- 締切済み
他大学への大学院進学について
ぼくは現在在籍している大学(地方国立大学の理系)から、他大学の大学院に進学を希望しています。今のところ修士で卒業し、就職したいとおもっています。 しかし他大学の院に進学された先輩がたから聞くのが、大学院を変えることへのリスクの大きさです。実際院を変えられた方はどれほど苦労されているのでしょうか?また、研究室を選ぶ際、自分の興味や学びたい内容以外になにを気をつければよいのでしょう?準備はいつごろから始めたかなども教えてくださるとうれしいです。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
みんなの回答
- kaitou_1
- ベストアンサー率47% (8/17)
10年前ですが、大学院(修士課程)で他大学に移りました。私の場合は、出身大学が私立で研究が応用よりだったので、同じような分野でも、もっと基礎を勉強するために他大学の大学院を受験したいと思い、その思いを率直に指導教官に話したら、「それじゃ、ここがいいんじゃない」という感じで大学を挙げてくれました。確か、6月ぐらいかな・・・。 それで、何個か研究室に連絡を取って、見学させてもらったりして、受験校を決めて・・・という感じで受験先を決めました。受験勉強をしたのは試験の一月半前ぐらい(大学の夏休みがはじまるぐらい)からでしょうか。当時は、大学院重点化がはじまったところだったので、志望校の国立の大学院は定員にかなり余裕がある感じでしたから、それぐらいで滑り込めましたが・・・今だともっと厳しいのかな? これは、行き先の大学にもよると思いますが、私が受けた大学院の受験は研究室の定員と全体数の定員(というか試験の最低点みたいなの)があるようでした。その後、受験制度もかわってるかもしれませんが・・・ リスクといういことですが、そうですね、やはりその研究室独特の分野では同級生と1年間遅れがあるし、大学ごとにやはり教わってる事が違う部分があったりで、大学院の授業についていくのが大変とか、劣等感を感じるとかそういうのはありますね。あと、大学と同じ大学院にいけば3年同じ研究を出来るけど、大学院からだと2年になりますから、やっぱり研究としての達成度は同学年と比べると落ちます。(修論の分厚さがやっぱ違う?(笑))まぁそれは、その人の努力次第かな・・・。 行き先が決まったら、できるかぎり早めに行き先の研究室に連絡をとって、大学院での研究テーマについて話し合う時間とかとれば、卒業研究の合間にでも追いつく努力が出来ると思います。授業の方は・・・まぁ苦労するのは覚悟してください。(過去の質問でそれについて、ちょっとだけ語った事があります。参考URLに載せておきます。) 正直、2年だとやっぱり短いなぁという気持ちになります。就職するなら1年の終わりには就職活動しないといけなくなるし・・・単純に考えれば、研究期間の半分より手前のところで就職活動するのと、研究期間として仕上がり欠けているところ(2/3)で就職活動するのでは持ってる自信も変わります。(まぁそれが就職にどれだけ影響するかどうかは、私にはわかりませんが・・・)
- harepanda
- ベストアンサー率30% (760/2474)
基本的には、今の大学の指導教授と良好な関係を保ち礼をつくしながらであれば、他大学の大学院に行くのは問題ないと思います。 私の知人に、上智の学部から一橋の院に進んだ人がいて、この人はかなり学部時代に教授との人間関係に悩んでいました。ご存知かと思いますが、上智はキリスト教の大学で神学部まであり、他方、一橋は社会科学専門大学です。彼女は上智の教授に、「なぜ左翼の一橋などに行くのか」と言われ、相当に悩んでいました。が、一橋に入った後は、のびのびとやっています。専攻は美学なので、一応、上智でも学べるのですが、彼女はよりによってマルクスの先駆者と勘違いされているヘーゲルという哲学者の美学論に興味を持ってしまい、上智の教授からすると、「ヘーゲルということは、宗教とは麻薬だと言ったマルクスの先駆者ではないか」という発想で、相当、許しがたいものがあったのでしょう。 彼女の例を見ても分かるとおり、他大学の院に行きたいのであれば、「そっちの大学でしか学べないことがある」という、明確なビジョンと目標設定を行い、新しい教授があなたの学びたいテーマにまさに一致する人物であることを事前に確認しておくことをお勧めします。
お礼
回答ありがとうございます。 〉他大学の院に行きたいのであれば、「そっちの大学でしか学べないことがある」という、明確なビジョンと目標設定を行い、 大事なことですよね。具体的なことをしっかりと考えていこうと思います。
- A-Tanaka
- ベストアンサー率44% (88/196)
おはようございます。 概要は、No.1さんやNo.2さんが書いてあることが本質です。多分、それだけでは不満でしょうから、追加説明をしておきます。 大学院で学校を変更することになると、試験勉強も必要ですし別の大学へ進学するということになります。むろん、大学院は研究室で選ぶものですし、教官もそのように思っています。しかしながら、試験勉強においては、各学校毎によって、外部受験の場合には条件が課されます(例外は、旧帝国大学ですが、基本は外部からの受験でも、内部からの受験でも条件は同じになるようにしています)。 また、別の大学へ進学するということになりますので、成績表(つまり、高等学校の内申と同じ物)によって評価されますのでご注意ください。 たぶん、その辺りをリスクと思っているのだと思います。 時期的には、4年生の夏に受験がありますので、3年の終わりには準備を完了しているくらいの準備がいります。また、教官との間での相談の時期は、様々ですが・・・大抵の場合には、受験後に相談に行かれる方が多いですね。 では。
お礼
成績はいいとも悪いともってかんじです(笑 もっと簡単に進学について考えていました。 教授との人間関係なども絡んでくるようで・・・。 自身の考えの甘さを感じます。ありがとうございました。
- conc
- ベストアンサー率6% (2/33)
大学院の場合、学校よりも研究室に入るイメージで選ぶほうが良いと思います。 習いたい教官がいるのであれば他大学に行っても問題ないと思いますが、漠然と他大学と思うだけでは大変かと思います。 事前に行きたい大学の研究室を訪問したり教官と連絡を取ったりしたほうがいいと思います。 研究室は大学院生活の大半を過ごす事になりますのでやりたいことであり続けられることが必要です。
お礼
前までは就職に有利いなれば・・・などの理由で他大学を考えていました。 しかし、実際の話を聞いてそんな理由だけでは通用しないのだろう と感じました。 N0.2さんの言われたことはまさに研究ライフに欠かせないことですよね! しっかし考えます。ありがとうございました。
- zorro
- ベストアンサー率25% (12261/49027)
あなたの実力しだいです。他の人が仮にそうだとしてもあなたがそれに当てはまるとは限りません。捨ててもよいようなちっぽけな夢ならば今の大学の大学院に進めば楽をすることができます。
お礼
厳しいお言葉ですがたしかにその通りですね。 ぐちゃぐちゃ考えていたのですが、少し励まされました。 ありがとうございます。
お礼
詳しく答えてくださってありがとうございます。 ぼくが話を聞いた先輩もN0.5さんが言っておられることで いろいろ考えていたようです。確かに研究期間は短くなりますし、 新しい環境に慣れるかなれないかの頃には就職活動です。 意思や目的をもって進学をしなければ、なんの意味もなくなって しまいそうですね。URLも見させていただきます。