべて自動でなければと思われているのでしょう。 実際は、火災報知機が、火災を探知したときに(手動、自動を問わず) 消防署へ自動で連絡する装置であるのです。したがって、設問のこたえは、手動でもOKであるのです。(自動で火災を探知する為に、当然センサー(法でその数が決められています)が設置されていますが、センサーのない部分での発火があったときに、手動で作動すれば連絡されます)
- nrb
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%8B%95%E7%81%AB%E7%81%BD%E5%A0%B1%E7%9F%A5%E8%A8%AD%E5%82%99 自動火災報知機の基準があります その基準は省令ですから http://www.soumu.go.jp/menu_04/s_hourei/shobo.html 法令にそうなっているからしかいいようが無いです 2.自動火災報知設備の発信機は、手動によって火災信号を受信機に発信するものである。 これ○ですよ 感知器では無く発信機の構造は手動ですから
お礼
>自動といいながら、人間が介在する余地がかなりあるために、手動装置がついているのです 全てはこの言葉に集約されているように感じました。 私が担当しました以前の現場で「ハツリ」の作業をする際、かなりたくさんの細かいゴミが散乱するため、それを煙と誤認識する可能性があるだろう、ということで消防の方に予め連絡をした事があります。実際にその作業中に警報がなりましたが、事前連絡をしていましたので大きな混乱も迷惑もかけずに作業を進めた覚えがあります。 どうしても「自動」というと「なんでも機械が世話をしてくれる」というイメージがありましたが、機械は完璧ではないというのはおっしゃる通りだと感じます。 私としては、せっかく勉強をしているのですから、なるべく身になるように・・という願いを込め、質問をさせて頂きました。そして専門家の方が回答を寄せて下さり、pjh様に感謝いたします。 また、私の質問に時間を割いて回答を下さいましたnrb様、newbranch様も同様、どうもありがとうございました。