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「が」と「の」の違いについて
1) ここは、君が生まれた場所だ。 2) ここは、君の生まれた場所だ。 同じような意味だと思うのですが、何となくニュアンスが違うようにも思えます。 このような場合の「が」と「の」の使い分けは、どのようにすればいいのでしょうか。
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はじめまして。 ご質問1: <同じような意味だと思うのですが> おっしゃる通り全く同じ意味です。 ご質問2: <何となくニュアンスが違うようにも思えます。> 「の」を使うことで語感が異なります。 現代語では「の」は所有・所属を表す形容詞的な用法で使われるのが一般的なので(例:私の家)、そのようなニュアンスが感じれレウのかもしれません。 ご質問3: <このような場合の「が」と「の」の使い分けは、どのようにすればいいのでしょうか。> 一番大きく異なる点は、『「の」を主格で使う場合は、動詞の語末が連体形になる』ということです。 1.ご質問文の「が」も「の」も「主格を表す格助詞」になります。 2.同じ主格でも、「が」を伴った主語がかかる動詞は、終止形を用いて文末に使うことができます。 例: 「君が、生まれた。」(O) この「た」は過去の助動詞の終止形になります。 3.しかし、「の」を伴った主語がかかる動詞は、終止形を用いて文末に使うことができません。 例: 「君の、生まれた。」(X) これで文を終ることができません。 4.主格「の」を用いる場合は、動詞は必ず名詞にかかる準体用法になり、動詞の活用は連体形になります。 例: 「君の生まれた家」 ここでの「た」は過去の助動詞の連体形になります。連体形として名詞「家」を修飾しているのです。 5.主格で使われる格助詞「が」と「の」の違いは、 (1)この格助詞が使われた主語がかかる動詞は、それで文を終ることができるのが「が」、できないのが「の」となります。 (2)主格の「が」がかかる動詞は終止形、または連体形が可能ですが、「の」は連体形のみが可能となります。 (3)つまり「の」が主格となる動詞は必ず連体形で名詞にかかる用法、となります。 ということです。 以上ご参考までに。
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- garamond
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本来は「の」でした。 最近は「が」も許容されます。 というか、市民権を得ました。 「背の高い人」/「背が高い人」 「彼の書いた小説」/「彼が書いた小説」 「の」と言うことにより、主節の主語ではなく、従属節の主語であることが示されていたのです。
- jo-zen
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英語にしてみると違いが鮮明になると思います。 1)は This is the area where you were born. 2)は This area is your birthplace. 意味するところは同じですが、文の構造が違うだけです。
- ahkrkr
- ベストアンサー率35% (109/310)
君の生まれた場所 の「君の生まれた」のように連体修飾節内の主語には「が」ではなく「の」がつくのが本来の日本語です。現在では「が」が使われても間違いとまでは言われないと思いますが。 ○ ここで君が生まれた。 × ここで君の生まれた。 △ ここは、君が生まれた場所だ。 ○ ここは、君の生まれた場所だ。 というところでしょうか。
- Mumin-mama
- ベストアンサー率45% (1140/2503)
1) ここは、君が『生まれた』場所だ。 2) ここは、君の生まれた『場所』だ。 ここ=(君+『 』) と言うことで、意味としては、 1)ここで君が生まれた。「君が」は主語で動詞が後に来る。 2)ここは君の出生地だ。 「君の」は所有格で名詞に付く。
- chie65536
- ベストアンサー率41% (2512/6032)
ご質問のパターンでは、どちらでも問題無いと思います。 問題になるのは 3) ここが、君が生まれた場所だ。 4) ここが、君の生まれた場所だ。 のパターン。 3)では「~が、~が~だ」と、格助詞「が」が重複している為、文章に違和感があります(文法的に正しくない?)