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環境マネジメント
最近環境マネジメントについて学んでいます。 本やウィキペディアで調べているのですが、どこか難しく何を言いたいのかわかりません。ISO…というのがあるのはわかりましたけど・・・ 環境マネジメントというので、環境を破壊しないように保全管理するので、もっと木とか自然に配慮した形にするように建物を建てたりすると思っていたのですが… わかりやすいサイトや回答があれば、どうか教えていただけないでしょうか
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環境マネジメントを勉強して、どうしますか? 企業に入って環境対策を立て直しますか? 学校のレポートをまとめますか? 勉強の視点はそれによって変わってくるでしょう。 今の環境マネジメントは只のブームです。 各企業は、ISO14001を取得して、環境報告書を発行しています。 多くの企業は、よき企業市民の顔をするために、「私たちは環境に貢献しています。」と広報しているのです。 本当に効果のある企業の環境活動は、 機械、電気メーカーならば製品の環境負荷を下げること サービス業ならば、流通、保管、広告の環境負荷をどうやって下げるか? 農業ならば、いかに耕作面積を減らすか。周辺への環境被害を少なくするか? 素材産業ならば、有毒排出物をいかに減らすか? などでしょう。 企業の環境マネジメントの問題は、取り組みの広報はするが、それがつまみ食い的で、会社全体の環境破壊、その企業の製品なりサービスを買った顧客の環境破壊について、定量値を出していないことです。 ライフサイクルアセスメントという考え方があります。製品、サービスなどでどのくらい、環境負荷があるかということを定量化しようとするものです。長い間、取り組まれていますが、まだ方法論が確立していません。 しかし、この考え方は最も重要なことです。経済活動を行っている各企業、個人はこのライフサイクルアセスメントで、自分がどれだけ環境に対して悪いことをしているのかを計算する必要があります。 環境マネジメントは、これを使わなければ、各会社の偽善と広報合戦になってしまうだけです。 学ぶのであれば、ライフサイクルアセスメントを勉強したらどうですか。これをやれば、環境への悪影響を、定量的につかむ姿勢ができるようになります。割り箸、ビニール袋論議や、企業の偽善的な環境マネジメント広報に惑わされないですむようになります。 ライフサイクルアセスメントはインターネットで調べて、本を買ってみてください。
- daitei
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ISOには14000(イチマンヨンセン)とう名前の環境に関する規格があります。この中で環境マネジメントを策定して実行するように 決められています。 この規格の取得は任意ですので、強制されたものではありません。 自主的に取り組むものです。ISOを取得した団体ではこれに沿って、プログラムを実行します。大まかな説明ですが以下に書きます。 これは絶対的な基準ではなく、その会社なり団体なりが、自分たちで出来る範囲で具体的な数値目標を立てて、実行するようなプログラムです。よって、目標も実行手順もまちまちですが、自分たちの決めたことを守って行くということです。 ある会社が電力を100つかっていて、 これを来年は98にする目標を立てて、節電に努めるようなプロセス を実行する・・などの例があります。この98が多いとか少ないとかの問題ではなく、削減に努力すると言うことを決めて実行します。 監査も行われます。いろいろな取り組みがありますが、 代表的な例は、節電、節水、廃棄物の排出量の削減、事務用品の削減、廃棄物の分別、再利用、 従業員への環境教育、エコ設計の推進、エコ材料の使用推進、通勤車両、事業用車両の燃料削減, 周りのゴミ拾いや河川の清掃 ・・など、すべてを数値化して目標を設定し、実行、評価します。 監査機関の定期的審査もあります。あくまで、自分たちで決めるので、他所との比較とか、絶対量の大小ではありません。 (大まかな説明ですので、多少実際とは違うところもあります)
- nobugs
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「環境マネージメント」の説明は、どこでも漠然とした記述になっているので、非常に理解し難くなっています。 簡単に言えば、 「現状よりも環境負荷を減らしていく」 と言うことです。 1、現在の環境付加を数値的に把握し、 2、毎年削減目標を立てて実施をしていく となります。 現状から出発するので、各事業所毎に状況が異なるので、具体的な記述が難しくなるのですが、一般的には、水光熱費の削減やゴミ排出量の削減、リサイクル量の増加などが、共通で挙げられます。
こういうのでしょうか。 http://www.env.go.jp/policy/j-hiroba/04-1.html ISO14001は企業活動が環境破壊を起こすものという 認識にたって、「うちの企業は環境に配慮していますよ」と 宣言するにあたってのハードルのようなものと考えればいいでしょう。