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浅草と浅草寺の読み方の違い
浅草には浅草寺があります。 同じ漢字なのに片方はアサクサで もう片方はセンソウなのはなぜですか?
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浅草寺と地名の浅草では地名の浅草の方が古く、浅草寺は地名から命名されました。寺→地名はよくありますが、地名→寺の比較的珍しいケースです。 ANo.1さんの回答にあるような理由から寺の名前は音読みでつけることが多いのですが、浅草寺がどういった経緯でセンソウなのかというのは実際のところよくわかりません。浅草寺縁起でも触れられていませんね。 同様に地名と異なるケースは、千葉(センヨウ)寺があります。
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- jo-zen
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回答No.1
寺の名前は、山号と寺号から成り立っています。たとえば「金龍山浅草寺」いうようなものです。この山号、寺号は、地名等に関係なく、属する宗派などから授かったりするものだそうです。 もともと仏教は中国から伝来したわけですから、仏教用語など関連するもの全てが中国語で伝わりました。そのため日本の仏教では、中国での発音、すなわち音読みが慣習となったようなので、山号、寺号も音読みとなっているのではと思います。一部、清水寺(きよみずでら)をはじめとして例外はありますが。 なお、地名(訓読み)はその寺(音読み)があったからついたという場合もありますし、逆に、地名(訓読み)から寺の名(音読み)ということもあるようです。地名は、一部音読みもありますが、やはり「センソウ」では違和感がありますから「あさくさ」といわれるようになるのは自然の流れです。