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ある量の水を冷やすために必要な氷の量

私は、よく氷水を飲みますが、この前、コップの氷水の温度を計ると、 [ 氷を入れる前→25℃ 氷を入れた後→7℃ ]になりました。 コップの水くらいなら、冷蔵庫の小さい氷を何個か入れるだけで10℃以下まで冷えますが、 浴槽の水のように、水の量が比較的多い場合だと、 水温20℃以上の水を、氷を大量に入れることによって、水温10℃以下まで温度を下げるには、 いったい、どれくらいの氷が必要になるでしょうか。 これを知りたい理由は、私はミステリーの漫画を書いていまして、 漫画の中でトリックとして使用したいからです。 コンビニエンスストアで売っているブロックアイス(約2キログラム)を使用して冷やすとしたら、 ブロックアイスが何個くらい必要か知りたいのです。 先日、実験してみました。 浴槽に水を張って、ブロックアイス(約2キログラム)を8個入れましたが、 ほとんど水温は下がりませんでした。 以下は質問の要点です。 【一】 ある量の水を、氷水にするには、どれくらいの氷が必要になるでしょうか。 具体的に温度を言えば、 春・夏・秋の昼間の水温(20℃以上)を真冬の水温(10℃以下)にするっていうことです。 水の量をxとして、氷の量をyとしたら、xとyの関係は、だいたい、どうなりますか。 「 y=?x 」 みたいな比例の関係になりますか。 比例の関係になるとして、?は、どんな数字になりますか。 0.5くらい? 【二】 浴槽に張った水を、ブロックアイス(約2キログラム)を使用して冷やすとして、 次の3つの場合、氷の必要量は、どのくらいになりますか。 A 浴槽いっぱいに水を張った場合(200リットル) B 浴槽の4分の3の量の水を張った場合(150リットル) C 浴槽の半分の量の水を張った場合(100リットル) 【一】は水の量を指定せずに尋ねました。応用が効くようにしたいから。 【二】は水の量を指定して尋ねました。 よろしくお願いします。

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  • outerlimit
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回答No.1

比熱をご存知ですか それと融解熱 1gの水の温度を1℃上げる(下げる)熱量が1Calです 30℃の水150g と10℃の水100gを混ぜると 22℃の水 250gになります 氷が溶けるときには 1gあたり80Calの熱量が必要です(周囲から熱を奪う) 0℃の氷100g と80℃のお湯100gを混ぜ 氷が溶けると 200gの水になり 温度は0℃です 質問は 全て上記が理解できれば 計算できます なお 数値は厳密ではありませんが、質問の範囲でしたら充分です それよりも 空気や容器を冷やす/暖めることに使用される熱を無視していますが、現実にはこの影響を無視できません

arai75
質問者

お礼

ご回答を、ありがとうございます。 比熱と融解熱は、言葉すら知りませんでしたので、勉強になりました。 ウィキペディア等でも検索したいと思っています。 (1)1gの水の温度を1℃上げる(下げる)熱量が1カロリーである (2)氷が溶けるときには1gあたり80カロリーの熱量が必要である    (周囲から熱を奪う) という事を全く知りませんでしたので、 今回、outerlimitさんのお陰で覚えました。 2つの例を示してくださいましたが、 2つとも、自分で計算してみて、その通りになりました。 高卒の一般人の私には難しかったものの、ある種の達成感がありました。 中学レベルの数学(方程式とか)を使わないとできませんね。

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  • walkingdic
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回答No.2

まず、関係する定数は、 水の比熱4.2J/gK 氷の比熱2.1J/gK、氷の融解熱334J/g です。(Kはケルビンという温度の単位です。) 融解熱とは0度の氷が0度の水に変わるときに吸熱する量になります。 いま、温度T1[K]、質量Aの水、温度T2、質量Bの氷があるとします。 2つをあわせて温度が最終的にT3(T3>=0と仮定)になるとしましょう。 水から奪われる熱量Q1は、 Q1=(T3-T1)×A×4.2 氷に供給される熱量は、全部が融けて同じ温度T3になると仮定すれば、 Q2=(273.15-T2)×B×2.1+(T3-273.15)×B×4.2+334×B となります。いまほかに熱源はないとすると、Q1=Q2が成立しますので、 (T3-T1)×A×4.2=(273.15-T2)×B×2.1+(T3-273.15)×B×4.2+334×B となります。パラメータはT1,T2,T3,A,Bですね。 >水の量をxとして、氷の量をyとしたら、xとyの関係は、 Bを求めるように式を整理してみましょう。 B=(T3-T1)×A×4.2/[(273.15-T2)×2.1+(T3-273.15)×4.2+334] となります。つまり式をみるとわかりますが、水の量Aに対しては比例関係があります。いま、T1=20℃、T2=0℃、T3=10℃とすると、 B=10×A×4.2/[10×4.2+334]  =42A/376 [g]  =0.112A となります。(℃はKに直して計算) 2番の問題は上記式に代入するだけです。 ちなみに水の量がLの場合には、概略1Lで1kgの換算で計算すればよいかと思います。 200Lならば、200kgですから、22.4kgの氷が必要となります。

arai75
質問者

お礼

ご回答を、ありがとうございます。 融解熱とは0度の氷が0度の水に変わるときに吸熱する量であることは 勉強になりました。 計算は、一般人の私には、難しくて理解できない面も、ありましたが、 紙に書いて、根性で、やってみました。 (これが高校の物理か??) 計算の「最初の式」や「過程」は、完全には分からなかったものの、 最終的に、水の量と氷の量は比例関係になりますね。 1の方と同様に、参考になりました。 教えていただいた式を使って、自分で、色々な条件を変えて、 計算させてもらっています。