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サッシに組み込むガラス
ガラスについていくつか疑問があるので教えて下さい。 (1)防犯ガラスと言われているガラスは合わせガラスと同じ意味でしょうか? 例えば日板で言う所のセキュオで使うガラスと合わせガラスのラミペーンは構造としては同じ原理で製作されているのでしょうか? もし同じだとするとサッシにラミペーンを2枚組み込んでペアガラスとして使用する事も可能でしょうか (2)ペアガラスで熱線反射ガラスでかつ防犯ガラスの組合せは可能でしょうか? 例えば日板のレフシャイン+セキュオSPのペアガラスサッシ。 (3)熱線反射ガラスと合わせガラスと一般的な型板ガラスのLOW-Eタイプの断熱性能が優れている順番。 メーカーのHPで見たのですが、今ひとつわかりにくく私のような素人に分かり易く教えていただける方よろしくお願い致します。 また表現の仕方に誤解があれば御指摘いただければありがたいです。
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>(1)防犯ガラスと言われているガラスは合わせガラスと同じ意味でしょうか? 合わせガラスのカテゴリーの中に、防犯ガラスが入ります。=ではありません。合わせガラスは中間膜と言う層がサンドイッチされていますが、その(主に)樹脂の種類と厚み(CPと言う規格ではPVBで30ミル以上の厚み、など)によって、防犯用と謳うかどうかと言う考えが主流です。ただし、日本より先行して規格を作った欧米では、30ミルでは不十分、60ミル以上でないと防犯用途でないと結論していますが。 >セキュオで使うガラスと合わせガラスのラミペーンは メーカーによっては、同じ商品であっても、保険や割れ替え補償なども含めて、防犯に特化した商品企画として「防犯」を謳っていることがあります。ガラス厚みと中間膜の種類、厚みが同じなら、基本同じ商品です。 >ラミペーンを2枚組み込んでペアガラスとして使用する事も 防犯用との合わせガラスは、片面のみ合わせであることがほとんどです。あとは、用途によります。 >(2)ペアガラスで熱線反射ガラスでかつ防犯ガラスの組合せは可能でしょうか? 不可能ではないでしょうが、単に熱反射だけなら、防犯ガラスにそのようなガラスシート貼るだけでもいいのでは。 >(3)熱線反射ガラスと合わせガラスと一般的な型板ガラスのLOW-Eタイプの断熱性能が優れている順番。 総合的な断熱性能なら、ガラス種を問わず合わせガラスです。夏季の直射日光による温度上昇阻止であれば、熱反射かローイー。合わせガラスの断熱作用は、証人に特記するほどあるとは考えられていません。単板よりはましだとは思いますが。
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- ultra1long
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(2)だけ回答します。 旭硝子 サンバランスセキュリティー 防犯合わせLow-Eペア アルゴンガス入り有り http://www.asahiglassplaza.net/kaiteki/catalogue/pair/r/spdfdata/00001_11s.pdf http://www.asahiglassplaza.net/kaiteki/catalogue/viewlite_moku/r/spdfdata/00001_11s.pdf http://www.asahiglassplaza.net/kaiteki/ecoglass/download.html 日本板硝子 http://ecology-glass.jp/products/index.html セキュオペアプラス**遮熱高断熱タイプ http://ecology-glass.jp/products/solatia.html レイボーグ光 http://ecology-glass.jp/products/pairmulti_reiborg_l.html 我が家で使用しているサッシには、この2社のガラスが入っています。 仕様は、どちらも、防犯合わせガラス60ミル、Low-Eペア遮熱、アルゴンガス入りです。 旭硝子の方は、サンバランスセキュリティー60ミルのアルゴンガス入りですが、日本板硝子の方は、カタログに該当品がありません。レイボーグ光の光触媒の無いものになるでしょうか。ガラスには、レイボーグマルチ・セキュオペア・Low-E・クリア・GASと入っています。 カタログに載っていないから無いものと決め付けずに、サッシメーカーなどに良く問い合わせされた方が良いのかもしれません。 なお、南面の遮熱Low-Eは、冬にはありがたくありません。日射熱の取得が激減し、あまりぽかぽかしません。夏には、日射高度が高くなり南面から直射はほとんど入らなくなりますので、照り返しをミラーレースカーテンなどで減らせれば、南面は断熱Low-Eの方が良いのかもしれません(冷暖房エネルギー的にはこの方が有利なはず)。
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お礼が遅くなり申し訳ありません。 わかりやすいご説明をいただき勉強になりました。 ありがとうございました。
- cartridge
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HM出身の建築・不動産アドバイザーをしている者です。 サッシやガラス専門ではありませんが、2005年に新築をしたので、 ご参考までに書かせていただきます。 打ち合わせ段階でこの問題は関係者とよく打ち合わせをしました。 >(1)防犯ガラスと言われているガラスは合わせガラスと同じ意味でしょうか? ⇒これは他の回答者様が言われているとおりだと思います。 防犯ガラスイコール合わせガラスではありません。 合わせガラスの種類の中に防犯合わせガラスがあるのでは? (合わせではない特殊なガラスもありますが一般にはあまり使用されません) >(2)ペアガラスで熱線反射ガラスでかつ防犯ガラスの組合せは可能でしょうか? ⇒可能ですよ。(メーカーによってはできないかもしれませんが) ちなみに我が家は、「Low‐e防犯合わせ複層ガラス(セキュオペア)断熱タイプ」です。 熱線反射なら遮熱タイプを選択すればいいと思いますよ。 ペアガラスの内側に金属膜を張り付けるのですが、遮熱タイプなら 室外側に貼り付けます。断熱タイプは部屋内側に貼り付けます。 ついでに申し上げると、このようなLoe‐e仕様の場合ガラスにうっすらと色が付きます。 遮熱タイプはブルーのみ、断熱タイプはニュートラル、ブルー、ブロンズと選択が可能なようです。 (ガラスメーカーによるかもしれませんが) ペアガラスの空気層が薄くなりますが、W合わせガラスのペアサッシも YKKで対応してくれると言ってました。 しかし、我が家のサッシ構成でも半間幅の掃き出し窓が一枚80キロもの重さなので、 4枚構成は重すぎると思いますね。 >(3)熱線反射ガラスと合わせガラスと一般的な型板ガラスのLOW-Eタイプの断熱性能が優れている順番。 ⇒LOW-E>熱線反射ガラス>合わせガラスの順。 考え方が違うのでこの三つは比較しにくいです。 熱線反射ガラスと合わせガラスは単なるガラスの比較ですから、 熱を反射する遮熱タイプのガラスか合わせガラス(安全または防犯目的)かでしたら、 当然遮熱タイプが優れているでしょう。 (厳密に言うと遮熱と断熱の考え方が違います) LOW-Eの場合、原則的に複層ガラス(ペアガラス)を前提としていますので、 本来この三つは同じ土俵では比べられません。 LOW-Eは一定の基準をクリアーした空気層(アルゴンガスが入る場合もあります)をガラスでサンドイッチして、 内側に特殊な金属膜を貼り付けます。この仕様がLOW-Eガラスですので、 単に順番を聞かれましたら、上記の答えになってしまいますね。 質問者の具体的な希望(住宅環境)が分かれば商品のアドバイスは可能ですよ。
お礼
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- fujillin
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ガラスメーカーのお問合わせ(電話、メール)に聞くのが一番正確な回答を得られると思いますが・・・ (1)構造は同じですが、中間のフィルムが違います。一般の合せガラスは必ずしも防犯認定品(CP認定品)になっていません。 材質がどうだったかは忘れましたが、CP認定品の方がフィルムが厚くなっています。厚さも数種類作られています。 CPだけで言えば、このフィルムの性能によるところが大きいので、合せガラスでなくとも、単板ガラスに防犯フィルムを貼ってもほぼ同等の性能が得られます。 http://ansin.ocnk.net/product/11 (2)ペア(複層)ガラスの加工はガラスの種類によらず可能なはずです(空気層の分厚くなりますが)。「製作は」と書いたのは、(ちゃんと調べたことがないので)熱線反射は通常ガラスに比べて熱割れしやすいので、使用環境の制限があるかも知れないからで、それ以外は、問題ないはずです。(あまり使用されている例はないのでは?) (3)Low-Eは通常、複層ガラスで使用されます。それなので、単板ガラスに比べてLow-Eでなくても断熱性能は高くなっています。 一般に 合せガラス < 熱線反射ガラス < 複層ガラス < Low-E(複層)ガラス 日板のカタログ(以下)の2枚目(13ページ)上の表を見てください。熱貫流率が高いほど、断熱性能は劣ります。 http://glass-catalog.jp/pdf/g06-010.pdf
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありません。 わかりやすいご説明をいただき勉強になりました。 ありがとうございました。
お礼
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