阪神大震災発生時の韓国の反応

質問

阪神大震災が起こったとき、幸運にも私の住んでいた山側の地域は六甲山の岩盤の上だったので
部屋が散らかった程度で済みましたが、直後に友人の安否を確かめるため悲惨な状況の市内をバイクで走り回り、
知り合いが家屋の下敷きでもう手の施しようがないと、いう光景も目にしました。
本当に今でも忘れられないつらい記憶です。

聞いた話で詳しくはわからないのですが、あのとき韓国では、マスコミまでが「ざまみろ、いい気味だ」
というような態度で報道し、国中が喜んでいた、ということを耳にして大変なショックを受けました。
この話は本当なのでしょうか？　もちろんそんな人ばかりではないと思いますが、大方の反応として
やはり皆喜んでいたんでしょうか？

日韓の歴史的経緯は聞いていますが、半世紀以上前の出来事とはほとんど無関係な被災者の不幸を
となりで笑っていられるほどの憎しみっていったい何なんですか？

当時の韓国の状況を知っておられるという方、是非そのときの様子を教えてください。

回答No.2

ho1004 · ベストアンサー

こんにちは。
私は韓国に長く在住している日本人です。
当時も韓国にいて、韓国のマスコミで、阪神大震災のニュースを知りました。

かなり前のことですので、私の記憶もちょっと薄れてしまっているのですが（ごめんなさい）、割と客観的な報道だったと思います。
その時のニュース自体は、いつ、どこで、どういう状態で、という程度のもので、とにかく本当に大きな災害が起きた、ということが強調されていました。
私も韓国のニュースでは詳しいことがよくわからなくて、日本に電話したりして、情報収集をしました。
数日経つと、報道のみのニュースは減りました。
その後は、地震災害に対する特集番組などがありましたが、「日本はなぜ地震が多いのか」というテーマで大学教授が出演して、韓国も地盤的には決して安心はできない、ということを語ったり、あれだけ建築技術が発達している日本で、どうしてあれだけの大被害があったのか、今韓国で大地震があればあの程度の災害では終わらない、ということを建築科教授が語ったり、という番組が多かった、と記憶しています。

多くの韓国民の反応としては、「地震って怖いんだなあ」「韓国は地震のない国で良かった」「でも、もし韓国で地震があったら・・・？」「日本人たちは地震の多い国に住んでいて、怖くないのか？」というかんじでした。

私の友人・知人（韓国人）は、みんな心配して、電話してきてくれ、「実家は大丈夫か」と気遣ってくれました。

日本人でも、韓国に対してほとんど何の関心もなく、何の知識もない人もいるように、韓国人も、学校で習っただけの知識止まりの人は、教科書教育が反日的であるため、反日的感情の強い人が多いです。
が、さらに深く、自分で日韓の歴史を勉強した人、現在の日本を学ぼうとしている人も多く、そういう人達の考え方は、前向きです。過去のことは過去のこととして、これから良い日韓関係を築き、お互いに良い影響を与え合っていきたい、と思っています。
韓国にも、いろんな考え方の人がいますから、喜んだ人もいたのでしょうが、そういう人は、ごく一部の人だと思います。

お礼

この話をしていた人に聞いて、ソースが「病としての韓国ナショナリズム」という本の記述だったとわかりました。
「グッドニュースです！」と叫びながら号外が配られたりと、マスコミの扱いはやはり意地悪な面もあったそうですが、
回答いただいたように、実際の日本に接した経験のない人は喜び、日本語学校の生徒や日本人の友人がいる人は心配していた、ということです。
ただ、日が経ち実際の被害の規模が判ってくると、表面的な反日感情で発言する人も減ったそうです。
日本の歴史教科書もよく問題になっていますが、韓国の教科書というのは本当に反日的なんでしょうね。

回答No.1

Bokkemon

「２ちゃんねる」ネタのような気もしますが、過去の反日報道の歴史がありますし、関東大震災の時に日本人が在日朝鮮人を集団で暴行・撲殺したということもありましたから、「憎悪報道がなかった」とまでは言い切れませんが、神戸三宮地区には在日韓国・朝鮮人、中国人が多く住む地域ですので、「同胞の被害」という取り上げかたの方が多かったのではないでしょうか。

また、日頃は交流が少ない日本人と在日韓国・朝鮮人らが、炊き出しなどの助け合いを通じて交流したということもあったようですので、これらの人々の関係には少なからぬ影響があったものと思います。そいうった背景があったために、Ｗ杯の時も神戸が会場に選ばれたようですし。

お礼

三宮近辺についてはよく知りませんが、長田の私の知る場所では、ほとんど国籍の区別なく肩を寄せ合い被災生活を送っていました。
ただ、避難して無人の家屋に、イラン人などの外国人が泥棒に入るというようなうわさがあり、関東大震災の時のようなデマだろう
と思いつつも、正直少し不安を感じていたのも事実です。