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ユダヤ人大虐殺について
ナチスドイツによりアウシュビッツ収容所でのユダヤ人大虐殺はあまりにも有名な歴史的事実ですが、なぜユダヤ人は殺されなければいけなかったのでしょうか?追放するだけで十分だったと聞きます。一説によると移送先で問題が生じて追放先がなくなったために邪魔になったから殺したという話も聞きました。だとしたら大義名分などはなく、実際のところ本当に無意味な虐殺でしかなかったんだなと思います。本当のところはどうだったのでしょうか?どなたかご存知の方がいましたら教えてください。もし参考サイトや書籍がありましたら併せてお願いします。
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- Mumin-mama
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A.No.2です。 ユダヤ人を他の所へ大量移住させる計画もあったようですが、ロシアやイギリスに阻まれ、また、輸送中の大量死が見込まれるため中止になったようです。特にSS司令官ハインリッヒ・ヒムラーがアウシュヴィッツ収容所をユダヤ人の絶滅センターに選んだことから事態はますます悪化し始めます。 アウシュヴィッツは1940年の設立当初はポーランド人政治犯を収容するためにありましたが、時を経るにつれ彼らに加え、全ヨーロッパにいて既にそれぞれの国籍を持ったユダヤ人、ジプシーとソ連軍の捕虜を送り込む施設になりました。囚人にはチェコ人、ユーゴスラビア人、フランス人、オーストリア人、そしてドイツ人もいました。 ユダヤ人が家から出る前には自分達の持っている貴重品を持って行くように指示されたそうです。収容所に着いたと同時に身包みはがされ貴重品は、SSや国防軍や一般市民が利用するために没収されてていました。ソ連軍が収容所の近くに迫ってきたときはナチ自身が証拠隠滅のために価値の高い物を急いで運び出したり、倉庫を放火したりしたのですが、35件の倉庫のうち6件が焼け残りそこから何万個の靴、ブラシ、洋服、眼鏡が発見されたそうです。 また、ガス室で使用されたチクロンBという毒薬を製造していたデゲッシュ社の1941~1944年の間だけでも30万マルクの収入を上げていたそうです。 ガス室で殺されると、指輪、ピアス、金歯がはずされ、金の延べ棒に加工され、ドイツ中央衛生局へ運ばれたそうです。アウシュヴィッツに着くと、健康状態などで選別され、ほとんどすぐガス室送りだったそうです。(ガス室で殺された数は全体の70~75%) 髪の毛は布やマットレスの中身に利用され、その収入だけでもかなりのものだったそうです。 また、生きた人間の人体実験や双子のSSの医師による犯罪的な人体実験は頻繁に行われていたそうです。 アウシュヴィッツは「死の工場」でした。ユダヤ人を殺してもたらされるものはいい国益になっていたようです。 ナチの起こした戦争犯罪は、全く無意味な虐殺以外の何でもありません。
- jamiru
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>>追放するだけで十分だったと聞きます。 何処に追放するの?
- Mumin-mama
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>本当のところはどうだったのでしょうか? 私もよく答えられませんが、おそらく誰もはっきりとは答えられない難しい問題だと思います。 アウシュビッツに入ればそこでガス室送りで、他に移転先はありませんでした。またアウシュビッツのような強制収容所はあちらこちらにあったのです。 収容所の一覧が出ています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%B7%E5%88%B6%E5%8F%8E%E5%AE%B9%E6%89%80 アウシュビッツについて http://member.cyberstation.ne.jp/mmb/MBWTRAIN/JR30227026558/osweicim.htm http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%84%EF%BC%9D%E3%83%93%E3%83%AB%E3%82%B1%E3%83%8A%E3%82%A6%E5%BC%B7%E5%88%B6%E5%8F%8E%E5%AE%B9%E6%89%80 アウシュヴィッツの門の上に”ARBEIT MACHT FREI"「働けば自由になれる」と書いてあります。(ずいぶんな皮肉です。) ナチドイツの問題はユダヤ人排泄だけにとどまりません。彼らはドイツ国家を単一血統(ゲルマンとアーリア人のみ)にしたかったのです。ですから、スラブ人、ポーランド人、ジプシー、政治犯、同性愛者、混血、左利きの人々たちなども差別し殺しました。 ユダヤ人の問題はエジプトのピラミッドが建てられた時代から今現在のチェチェン問題やイスラエルのガザ地区の問題まで絶えることなくあります。 『スレブレニッツァの大虐殺』のことについて書かれています。 http://www.fujitv.co.jp/ainori/st/st325.html 参考としては、映画「シンドラーのリスト」がよろしいかと。 また、チャールトンへストン主演映画「十戒」、漫画映画「The Prince of Egypt」、イタリア映画「Life Is Beautiful 」、アルパチーノ主演「ベニスの商人」などがユダヤ人を扱ったテーマでお薦めです。 宗教改革以前、カトリックは商売や金融業は汚らわしいものとしました。だから、ドイツのデパートの創設者がユダヤ人だったり、銀行家にユダヤ人が多かったのです。また、音楽家や学者も多かったですね。 社会の中で、自分の国に住んでいる人たちが満足で平和に暮らしているときはよいのですが、例えば、ペストで多くの人が死ぬとか言うことが起こると、人一人の「ねたみ」や「うらやましい」という気持ちが、多くの人々の関心となって、風評などにより拡大して民族紛争や戦争になるのだと思います。そういうときに宗教のカルマや集会場に適した教会などは「火に油」の「油」の役を果たしているのではないでしょうか。
- umemomi
- ベストアンサー率23% (190/805)
質問タイトルをそのまま検索にかけてください。 ひょっとして釣りですか?
お礼
すいません。ネットで検索するより、世の中にはもっとたくさんの事実を知っている方がいらっしゃるので、ネットで調べた上でもっと参考になることを聞きたかっただけです。そもそも釣りって何ですか?ネット用語に興味がないもので。
お礼
当初はマダガスカル計画というものがあり、マダガストル島に送るという計画だったようです。しかしそこがイギリス領だっためうんたらかんたらとまだ勉強不足で正確な事実かは分かりません。すいません。