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使役動詞について…
初歩的な文法について質問があります。 The consultant recommended that more support staff be hired. という一文に関して、質問があります。 なぜこの場合、staff was hiredにならないのでしょうか? 問題集にはrecommendは使役動詞であるから、ここでは原型=beが使われると説明してあります。 ここでのthatは接続詞と考えていいのでしょうか? それとも冠詞としてのthatでしょうか? もし、recommendが使役でbeがそれに伴う原型不定詞だったら、thatは冠詞として用いられているのかな、とも思いますが… 初歩的なことを聞いてすみませんが、こんなくだらない質問に答えてくださる方がいたら、よろしくお願いします!!
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すみません,私の解説もひどかったです。 辞書の [6] のところを見てください。 suggest「~を提案する」は目的語として that SV をとって 「S が V することを提案する」という意味になります。 この that 節中の V の部分は should を用いて should +動詞の原形となるのですが, これは主にイギリス式で, アメリカでは仮定法現在になります。 仮定法現在というのは形としては動詞の原形ですので, 見た目は should が省略されたように見えます。 今回の文では イギリスでは ... should be hired になるのですが, アメリカでは ... be hired となります。
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- trgovec
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>recommendは使役動詞であるから、ここでは原型=beが使われると ?です。 recommend は次に that 節をとり recommend that S should 原形動詞 「S が…する(である)ようにすすめる」 という意味になります。質問文の訳は「コンサルタントはより多くのスタッフが雇われること(=もっとスタッフを増やすように)勧めてくれた」となります。 この should は自制の一致を受けず recommend が過去でも 「should 原形」を保ちます。 そしてこの should 原型の代わりに原形動詞を使うこともあり、これも自制の一致を受けません(この原形は仮定法現在で、仮定法だから時制の一致を受けないと言うのが正確ですが実用上は should の省略と言われることが多いようです)。 これは推奨や主張の動詞に見られる構造で insist that / require that などに見られます。 このような動詞で *The consultant recommended that more support staff were hired. このような時制の一致を行うと、recommend の時制と were の時制が一致し「雇われていることを勧める」となります。すでに行われていることを勧めても仕方がないわけです。 should を使った場合は「~するべきであると勧める」と考えることができます。 原形動詞の場合は、これはニュアンスというかフィーリングのようなものですが命令文に通じるものが感じられ「…は~せよと勧める」と考えられます(命令形は原形と同じため)。 仮定法現在と考えれば、仮定法は時間の流れから浮いている感じ(時制の一致を受けない)とか、原形のもつ未決な感じ(命令形にも通じる)でしょうか。 ともかく、時制を一致させると推奨(要求)、主張のもつ「これから行うべき」という感じが出なくなります。では will (would) はどうかといえば「~だろうと要求する;主張する」では弱い感じがします。「想像や推量」と「主張、要求」は相容れません。
お礼
回答ありがとうございます。 仮定法現在形というものを把握できていなかったので、とても参考になりました。 なぜ時制の一致が行なわれないのかも理解できました。 同じ時制だったら、すでに起こってしまったことに関して助言や推奨をしても意味がないからなんですね。 命令形を意識する感じも理解できました。 時制の一致に関して、もう一度参考書を紐解いて学習し直したいと思います。 ありがとうございました!!
- wind-sky-wind
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下の辞書にもありますように,使役動詞とは違います。 何の解説かわかりませんが,かなりひどいものだと言っていいです。 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=should&enc=UTF-8&stype=0&dtype=1&dname=1ss ここの「要求・提案を表す」動詞で,command, demand, desire, dictate, insist, move, order, propose, request, urge などに共通しているのは要求される状態になっていないので,「~することを(するように)要求などをする」ということです。 recommend「勧める」も,よりよい状態に達していないから「勧める」という点で同じです。 そして,主にアメリカでは should を省略して「仮定法現在形」の動詞を用いるとあります。 「省略」とあるように,「仮定法現在形」というのは結局「動詞の原形」になります。 that は I think that ~とか,He said that ~と同じ接続詞であり,名詞節を作るのに用いられます。
お礼
回答ありがとうございます!! とてもわかりやすく、辞書まで参考にしてくださり、理解できました。 仮定法現在形ということを新たに学習することができました。 命令、要求、提案、依頼、決定を表す動詞や形容詞に続くthat節ではshould+動詞の原型か、単なる動詞の原型が使われ、それは米英で分かれるってことですね!! 学習不足で全く知らなかったので、とても参考になりました。 本当に丁寧な回答で助かりました。 ありがとうございました♪