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製造原価が大きくなっている期がある場合何を見ればいいのですか?
よろしくお願いします。 簿記素人です。 ある会社の財務諸表を経年で見ているのですが、 ある期だけ突然売り上げ原価のうち 当期製品製造原価が大きくなっています。 売上高や販売管理費は例年通りなのに売り上げ原価だけが 大きくなっています。 売り上げ原価のうち、機首・仕入・期末の費用は例年通りで 大差ないのです。 当期製品製造原価だけ大きくなっている場合は、製造原価報告書をみて、加工費がぶれているのか、製造間接費がぶれているのかをみれば、さらに詳細な分析ができるのでしょうか? 製造原価報告書は、PL、BSと違って財務会計目的ではないので 外部の人間が入手することは不可能なのでしょうか? また、売上高と販売費・一般管理費は例年比率が変わっていないのですがこれに意味はあるのでしょうか? 売り上げ原価が上がっているならば、販売費・一般管理費を下げて営業利益を大きくしようとするのは素人の考えなのでしょうか? (販売費・一般管理費が急激に下がったりすると損することがある?) 本当に素人です。 教えてください。 よろしくお願いします。
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まずは製造原価の内訳のうちの材料費と外注加工費を見ます。特に材料費ですね。製造業としたら、昨今の原油高で原材料費が無限に高騰し続けているはずです。それを製品価格に転嫁できない場合は製造原価の他の経費を下げるか、十分にできなければ販売管理費を下げることで乗り切らないといけません。そのケースだと売上総利益率が下がっていると思います。販売管理費が下がっていないとのことですので、営業利益率も下がっているのでしょう。売上高が変わっていないということと売上原価(あるいは製造原価)が上がっていることから製品売価が下がって生産量が増えていることも考えられます。
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