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位相
X を位相空間,Y をコンパクト位相空間とする.このとき, (1) U を直積位相空間X × Y の開集合としたとき, A = { x | {x} ×Y ⊂ U } はX の開集合であることを示せ. これを解くためのヒントをください。 Aに含まれる任意の点 x1のある近傍がAに含まれることをしめすんですね。そのような近傍をどうとればいいんでしょうか。
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- muturajcp
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X を位相空間,Y をコンパクト位相空間とし, U を直積位相空間X × Y の開集合としたとき, A = { x | {x} ×Y ⊂ U } はX の開集合であることの証明 射影π_1:X × Y → X , π_1(x,y)=x とする 射影π_2:X × Y → Y , π_1(x,y)=y とする 任意の a∈A とする 任意の b∈Y とする → (a,b)∈{a} ×Y⊂U だから (a,b)∈W_{a,b}⊂π_1(W_{a,b})×π_2(W_{a,b})⊂U 、 となる 開集合 W_{a,b} がある Y=∪_{b∈Y}π_2(W_{a,b}) で Y コンパクトだから Y=∪_{1≦k≦n}π_2(W_{a,b_k}) となる {b_k}_{1≦k≦n}⊂Y がある V_a=∩_{1≦k≦n}π_1(W_{a,b_k}) とし x∈V_a とし (x,y)∈{x} ×Y とすると → y∈π_2(W_{a,b_k}) となる b_k がある → (x,y)∈π_1(W_{a,b_k})×π_2(W_{a,b_k})⊂U → {x} ×Y ⊂ U → x∈A → a∈V_a⊂A → A は開集合
Aの定義から、まずx1を通る「直線」を考えます。 次に、直線上の点は開集合Uの点なので、Uに含まれる「長方形」を考えます。 あとは、Yのコンパクト性が活躍してくれるはずです。
- koko_u_
- ベストアンサー率18% (459/2509)
>これを解くためのヒントをください。 Y がコンパクトであることを使う。