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オススメの世界史(通史)の参考書
- 世界史の通史を学べる高校生用のオススメ参考書を紹介していただきたくて投稿しました。
- 竹内睦泰氏の「超速!~」シリーズと同じような手軽で読みやすい参考書があれば助かります。
- これまでに読んだ参考書は「理解しやすい世界史B」「タテ(ヨコ)から見る世界史」「一目でわかる世界史ハンドブック」です。
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いきなり蛇足で申し訳ないのですが、歴史関連の本を読む場合、例え専門書であっても「これは著者が採用した一説(仮説)に過ぎないんだ」ということは頭の片隅にでも置いておいてください。 というのも、歴史学というのは自然科学のように真実が分かる事はほとんど無く、せいぜい表面的な事しかわかりません。 少し暴論を言えば「歴史は全てフィクションだ」といっても過言ではない位です。 そして、多くの歴史は政治的に利用されるモノであるという事です。 コソボ紛争のように、民族紛争や国家紛争ともなれば尚更です。 と、前置きが長くなりましたが、幾つか参考書を。 『いっきに読める世界の歴史―どこから読んでも面白い!』 単行本: 415ページ 出版社: 中経出版 (2004/11) ISBN-10: 4806121258 鶴岡 聡 (著) 一項目5ページで要点を纏めてあります。 高校生用の参考書+αとして、現代の問題とも絡めた記述があります。 とはいえ、要点を纏めただけなのでこれだけでその「問題」を理解した気になると、痛い目に遭いますが。(まぁ、一般教養目的なら気にする必要はありませんが、現地人と交流するときは気を付けましょうね) 『岩波講座 世界歴史 』全29巻 岩波書店 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/01/2/010821+.html 岩波版の世界通史の本です。 大学一般教養レベルの内容ですね。 大学の史学科に入るとまず薦められる全集の一つです。 『西洋の歴史 〔古代・中世編〕』『西洋の歴史〔近現代編〕』 ミネルヴァ書房 http://www.minervashobo.co.jp/find/details.php?isbn=01840-7 こちらも、岩波同様、大学一般レベルです。 こちらは、岩波よりもコンパクトに纏められています。 で、以下はオマケですが 『歴史の哲学 ー現代の思想的状況』渡邊二郎・著(講談社学芸文庫) http://www.amazon.co.jp/%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E3%81%AE%E5%93%B2%E5%AD%A6%E2%80%95%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E3%81%AE%E6%80%9D%E6%83%B3%E7%9A%84%E7%8A%B6%E6%B3%81-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E5%AD%A6%E8%A1%93%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%B8%A1%E8%BE%BA-%E4%BA%8C%E9%83%8E/dp/4061594060/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1200126193&sr=8-1 歴史を見るときに重要な「歴史哲学」をコンパクトに纏めた本です。 日本ではあまり流行りませんが、「歴史をどう見るか」というのは意外と重要な問題でもあります。 まぁ、興味があれば読んでみてください。
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- bougainvillea
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高校生用の参考書レベルということなのでとりあえず青木世界史の実況中継を2~3回読んで流れをつかんでください。出来ればセンター試験レベルの問題集も解いて、自分で年表や地図を作ると理解が進んでいいでしょう。 それが終わったら中公の「世界の歴史」(宮崎市定とかが書いてる古い方)を全巻読めばいいと思います。 コソボやバルカンの歴史の書物は数が少なく、一般向けのよいものないのですが、図説バルカンの歴史などを読んでみてください。 だいたいNo.2さんと同じ意見ですが、ご参考までに。
世界史の通史といってどの程度のレベルの知識がほしいのか(教科書を理解する程度?、大学一般教養の程度?、大学専門入門の程度?)にもよるのですが、教科書レベルをおさらいする程度でよろしいのならば、ご自身であげられたような予備校講師の書いたものでいいと思います。 あと受験レベルで読んだらいい、というのなら、青木世界史Bの実況中継(1)~(5)(語学春秋社)などはいかがでしょうか? もしもう少し深く知りたいのなら、回答者#1さんのあげていただいた本を読まれるといいと思いますが、これらの本は高校生レベルではなく、大学専門入門の程度なので、全体的な歴史を学びたいというのであれば、難しすぎると思います。 もう少し易しい、大学教養レベル(高校+レベル)ならば、中公文庫の「世界の歴史」シリーズや中央公論新社の「世界の歴史」シリーズをお勧めします。これらは一般的な図書館にはたいていあると思われます。 また新書でも、西村貞二『教養としての世界史』(講談社現代新書)や、講談社現代新書の「新書西洋史」シリーズなどがあります。 お近くの図書館の世界史コーナーを一覧すれば、ちょうどいい程度の通史ものが見つかるのではないかと思います。
- caesar-x2
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受験用の参考書というのは、読むようにできてないので 受験以外の用途に向いてません。 深い記述はなく、説明も不十分で、暗記メインなんで簡略化してある。 大学生で、教養目的ならば、 受験用の参考書を読むのは時間の有意義な使い方とはいえませんね。 東京大学出版会が出している「講座 世界史(全十一巻)」「世界史資料(全十巻)」のシリーズとか、 岩波の「岩波講座世界歴史(全二十八巻+1)」とか、 あとは近代限定ですが、同じく岩波のヨーロッパ史入門シリーズ(全十巻)とか、 評判のいい山川出版の世界歴史大系シリーズ(全十九巻)とか、 こういうのを読むとためになるし、人並み以上の知恵が付く。 受験参考書では、クイズ番組の知識にもならんよ。