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大学での勉強の仕方
大学2年で生物学を専攻しています。2年となり専門基礎の講義が中心となったので前期のやる気は十分でしたが、前期試験の結果、どの科目もほとんど不可に限りなく近い「可」ばかりで目も当てられない状態でした。自分としては授業も真剣に受けたと思います。適度に復習もしていました。 そういうわけで考えてみると細かい反省点はいくつでもでてくるんですが、じゃあ後期に挽回するにはどうすればいいんだ、と考えると全く思いつきません。将来、研究者を目指しているんですが、早くも赤信号ではないかとショックを隠しきれません。 まだまだ基本的な講義内容なので、センスとか発想の違いとかはそこまで関係なく、勉強時間や効率、Study Skillなどが悪かったのではないかと(容量はよくない性格なので)思うのですが、それなりにやったつもりで今回の成績なので、後期から不安です。 いい成績をとる目的でに大学にいくわけではありませんし、純粋に講義内容にも興味ありますが、このままでは空回りしそうで。なんとか巻き返したいです。どなたかよい方法を教えていただけないですか?
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- tyoukaifusuma2
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おっしゃってるように生物は流れが大事だと思います。 しかし内容をきちんと理解できていないと流れは 多分わからないと思います。 最初から(高校生物レベルの内容から)始めて流れをつかむのは 大変なので、流れだけは友達に聞いたらどうですか? これとこれは内容的につながっている、こうだからこうなる、など。 そして一つ一つの内容は自分で理解するようにすれば少しは効率的 なのでは。 あと論述式の問題は内容をかなり理解できていないとすぐには ちゃんとした答えがわからないのが普通なので、そういうときは 思いつく限りのことをひたすら書きましょう。 例ー植物が緑色であるのはなぜか説明せよ。 正答ー植物は光合成で赤・青の波長の光を利用しているが、 緑の波長の光を利用しないため、緑色光だけが反射され 植物は緑色に見える。 例答ー植物には葉緑体があり、葉緑体が緑色をしている。 葉緑体にはクロロフィルという緑色の色素が多量に 含まれている。 クロロフィルは特に緑色光以外を吸収し、緑色光は透過・反射 し利用されない。だから植物は緑色をしている。 という具合で、よく内容を理解できていないとどこが一番聞きたい ところかわからないと思いますが、自分の知っていることを ひたすら書きまくりましょう。 そのなかに聞きたかったことがあれば、不格好でもきっと丸をくれますよ。
- First_Noel
- ベストアンサー率31% (508/1597)
技術屋です.基礎研究屋です. 私は生物学には疎いのですが,特に生物学は覚えることが多いと思いますので,思うに何事も「流れ」を掴んで系統立てることが重要だと思います. 余り良いアドバイスは出来なくって申し訳ないのですが, ただひとつ確信を持って言えることは, >将来、研究者を目指しているんですが、早くも赤信号ではないかとショックを隠しきれません。 にありますが,学校の成績と研究者の資質とは必ずしも一致しないものですよ. 研究者としての修行は大学院で本格的に始まりますから,今は「可」で十分として 良いと思います.それと,後々になって覚え直すのは面倒ですから,この際に ある程度知識を吸収(教科書を開けば思い出す,程度で良い)していれば, なおよしです. 若い人が「研究者を目指している」とおっしゃれば,何か私,嬉しくなってしまいます.
- kgu-2
- ベストアンサー率49% (787/1592)
素直にいきましょう。可であることに納得できないのであれば、「答案を見せて下さい」と直接研究室に訊ねて行くのが一番です。ただ、妙にプライドが高い人もいる(というより多い)ので、「他の科目も成績がよくないのですが」(俺が変な採点をしたのではない、と一安心する)と、「出席もしたし、ノートもこのように取っているのですが」(真面目な学生だ、相談に応じよう、と感じる)は、付け加えましょう。答案を返却している教員なら、このような余分な気遣いは不要かもしれませんが、“点数に納得いかない”という喧嘩腰はやめましょう。 大学の目的の一つは、教員を知る、ことにあると思います。研究室にいくのは、少し勇気がいりますが、絶好のチャンスです。一人が嫌なら、友人と行って下さい。話の分かる先生なら、それなりのものを持っています。 さて、問題を読んだときに何を聞きたいのか、出題の意図を考えましたか。 例えば、「酵素について、簡単に書け」の問題で、生化学なら「本体はタンパク質。基質に特異性があって、生命現象の本質である生体内での化学反応を触媒する」くらいでしょうか。これが、衛生学だと「酵素は、化学物質で阻害されると、毒性が現れる。例えば、有機リン系の農薬は、アセチルコリンエステラーゼを阻害して、神経症状が現れる」の方が、望ましいでしょう。このように、学問によって要求されている答えは違うのです。 もう一つの例では、「北極海の海の中に生物はいるか」という生化学の問題がありました。次の年には「火星には・・」という問題でしたが、答えは同じでよいのです。生化学は、エネルギーをどのようにつくるか、ということを把握しており、それを文章で分かりやすく表現できておれば、生命体があろうがなかろうが、どちらの結論でもOKなのです。 私の試験だと、真面目に出席していれば60点は、とれる問題にします。それだけではなかなか優にはなりません。きちんと知識が整理されて表現されていることは、最低限です。すなわち、筋道を立てて書いてある必要があります。同じ単語があっても、筋道を立てて書いてあると、説得力か違います。 一番の説得力は、実体験で「公害に関する問題」で、「大阪空港の下に住んでいて、夜も寝られない」という体験を書いた答案がありました。文章力は未熟でしたが、それでも説得力は十二分にありました。 それから、専門に入ってすぐは、『最初から甘くすると、学生は油断する』と、厳しく採点する場合もあります。 研究と成績は、無関係に近いものがあります。大学の成績は、習ったことを表現できるか、で独創性は不要です。研究には、独創性、すなわち、人よりどれだけ優れているか、それが一つでもあれば、なんとかなります。
お礼
アドバイスありがとうございました。 「答案を見せて下さい」と直接研究室に訊ねて行くことを考えたんですけど、やはり積極性が足りなく実行できませんでした。後期が始まったら絶対行ってみようと思います。それに講義に関する質問でもほとんど研究室まで行かなかったんで、教員を知ることも、自分を知ってもらうこともできなかったんで、その辺もまずかったです。 試験は99%論述形式ですが、すごく苦手です。内容を理解してないからかもしれませんが、試験中にどう書けばよいか迷った挙句、時間切れになってしまったこともいくつかありました。その辺りの訓練はどうすればよいのか分かりません。 あと学科はほとんど生物を高校で学んだ人ばかりで、友達に聞いたことから判断すると、ごく基本的な部分は習っているのでそれをもとに専門知識を固めたり、流れを理解したりしているようでした。一方、自分は高校では学んでないので、講義で説明が省かれるような基本的な知識もどういう流れで今の講義が進んでいるか全く把握できませんでした。教科書も専門的なことが中心で情報量もすごく多いんで、簡単な流れを知ることも難しいです。授業はどんどん進むので高校の生物の教科書まで戻る気もしませんでした。流れを理解できないから筋道も立てられないんでしょうか?2度ほど教授に相談にいったのですが、「高校で履修してないと非常につらい、とにかくなんとかしろ」みたいなかんじであしらわれ具体的な対策はわかりませんでした。そんなとこからあまり教授に質問しなくなったんですが、後期からは聞きまくることにします。
- kusokuzeshiki
- ベストアンサー率13% (46/348)
わかります、その悩み。生物はよくわからないのですが、数学や物理で似たようなことを感じました。要領で試験を乗り切る方法も、今思えばあったのかもしれませんが、まあ、社会ではそんなもの役に立ちません。 1.授業はよくわかりますか? 実はこれが一番重要で、多くの授業は、よほど頭のいい人を除いて予習 したほうがわかりやすいです。まあ、講義自体まずい場合もあるので すが、そこは手がつけられません。 2.教科書は理解できますか? 日本人の書く大学教科書は冗長な説明が少なく、何度も読まないと理解 できないことが多いです。反対に外国の教科書はくどいくらい冗長です。 ただし、あれもこれもと手を広げすぎない方がいいです。穴があくくら い読むことをお勧めします。 軌道に乗るまで苦しいですが、一度ペースに乗れば楽でしょう。
お礼
早速回答をいただきまして感謝しています。 授業中に理解はほとんどできません。ひたすら板書と教授の説明をノートに取るので精一杯でした。後期からはICレコーダーを導入しようと考えてます。これですこしは講義中に理解できると思います。 僕は、今学期(前期)は本気で、と考え、運動部(野球)を断念し、バイトも学期中しませんでした(現在は逆にこれがまずかったのかと思いますが)。それでも、帰宅後の復習では3科目あったとして、そのうちの1教科に集中するか、3科目にざっと目を通すくらいしかできず、予習する時間はありません。また、どの教科書も分厚いうえに、内容を理解しながら読むと解釈が困難な箇所が次々にでて、時間と集中力があっという間になくなりました。 僕は生物を高校でやってない少数派でして、教授も前期がもっとも苦しいが軌道にのるまでと言ってました。問題はアドバイスしていただいた2点をどうこなしていくかですよね。時間の使い方が下手なんで、浪費する時間をなるべく減らして実践に移していこうと思います。
お礼
まさに、「流れ」が掴めないまま試験に突入したため散ってしまいました。生物学は大学で初めて学ぶこともあって、いきなり専門的なものから入るので、授業はかなり苦しいものでした(学科の8割程度は高校で生物を学んでおり、それを前提で授業が進んだためです。努力次第でついていけると思ってましたので特に準備もせずに前期にのぞみました)。出来る限りもがきました。同じ学科のなかで努力に費やした時間が多い方だと思いますが、最悪の結果に終わったので、これではやってられないなと思ったのが正直な気持ちです。 ただ、互いの顔も知らないのに、いろんな方々に親切にアドバイスをいただけて感激してます。自分でどうすることもできないなら、これからはもっといろんな人に意見を求めてながら頑張ろうと思います。ありがとうございました。