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マーシャルのアンプ
現在マーシャルのアンプ(真空管なし)を使っているのですが、マーシャルのアンプのイコライザーは何時の方向でフラットになるのでしょうか? よろしくお願いします。
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- real_tube
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マーシャルのアンプをはじめとする多くのギターアンプのトーンコントロールの機能は、フェンダーアンプ系のパッシブの回路を使っておりますので、”どの状態が最も原音に近いか?”と言えば、確かに、目盛りが10の位置(フルアップの状態)ということにはなります。 しかし、これが、”基準となる音質”という意味での”フラット”と考えるのは危険でして、目盛りが10の位置でも、トレブル/ミドル/バス共に、各帯域は、ある程度カットされた状態であり、帯域全体に渡っては決してフラット(平坦)では無く、アンバランスな状態となっているものです。 また、トーンコントロール回路に至るまでに、各素子の特性によって音質は変わっており、さらに、増幅によって耳障りな高域の倍音の成分が生じたりしていますので、この時点での原音は意外と聴き難いものだったりします。 このため、トーンコントロール回路に至る前の部分においても、回路中でそのような成分を意図的にカットしていたりしています。(高域/低域共に) このようなことで、アンプの回路を設計する側としては、最も無難に聴こえるような音の状態をトーンコントロールの目盛り5の位置(12時方向)に設定することが多いものです。 マーシャルの場合は、伝統的に、通常のアンプよりも、こもりがちの音質に設定されているので、トレブルやミドルに関しては6~7の目盛りあたりを基準位置と考えても良いかと思いますが、いずれにせよ、各帯域での調整(上げ下げ)に余裕を持たせるという意味からも、トーンコントロールの設定をする場合は、”まずは目盛り5の位置から”ということがやはり安全で、標準的なものではないでしょうか。 昔のあまり歪まなかった頃のマーシャルでは、全て10が一般的とされていたこともありましたが、現在では少々状況は異なるものです。
- 666-555
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オール10でフラットになります。 プレゼンスはゼロでフラットです。