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線路規格とは?

特別甲線、甲線、乙線、丙線、簡易線とあり、今は、第一級、第二級…とあり、A線、B線…とありますが、それぞれの意味と基準を教えていただきたいと思います。

質問者が選んだベストアンサー

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  • FEX2053
  • ベストアンサー率37% (7991/21371)
回答No.2

甲、乙、丙などは、基本的に建設時の規格で、国鉄線路規格によると、 各等級の線路構造はこんな感じです。 (1)最高速度 (2)施工基面における軌道中心から外縁までの幅員(カッコ内はやむを得ない場合) (3)道床厚(施工基面から枕木下面までの距離) (4)25m当たりの枕木本数 ・特甲線   重要な幹線であって輸送量が著しく大きく、且つ高速運転が行われるもの。 (1)110km/k以上 (2)2.75(2.6)m以上 (3)250m以上 (4)PC44本、木48本、ガーダー橋上52本 ・甲線   重要な幹線であって、輸送量が著しく大きいか又は高速運転が行われるもの。 (1)95km/h、又は110km/k以上 (2)2.6(2.5)m以上 (3)250m以上 (4)PC39本、木41本、ガーダー橋上52本 ・乙線   幹線であって、輸送量が大きいか又は高速運転が行われるもの。 (1)95km/k (2)2.5(2.4)m以上 (3)200m以上 (4)木39本、ガーダー橋上52本 ・丙線   特甲線、甲線、乙線及び簡易線以外のもの。 (1)85km/k (2)2.4(2.25)m以上 (3)200m以上 (4)木37本、ガーダー橋上46本 ・簡易線   幹線以外の線路であって、輸送量が著しく小さく、且つ速度が低いもの。 (1)65km/k (2)2.4(2.25)m以上 (3)150m以上 (4)木34本、ガーダー橋上41本 なお、上記の結果として、入線できる機関車の軸重、最大勾配や最小曲線 半径も自動的に(原則が)決まったように思います。趣味的には 特甲・甲:軸重16tまで/勾配は原則10パーミルまで/最小曲線は原則400mまで 乙:軸重は14tまで/勾配は原則25パーミルまで/最小曲線は原則300mまで 丙:軸重は13tまで?/勾配は原則33パーミルまで 簡易:軸重は12tまで のように覚えておいて、ほぼ間違いはないかと。

tomoloom
質問者

お礼

詳しく、ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • kuma-gorou
  • ベストアンサー率28% (2474/8746)
回答No.3

甲線/乙線/丙線については、他の方が回答済みですから省略。 ただし、同じ線区でも規格が混在するケースもあります。例えば、指宿枕崎線は、先に建設された西鹿児島-山川が簡易線。後に建設された山川-枕崎が丙線です。 機関車を下位の規格線に転属する場合、軸重軽減改造を実施します。また、DD51のように中間台車で軸重を調節できる機関車もあります。 A線/B線は、日本鉄道建設公団の建設線で、採算性の低い順にA線(地方開発線)・B線(地方幹線)・C線(主要幹線)・D線(大都市交通線)・E線(海峡連絡線)と区分されます。 後にG線(新幹線)とP線(民鉄路線)が追加されました。

tomoloom
質問者

お礼

詳しいことをありがとうございました。

tomoloom
質問者

補足

E線は津軽海峡線のことですね? 鉄建公団が建設する私鉄路線もあるのですか?!

  • sc16
  • ベストアンサー率33% (257/775)
回答No.1

今の規格ですが、こちらを参考にしてください。 http://www.geocities.jp/rattyee/railway.html 甲・乙・丙の分は調査中です。

tomoloom
質問者

お礼

ありがとうございます。

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