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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:畳み込み積分と線形性、時不変性、因果性について)

畳み込み積分と線形性、時不変性、因果性について

このQ&Aのポイント
  • 畳み込み積分についての理解が不足しており、その関係からシステムの線形性、時不変性、因果性を判定する方法について教えてください。
  • 畳み込み積分の式であるy(t)=∫[-∞→∞]x(τ)h(t-τ)dτという関係について、これを利用してシステムの線形性、時不変性、因果性を判定する方法を教えてください。
  • 畳み込み積分については理解しているが、その式からシステムの線形性、時不変性、因果性を判定する方法がわからず困っています。詳しく解説していただけますか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • stomachman
  • ベストアンサー率57% (1014/1775)
回答No.1

 こりゃ丸投げ質問ですんで「自分でどこまで考えたのか補足に書け」と怒られるのが通例。さもないとそのうち削除されると思います。  畳み込み積分(convolution)  y(t)=∫x(τ)h(t-τ)dτ (積分はτ=-∞~∞)  …(1) を「時系列信号xを時系列信号yに変換する変換装置(システム)」と考えて、しばしば  y = h*x  …(2) と書かれます。「*」は掛け算ではなく畳み込み積分を表している。「xにhを*で作用させてyを得る」というコロロです。  ところで、式(1)の等号( = )は「両辺の数値が同じである」ということを表している。ただしこの式は特定のtについてだけ言っているのではなくて、「任意のtについて両辺の数値が同じである」と言っている。つまり恒等式です。なので、本来は  任意のtについて y(t)=∫x(τ)h(t-τ)dτ (積分はτ=-∞~∞) と書くべきである。「任意のtについて」が省略して書いてある訳です。  これに対して、式(2)の等号は「両辺の時系列信号全体が同じである」ということを表している。(だから「任意のtについて」なんて必要ありません。)  また、h*x は「時系列信号xがhによって変換されてできた時系列信号」ですから、  任意のtについて (h*x)(t)=∫x(τ)h(t-τ)dτ (τ=-∞~∞)  …(3) と書く事ができます。 > 線形性も時不変性も分るのですが  いやいや、分かってたらこの質問が出る筈がない。 ●線形性とは、ある時系列信号x1とx2があって、  y1 = h*x1  y2 = h*x2 であるときに、任意の定数a, bについて、x1とx2の線形和の信号z、すなわち、任意のtについて  z(t) = a x1(t) + b x2(t) であるようなzを考える。そして、  w = h*z とすると、任意のtについて  w(t) = a y1(t) + b y2(t) が成り立つ、ということです。z, y1,y2,wを使わずに書くと、実にすっきり  h*(a x1 + b x2) = a (h*x1) + b (h*x2) ということになる。つまり、*は(掛け算と同じように)括弧を付けたりはずしたりする操作ができる(分配則が成り立つ)。そういう性質のことを線形性という。  これが常に(つまり任意のx, hについて)成り立つということを確かめるには、「*」で書かれたところを全部、式(3)を使って積分に戻してみれば良い。  なぜ、畳み込み積分で線形性が成り立つかというと、積分そのものが線形性を持っているからです。 ●時不変性とは、ある時系列信号x,zとある定数Tがあって、任意のtについて  z(t) = x(t+T)  y = h*x  w = h*z であるときに、任意のtについて  w(t) = y(t+T) が成り立つということ。これが常に(任意のx, Tについて)成り立つということを、「*」を積分に戻して確認すれば良い。 ●因果性とは、ある時刻Tにおいて、ある時系列信号xとzが任意のtについて  t<Tのとき z(t) = x(t)  t>Tのとき z(t) ≠ x(t) を満たしているときに、任意のtについて  t<Tのとき (h*z)(t) = (h*x)(t) が成り立つということ。  「因果性が成り立つためには、hがある簡単な条件を満たす必要がある」ということが、積分の形に戻してみれば容易に分かるでしょう。

noname#61228
質問者

お礼

ありがとうございます。 時間がなくてあせってしまい、丸投げの質問になってしまったこと、 お詫びいたします。 自分で考えて、分らない問題を質問したのですが、 考える時間が甘かったと反省しています。 丁寧にお答えいただいて、本当にありがとうございます。