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昔の声優にあって今の声優に無いもの
昔の声優にあって今の声優に無いものってナンだと思いますか? アニメギガで山寺宏一さん最近の声優はみんな必ずどこかで聞いたことのある声。個性がないといっていました。これにはかなり共感できるのですがぼくは最近の声優は昔の声優に比べて「質量感」が無いと思います。なんだか軽い声でずっしりと来るものがないといいますか。昔の声優さんはすごく重みのある声だと思います。みなさんはどんな考えをもっていますか。アニメ好きとして一言お願いします。
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- cosmic-536
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私は詳しいことはわからないのですが、最近のアニメで「うわ~」と目を覆いたくなるような声優さんは、大抵棒読みか、とくに「感情表現」がいまひとつのような…というか、アニメの画像の表現と、声が一致していないように感じますね…
- flyingbird
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逆に昔の声優さんに無くて、今の声優さんにあるものが「使い捨て感覚」だと思うのです。 「昔は一人の新人を一人前に育て上げようという風潮があった」と某ベテラン声優さんが雑誌で書いていました。 今は少し波に乗った単価の安い声優さんをアイドル化させて儲けさせる志向が強いように思えます。で、人気が無くなればポイッ。いかにも現代の風潮のように思えます。 確かに演技力が伴ってない方もいらっしゃるかも知れませんが、それでも新人さんよりは上手なわけですが、ある程度実績を積むと出演料が高くなるから、予算の都合もあるので単価の安い新人さんを使う。 芸の幅や個性というものは何年も経験を積んで得られるものだと思います。現在のベテラン声優さんにせよ一朝一夕でそれらを身につけたわけではないはずです。現在人気の声優さんたちが、それらを身につける前に退けられている感じがするのですが・・・。どちらかというと今の声優さんって「エンタの神様」に出演している芸人さんと同じような運命を辿るような気がします。今、大人気の声優さんもあと何年かすれば「ああ、まだいたんだ」ってくらいにしか出演しなくなるんじゃないかと心配です。
お礼
立場で言えば若手芸人と似ている,確かにそうですね。やっぱり今までの回答でも出てきた若手声優の成長する環境の低下が原因の一つでしょうね。回答ありがとうございました。
- aizen444
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ずばり、演技力と思います。 昔は声優と俳優は同等でしたから、オーナーさんの言う「質量感」っていうのは演技力から来るものだと思います。演技力を持っている人は、その声から「重み」というものを感じさせてくれるからでしょう。 しかし、現代の「アイドル声優」が横行する昨今、次第に演技力よりもヴィジュアル重視・話題性重視・流行重視を中心に置き始めたため、演技力による「重み」も同時に消えてしまっているのでしょう。 まぁ、この原因が業者や声優だけにあるとは言えないと思います。間違いなく、声優をアイドルのように祭り上げているオーディエンス=ファンが原因の一端です。 昔は声優が表舞台に立つことは、舞台俳優や兼任俳優でもない限り稀でしたが、最近の風潮から声優が表に顔を出すことが営業となって、そちらのほうが儲かるから業者や事務所がアイドル活動をバックアップするようになってしまった。 そのせいで声優としてのアビリティ=能力よりも、ヴィジュアル等のアイドル的ポテンシャル=才能を優先する「流れ」になってしまってます。 例を挙げるなら、涼宮ハルヒの声優さんの発言(表に出れない・可愛くない声優がかわいそう、自分の曲がアニメに起用されただけでアニソンではなくオレンジレンジ等のようなもの)のように、明らかに自分が声優であるということを否定し、アイドル歌手か何かだと言わんばかりの主張が、まさに声優の在り方を変えてしまった現代の風潮を現しています。 この人個人も、職業歌手の人に失礼だし、表に出ない声優=可愛くない声優と揶揄したことも失礼だと私は感想を持っています。 でも一番悪いのは、そんな偽声優を押し上げているオーディエンスだと思います。 たしかにファン活動が悪いとはいいませんが、声優の価値を落としてまでアイドル活動をさせる流れを作ってしまったことが、現状の最大の原因と考えてます。 私はアニメは好きです。 それだけに、声優の能力低下が悲しいです。
お礼
「アイドル声優」これが全てを物語っているようです。その名の如く昔から顔出しはNGと思われてきた声優のあり方が変わりつつあります。その原因はオーディエンス,視聴者の一部であることはある意味皮肉でしょうか。回答ありがとうございました。
- fukuo102
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>>昔の声優にあって今の声優に無いものという事ですが。 逆に今の声優の環境と昔の声優の環境の違いを 個人的に感じた範囲で回答します。 今の声優さんとアニメ事情ですが 1…作品数が多く脇役出演と主役級出演の作品が同時期に放送されている。 2…放送の時間帯に深夜枠が増え放送局は地方局の方が多い 3…劇場化やOVA化が減り多くの人に見てもらう機会が減った 4…声優さんと演じたキャラの同調率が高く 他の作品に出ても声の判別ができ他の作品を観るきっかけになる。 対して昔の声優さんと当時のアニメ事情ですが 1…作品放送期間が長く大体同じ人が主役を演じていた。 2…ジャンプ系やドラえもんなどが毎年劇場化し 多くの人に観る機会があった。 3…絵が雑でも全体のアニメ番組が少なかったので観る人が多かった。 4…最近の作品に出ても昔出演した作品のキャラクター名が先に出て 声優さんの名前が出てこない。 などを感じていました。 最近の声優さんの場合、それぞれ演じたキャラの印象の方が残り 昔の声優さんの場合、どんなに別のキャラを演じても その声優さんの代表的なキャラの印象しかでてこない。 アニメの声優はその作品のキャラを引き出してなんぼだと思っていますのでキャラ以上に前に出てしまう声優さんは経験値がたかく 個性的でも脇を固める程度で良く、主役級は最近の人のほうが良いです。 というのが個人的に感じた声優像だと思います
お礼
>最近の声優さんの場合、それぞれ演じたキャラの印象の方が残り 最近の声優は代名詞となるキャラがいるわけではなく,演じたそれぞれのキャラがイメージに残るという感じですね。 >主役級は最近の人のほうが良い これはそれでいいと思います。大御所声優などはあまりにも印象が強すぎて主役をやってもそのキャラの前に出てしまうでしょう。まぁ,大御所声優の声にみあうアニメがあるかどうかも問題ですが。 回答ありがとうがざいました。
- t1568647
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個人的で良いよね。 2000年ぐらいからみんな似た声 そこで独自の声・演技などがいい人が今もアニメなどしている。 一例だと釘宮理恵・能登麻美子・杉田智和・櫻井孝宏など 神谷明氏が昔ラジオだと思うけど声優なら七色の声が出て演技が出来るなら一生声優でもやって行ける。 ただ本人も4~6パターンの声が出せるが、アニメキャラによって演技や演出をどうするかで悩むと聞いた事がある。 シティーハンターでの本人の役作りの話が↓から聞けます。 http://shippo.jp/radio/wss/wss001.shtml 声優もそのアニメで1年の間に脇役をするにしてもベテランからや音響監督などいろんな事を言われてうまくなって行く。 だけど声優プロダクションの方も定期じゃなくてもいいが舞台が少ないじゃないかと思う。 あと、中途半端の指導者もその原因かな? ナレーション見たいにみんななっている。 舞台や経験年配者との作品作りな少ない。 制作者の偏りがある為 OVAシリーズ制作が無い (TVで偏ってもOVAで別の事をする) 簡単にTV=美少女系 OVA=SFなど
お礼
釘宮理恵・能登麻美子・杉田智和・櫻井孝宏さんは確かに見かけないことがないほどでてますね。 >中途半端の指導者もその原因 昔と比べて音響監督も甘くなったと思います。とりあえず完成を目標に,という感じで。回答ありがとうございました。
もう少し書き足りなかったので付け足すと、駆け出しの声優が共演するのも緊張するような大御所声優と4クール以上ある出演するような作品が無い。 例えば、最近の声優達が野沢雅子さんのような大御所と長い期間同じ現場を経験する機会なんてなく、ほとんどの現場は若手中心のキャストで固められていたりする。 スポーツ中継を見ていたらスポーツが上手くなるかといえばそうじゃないように、同じフィールドで凄い人たちとの経験をしないと得られない事や盗めない技があるのだと思う。 視聴者側にも問題があると述べたのは、そういう偏重したアニメを好む人たちが増えてアニメ自体がそういったアニメにシフトしていった事に対してです。 確かに一人前になる声優さんは、駆け出しの頃から存在感のある声をしているとは思いますが、それだけでは厚みのある演技なんて出来るようにはならないでしょう。 それと書き足す事があるとすれば、時代性は大いにあります。 前の回答でも書きましたが、時代における作品・出会いは昔の声優の方が恵まれていた。 「うる星やつら」でデビューした平野文さんなんかは元々ラジオの人気パーソナリティだった訳だけど、仮にそんな彼女が今の時代で声優をやったとしてもあの当時のようにはならないはずです。 「うる星やつら」という人気漫画が無ければ「ラム」というハマリ役もない。 それにあの押井守がはちゃめちゃにやっていたアニメというお墨付き。 アニメを熱心に見る人じゃなくても、あの「うる星やつら」を見ていた人は少なくない。 そういった頃の時代と今とでは声優に求められる「質」が違うのだと思いますよ。 狭い範囲でも客が取れる(ウケる)声優が重宝されていて、幅広い役が出来るとかこの人しかこの役を演じられる人はいないと思えるような声優が求められていないように感じます。 アイドル声優などという言葉が生まれだした頃から発病しだした業界病とも言えるでしょうね。 あと前の回答の「ピーターパンの冒険」の事です。 10数年前にKBS京都でやっていたラジオ「日高のり子のはいぱぁナイト」を聞いていた人なら知っている人は多いはず。 こういった経験をしている最近の若手声優は少ないと思いますよ。 演技の事で声優を泣かす音響監督やアニメ監督は確実に減ったと思います。
お礼
>狭い範囲でも客が取れる(ウケる)声優が重宝されていて、幅広い役が出来るとかこの人しかこの役を演じられる人はいないと思えるような声優が求められていないように感じます。 これも若手声優の成長を止める理由の一つですね。幅広く演技ができる若手声優は最近全く見かけません。あと大御所声優と同じ場で仕事しなくなった,というのもそうですね。どの分野でも上手い人から技を盗むというのは大事なことです。 演技のことで声優を泣かすといえばガンダムで有名な富野監督は演技にかなり厳しく,時には殴ったりもしたそうですが最近ではそれもなくなりつつあるそうです。回答ありがとうございました。
私が書いた趣旨としては、声優の増加ではないです。 代名詞となるような知名度を持つ作品がないという事です。 例えば、質問文に挙げられている山寺宏一さんですが 端役や脇役であっても「シティーハンター」や「らんま1/2」のような一般的に知られる長期人気アニメに出ていたり「魔神英雄伝ワタル」のような子供たちの間で人気が出て長期シリーズになるようなアニメなど、デビュー3年程度でも人に言える役があった。 声優の数の問題ではなく、声優を成長させるだけのアニメがあった。 あの当時なら「世界名作劇場」のような演技を必要とするアニメがあり、そこで鍛えられた声優さんだって数多くいる。 あの日高のり子さんだって、ピーターパンで初めて男の子役を演じてボロカスに言われて泣きながら1年間役と闘ったおかげで「タッチの南」という一発屋で無くなった訳で、役や作品が声優を成長させるという部分を疎かに考えているから若手が育たない。 音響監督の浦上靖夫さんだたかな、子供に言われて気づいた事として「泣く演技は本当に泣いている感情を出せないと子供相手には小手先の演技だとバレる。」ような事をインタビューかなにかで語っていたのを目にした事がある。 確か「赤毛のアン」について語っていた部分で、アンの少女時代に泣く場面について自分の仕事を後悔している。 それだけ見る人(子供)に対しても真剣に演技を考えなければいけなかった時代だったのもある。 大人は泣いている演技をしたら泣いているように感じる事ができるから、それ以上の演技を見(感じ)れていない部分がある。 「挫折」するような経験であったり、役が声優を成長させるような作品に出会えなければ鍛えられない。 林原めぐみさんにしたって三石琴乃さんにしたって90年代初期の頃までにデビューして誰もが知っているような声優になった人は、本人の実力以上に役や作品に恵まれている。 声優の数が増えようが作品や役に影響力のある仕事があれば、声優は成長しますよって事です。 著名な声優さんの経歴を見たらわかりますよ。 若手と呼ばれる時期に何かしら運命的な役に出逢っていますからね。 そういう役を生み出せない作品力の低さであったり、視聴者側にもそうさせている原因を作っているとは思うのです。 魅力的な作品が枯渇しているのに声優の数だけが年々増えているというのは確かに言えるとは思いますが、声優の増加が招いているとは考えていません。
お礼
魅力的な作品,長期人気アニメが枯渇していることを見逃していました。やっぱり作品の中で上達していく,そういう環境が整っていないことも理由の一つですね。具体例も交えて回答していただきありがとうございました。
>>昔の声優にあって今の声優に無いものってナンだと思いますか? 幅広い役を演じる機会。 誰しも鍛えられて「巧み」へ一歩一歩近づいていくのだけど、声優を成長させるようなアニメや役が無ければあるべき成長が損なわれる。 昔よりもアニメであったり声優の必要な仕事は増えたとは思うけど、声をあてていたらいいような役であったりアニメが大量に増えただけで、結局13話や26話のアニメあったりゲームなどのライトな仕事が多く、ベテランの声優であったり演技にうるさい監督なりと一緒に仕事をしていないから成長が止まっているようにも感じる。 役が声優を育てるという部分が現代においてかなり欠けている。 昔の声優さんにあって今の声優に無いものは、誰にも誇れるような代表作品であったり代名詞となる役(キャラクター)がないという事。 一概に声優だけを責めれる環境ではないなとは思いますね。
お礼
No,1さんが言っていた声優の増加がこことも関係していますね。声優が多いからとにかく適役を探しだして使い,声優が自ら適役になろうとするという成長過程がなくなっているようです。あと声優さんを責めているのはいけませんよね。時代と環境の変化により生じたことですので。回答ありがとうございました。
- ashunar
- ベストアンサー率23% (57/241)
> 最近の声優はみんな必ずどこかで聞いたことのある声。個性がないといっていました。 確かにその面はあると思います。しかし、個性がありすぎてキャラ ではなく、声優が喋っているとしか思えないんです(爆) たとえは、某ガンダムでシャアの声優をやっていた人が別のキャラを やってました。演技は良いのですが、声の個性がありすぎてキャラ ではなく、声優が喋っている、としか聞こえないんです。 それだったら、個性がないほうがある意味キャラの声として聞くことができます。 上手い下手は置いといて。
お礼
確かにあまりにも大御所がやるともうその人の前のキャラや有名キャラが前に出たりして最終的にはその声優さんが一つのキャラとして演じるキャラを薄くしているのかもしれませんね。回答ありがとうございました。
- RIVIERA99
- ベストアンサー率20% (19/92)
自分の中にある思い出? と、まぁ茶々を入れるのはこのくらいにして 今と昔の違い。なんでしょうねぇ~ 今のアニメの多くは原作がありそれに順ずる形で製作を行ってると思うので、声優を選ぶ基準は原作にあるキャラのイメージから成るはずなのでよく言えばイメージに合う声だが、悪く言えばキャラに食われているとも言える気がする。 昔も原作からのアニメもあったと思いますが今よりも声優の数も少なく個々人がより個性を発揮できる環境にあったのも声優陣の声の「重み」にもつながっていたのかも知れません。 でも、結局のところ思い出の補正もあるような気もします。
お礼
まぁ確かに一人ひとりの主観によって変わるところもありますね。キャラに食われている,声優の数の増加はずいぶんと声優の変化に関係していそうです。回答ありがとございました。
お礼
それも演技力の低下からくるものなんでしょうね。これからはもっと練習して上手くなっていってほしいです。さてこの質問もここで終わります。皆さんそれぞれ良い回答をありがとうございました。