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交流電圧、電流の波形について
直流電流をインバータに通して交流電流にし、負荷(電子機器)を起動させその時の波形を観測したのですが、起動後、交流電圧、電流とも若干のひずみが観測されました。この原因は何なんでしょうか?
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「起動後」というのは、電子機器の電源を入れた直後、という意味でしょうか。 電子機器は、ANo.1さんの回答にもあるように、内部では交流を直流に整流して平滑コンデンサでリップルが出ないように平滑しているはずですから、交流電圧波形の山の部分がおもに使用され、ゼロボルトを横切るような電圧として低い部分のエネルギーはほとんど使用されません。ですから交流波形の山の部分に負荷を負わされる格好になり、山が潰れやすい性質があります。 とりわけ電子機器の電源を入れた直後は、平滑コンデンサなどを一から充電して内部回路の電源電圧を所定のレベルまで一気に引き上げるために、イニシャルラッシュカレント(初期突入電流)が流れます。これは通常以上の大きな電流ですので、交流電圧波形の頭がより潰れやすくなります。
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- foobar
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回答No.1
電子機器の整流器負荷(非線形負荷)でしょうから、たとえ正弦波電圧を加えても歪を含んだ電流が流れます。 で、歪を含んだ電流による電圧降下のため、電圧にも歪が現れたのではないでしょうか。
質問者
お礼
素早いご回答ありがとうございました。 参考になりました。
お礼
丁寧なご説明誠にありがとうございました。 大変よくわかりました。