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上映が終わったフィルムの行く末は…?
ロードショー公開が終わった映画のフィルムは、 裁断して海洋投棄すると聞いたのですが、本当なんでしょうか。 たぶん10年位前に何処かで 読んだか聞いたかしたことなんですが、 今でもそうなのかなと、ふと思ったので質問しました。 「フィルム 海洋投棄」で検索かけるといくつか記事が出てくるのですが、 映画フィルムについての記述を探すことは出来ませんでした。 どなたか上映が終わったフィルムの 1:現在の処分方法と 2:その理由 についてご存知の方、情報いただけると有り難いです。
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こんばんは。 なるほど富士写真ではそういうことをやっているのですか。現在ある程度まではフィルムのベースとして再生使用しているとは知りませんでした。 昔ならすべて参考ページに有るように焼却処分でしたが、実はこれにはフィルム膜状の乳剤に含まれている塩化銀の回収というもう一つの目的がありました。もちろん今でも同様のことは行われている筈です。 著作権という問題があるのも事実ですね。映画のプリント(35ミリ版)は会社から映画館に対して貸し出されているもので、売却の対象には絶対になりませんから。 ついでですのでもう一つ。どうして中にはまだ状態がかなり良いプリントも有って、これからも当分は使えるはずなのに、それでも廃棄処分にするのか? 現在では例えば大手邦画会社の封切り作品だと100本以上のプリントが作られます。しかし封切りが終わると会社は1本か2本のみを残してほかはすべて廃棄します。もちろんそんなに大量のプリントを保存するには倉庫費も大変なものになってしまいますが、それにしても、それほどまでに商品価値が無くなってしまうものなのか? 実は理由はもっとほかのところに有って、これらを廃棄処分にしないと、それにも資産としての価値が有るとみなされて税金がかかってくるためです。しかしこの措置の結果、映画ファンはプリントが無いため(ネガではありませんので注意)観られない作品がどんなに多く存在して、どれほど悔し涙を流さずにはいられなかったことか・・・。 国が映画を文化と考えていない証拠はこんなところにも有ります。
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フィルム=ポリエステル素材と考えて差し支えないと思いますので、現在は裁断後、リサイクルか、産業廃棄物としての焼却処分などのどちらかと思います。 かつてフィルムはセルロイドベースだったので現在と処分方法は異なっていたと思われますが、海洋投棄に関しては聞いたことはないです。フィルム現像液など廃液などに関しては、海洋投棄(下水道)という状態が禁止されるまであったようです。
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