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オール電化とガス比較でのCO2負荷について
先日、オール電化のセールスマンが来て環境にやさしいオール電化住宅を薦められました。 感心が無くもなかったので、話を聞いているとガスと比較すると環境面の負荷が少ないとのことでした。 ランニングコストの説明はよくわかったのですが、そのCO2負荷について説明があいまいでしたので、自分で少し調べてみたのですが、ずばりの解答が見当たりませんでした。 現状はガスコンロと給湯器を使用しているので、既存のガスを生かしてエコウィルという製品も選択肢としては考えられるようにも見られました。 具体的にガスコンロ+エコウィルとオール電化(IHクッキングヒーターとエコキュート)を比べた場合、CO2の排出量は化石燃料から辿った場合どうなんでしょうか? お分かりになる方いらっしゃいましたら、お願いします。
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N0.2です。 No.5の回答者様の「環境面から見たオール電化問題に関する提言」を読んで思ったことを少し。 このレポート中で、一次エネルギー換算の計算値で、ガスより良いエコキュートが、実際の導入家庭での導入後のCO2排出量を、何故押し上げているのかについての原因追求がありません。 計算値が良いのに、実際に悪いのは、その原因があるはずです。 推測ですが、エコキュートの追い炊き方法には、2つの種類があります。 環境負荷劣悪な電気温水器と同じようにヒーターで暖める方法と、熱交換機でタンクのお湯から熱をもらう方法(ヒーターレス追い炊き)です。 http://www.daikinaircon.com/sumai/alldenka/ecocute/setsuyaku1/index.html?p=flash_eq 最近のエコキュートは、このヒーターレス追い炊きが増えてきているようですが、全てではないようです。 このレポートでの調査家庭では、この劣悪なヒーターで追い炊きを行っている可能性が高いのではないでしょうか。 だとすれば、ヒーターの追い炊きモデルは、販売禁止にすべきでしょう。 (もっと問題な電気温水器は販売禁止にするか、高い税金をかければ良いと思います) 最近のエコキュートは、このレポートの家庭の頃のものよりCOPが高くなっていますので、さらにガスより一次エネルギー効率は良くなってしかりだと思います。 もう一つは、暖房機として環境負荷劣悪な蓄熱暖房機を導入していないかということです。 この蓄熱暖房機も販売禁止にするか、高い税金をかければ良いのでしょうけど・・ 電気温水器と蓄熱暖房機の導入を薦めるリフォーム業界・建築業界や建築士の環境意識の無さも問題です。 これらの意識が無い建築士は、駄目な建築士と言わざるを得ません。 今の日本には駄目な建築士が多いということでしょうか・・ なお、IHですが、ガスの場合の方が、換気を常に必要とし冷暖房負荷が増えますので、そこまで加えて比較する必要があるでしょう。 となると、私には難しくて計算出来ませんし、環境負荷としては、判定が難しいところではないかと思います。 ついでですが、太陽熱温水器は、もっと見直されて良いと思いますが、一体型は構造躯体に負担がかかるなど設置場所の問題、分離型は高価だったり電気を必要とするのがネックでしょうか。
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- ultra1long
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2004年製のエコキュート(定格COP4.29)での実使用条件下での性能評価のレポートを見つけましたので、お知らせしておきます。 http://www.jyuri.co.jp/top_Frameset.htm の中の069番 http://www.jyuri.co.jp/main_Frame/05_Thesis/pdf/069.pdf です。 実働COPが3.4~3.8、放熱損失等含めた実働機器効率が2.92~3.22、一次エネルギー効率換算値1.07~1.08となっています。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ソースの提示及びまとめの抜粋を頂きまして、ありがとうございます。 このレポートではエコキュートの性能評価ということで、メーカー提示スペックの検証がされており、予想していたよりも、実力が伴っていると感じました。 現状では、環境、コスト、費用面からみてオール電化の肝となるのはヒートポンプであるようです。 その肝である機器がそれなりの実力を発揮しているという事がわかりました。 ありがとうございました。
- guchi-
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オール電化とガスどちらが経済的か、環境に優しいかは、使い方にもよると思いますが、実際の使用量から比較しているサイトがあります。 ご参考になさってください。
お礼
ご回答ありがとうございます。 これは、なかなか見やすい比較でした。 この家庭では費用は確かに減していましたが、環境性能は必ずしも向上していないという結果に終わっていましたね。 先日、ショッピングセンターなどで東京電力がオール電化フェアなどをやっているので、覗きに行ってきました。 職員の説明では試算上環境負荷も低減できると言っておりましたが、使い方による部分が実際はかなりあるということですね。 ガスvs電気比較だと、月々のガス代と電気代を入力するとどれだけ安くなるかわかるというサイトが有り、試したところ年間で9万円程度減額になるとの結果でした。 そのまま鵜呑みにはできませんが、他の比較からもランニングコストは少なからず減するのが実態の様子ですね。 環境負荷は使い方次第であり、それぞれの考え方があるようで一概に結論は見い出せませんでおります。 ご意見頂きまして、ありがとうございます。
- tosibo-ff
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ランニングコストはオール電化が地番安くなる(寒くない地方では)ようですが、環境負荷が一番少ないのはガスによるコ、ジェネのエコウィルだと思います。さらに省エネという点では、太陽熱給湯器(ソーラー給湯器)が一番です。夏場は全く燃料が要りません(冬場は追いだきが必要です、私は使っています))。また太陽電池(ソーラー発電)はイニシャルランニングコストトータルでなんとかトントンですが、省エネという点では大変優れています。コストではなくエネルギー効率から言うとエコウィル+ソーラー発電+ソーラー給湯器ですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 太陽光発電はイニシャルコストが高く、ソーラー給湯器は朝日ソーラーのイメージから過去のものと決め付けており、後者は特にメンテナンスが負担になるような話も聞いておりました。 色々と熱源には種類があり悩まされますが、ご意見を下さいましてありがとうございます。
- sicco
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#4です。 >いわゆる誇大広告でしょうか? 誇大広告ではなく、虚偽広告ですね。 >そのソースを教えて頂けたら助かります。 http://hb8.seikyou.ne.jp/home/o-shoudanren/ このサイトの「声明や意見書、見解」ページで、2006年11月「環境面から見たオール電化問題に関する提言」をクリックしてください。 都市ガス対電化の環境負荷値は1対3.74となっています。
お礼
ご返信ありがとうございます。 頂いたリンクを読ませて頂きました。 レポートは2006年発行のもので日数はは経ておりますが、原発問題を勘案する程度で十分に参考になりました。 前出のご回答も含め、オール電化は現状では最も優れているとは言い切れないと感じております。 比較すると良い面もあり、それほど良くない面もあるようです。 ご回答頂いた内容を読むにつれて、こういった設備や仕組も大事ですが使い方の面での節約の重要性も感じました。
- sicco
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2006年の大阪消費者団体調べによると、ガスとオール電化の環境負荷値は1対3以上となっています。 調理の際に電気はガスよりも効率が悪く、またエコキュートも夜間電力を利用しながらも、じっさいには使用時に湧かし直すなどしているためです。 家計へのコストではオール電化が安上がりなのは間違いのないところでしょうが、電気が環境にいいという電力会社の主張は根拠のない嘘です。 これがゆるされているのは、エネルギーの使用環境によって変動があるためはっきりとしたデータがつかみにくいからでしょうが、そのうち公正取引委員会からの指導が入るのではないかと自分は予想しています。
お礼
ご回答ありがとうございます。 いわゆる誇大広告でしょうか? 先日の業者の例もそうですが、オール電化のコストメリットについてはアピールしていますが、環境についてややトーンが落ちているようにも感じます。 そのあたりが実態を示しているのかもしれません。 とはいえ、ガス1:オール電化3という数値は驚きます。 ひょっとして前出の電気給湯器ではないかとも予想されますが、そのソースを教えて頂けたら助かります。
- yougruty
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東京ガスのホームページによると、エコウィルの場合、100のガスから、20の電気と、57の温水が利用でき、合計で77%の熱効率となっています。 これは、従来のガス給湯器の熱効率80%や、潜熱回収型給湯器エコジョーズの熱効率95%より効率が悪く、発電にはロスが出ることがよく分かります。 東京ガス エコウィル紹介ページ http://home.tokyo-gas.co.jp/ecowill/ecowill03_01.html 東京ガス エコジョーズの紹介ページ http://home.tokyo-gas.co.jp/living/bathroom/onsui/merit/ 一方、電気の場合、100の燃料を火力発電で発電した場合、発電ロスや送電ロスなどで自宅に届くのは37になってしまいます(東京ガスHPより)。 それをエコキュートで使った場合、空気の熱を有効利用するため、1の電気から3倍以上9の熱を取り出すことが出来ます。 よって、37×3=111以上の熱を使えます。 エコキュートを使えば、もともと100だった燃料から111%以上の熱を取り出す事ができるという事になり、エコウィルの熱効率77%と比べても効率が良い事が分かります。 次に経済性の比較ですが、エコウィルの場合、ガス料金の割引があるため、光熱費が年間約30,000円お得になります(東京ガス調べ)。 エコキュートの場合、オール電化向け料金プランで深夜電力が安くなるため、都市ガス給湯器と比べ、光熱費が年間約59,300円お得になります(ダイキンHPより)。 東京ガス エコウィルの経済性 http://home.tokyo-gas.co.jp/ecowill/ecowill04.html ダイキン エコキュートの経済性 http://www.daikinaircon.com/sumai/alldenka/ecocute/eco/index.html 下の参考URLは、毎月のエコウィルの実際の発電量を綴ったブログです。 貯湯タンクのお湯が温まりきると発電しなくなるため、お湯をあまり使わない夏は発電量が少なくなっています。
お礼
ご回答ありがとうございます。 エコウィルのブログで、実際の雰囲気が伝わってきました。 夏場の発電が少ないのは残念な気もします。 オール電化で気になるのは、電化上手契約(東京電力)にすると、日中の電気代が約32円になるそうで、夏の昼間のエアコンは家庭内で目の敵にされそうです。 夜型生活であればマッチするのかもしれませんが。 計算も参考にさせて頂きます。ありがとうございました。
- ultra1long
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オール電化=環境にやさしい ではありません。 エコキュート:環境にやさしい 電気給湯器:環境に非常に厳しい(他の熱源の中で最も厳しい) となります。 暖房手段もそうですが、電熱原理の熱源は、環境に非常に厳しいです。 給湯器で、環境に良い順番としては、次の順番です。 エコキュート>>ガス給湯器>石油給湯器>電気給湯器 少し古いかもしれませんが、こちらが非常に分かりやすいと思います。 http://www.yasuienv.net/EcoPremium/EPLabAllElec.htm 現在のエコキュートはCOPが4.5くらいありますので、もっと差がつくことでしょう。 (寒冷地ではヒートポンプの効率が落ちることの注意は必要です) エコウィルは良く知りませんが、お湯を沸かす時に発電されますが、その電気は貯めることも売ることも出来ず、その時使うしかないので、実際の効果は非常に?です。 参考までに燃料それぞれの熱量は、次のようなものです。 これに灯油・ガス器具の効率をかけてあげれば、取り出せる熱量が分かります。 よって、必要熱量が分かれば、それぞれ燃料がどれだけ必要かが計算出来ます。 電気(電熱機器):3.6MJ/kW(1kWの電力消費当たり、3.6メガジュールの熱の意味) 電気ヒートポンプ(エコキュートCOP=4.5):16.2MJ/kW 灯油:36.7MJ/L(1リットル当たり) 都市ガス13A:46.1MJ/m3(1立法メートル当たり) また、東京電力の検針票の裏によれば、それぞれのCO2排出量は、次のとおりです。 電気:0.34kg/kWh(原発問題もあり実際はもっと多いのではと思いますが・・) 灯油:2.49kg/L 都市ガス13A:2.28kg/m3 これらから自分でCO2排出量を計算することが出来るでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 引用の記事、やさしい内容でわかりやすかったです。 エコキュートと電気給湯器の違いも良くわかりました。 エアコンと同じ理屈であれば、年々COPの求められる値が高くなっているようですので、技術的にどんどん力を注力されていきそうです。 ただ、いろいろなメーカーが生産しているようなので、需要とのバランスから採算が取れるのか心配ですが、、、 また、計算式について、丁寧にありがとうございます。 この辺、とても弱いのでものすごく助かりました。 これを元に色々と試算してみようかと思います!!
- kensan39
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電力は原子力に頼っていますからco2だけには強いです ガスは化石燃料ですから もろに出ます 原子力は安全不安だけです これに多額の税金を払わされてます 化石燃料は供給に不安がありますからこれからもっと高くなります 電気は省エネで急速に化石燃料にくべたら安くなっています 今は化石燃料で暖房するより原子力で暖房した方が大変お得です co2もむ少なくなり 費用も安いのです 問題は設備費が高いことです これでお金に余裕のある人は ますます楽をするようになります
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 原発の現状を考えると、火力発電に偏っているような報道も見られました。 原発の強みを最近改めて知りましたが、現代では必須と感じます。 数年前の資料ですが、CO2排出量が世界第4位とのことで、国土の面積を考えてとても驚きましたが、ようするに面積ではなく人口やその人の使う設備が大きく影響する様ですね。 エコロジーという言葉に踊らされるのではなく、意識から変えられればと思います。
お礼
改めてのご回答ありがとうございます。 資料では一部の電気代の実測で7,8月が抜けているなどやや疑問を感じる部分もありましたが、全体のトーンがからすると仕方ないのかとも思います。 私にとっては基本的な数値と計算方法を知るにはとても良い資料だと感じました。 また、エコキュートのCOPも2.7程度とされていたので最近機種ではもっといい数値が出るかと思います。 東京ガスと東京電力及びその他の資料を見ていても、本当に客観的に評価されているものはなかなか見当たりませんね。 ご回答頂いた皆さんはとても現実的な意見をおっしゃって頂いていると感じています。 環境負荷を実測するのは難しいと思いますので、使う人間の意識に焦点を当ててみるのもいいのではないかと思います。 家電機器にしても時間帯別に使用した電気量を表示できるようにする事でももっと省エネの意識が芽生えると思いますし、水道・ガスについても同じ事かと思います。 もっと未来の社会でどのようなインフラが発展していくのか楽しみです。