- 締切済み
作曲をしてみたい
最近、ベースを始めたばかりの初心者です。今は楽譜を見てコピーして 練習しているのですが、将来的には自分で曲を作りたいと思っているのですが、どんなことを勉強すればいいのでしょうか? 作曲をする以前に耳コピができません。耳コピというのはどうすればできるようになるのでしょうか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
- 1045mama
- ベストアンサー率0% (0/0)
音楽教室の講師を20年務めています。 作曲をするには様々な勉強が必要ですが、耳コピが苦手でまず手っ取り早く作ってみるには、弾けるようになった曲のコードに、似たようなメロディーを乗せてみたらいかがでしょう。それも難しかったら、コードの構成音のみでメロディーを作り、リズムを変えてみたり、音と音の間の経過音や半音下の音などをつけてみるといいですよ。その他には、循環コードの曲(ダイアナや、茶色の小瓶など、4つのコードを繰り返して出来ている曲)のコードを弾き続け、遊び弾きしてみると、気に入ったフレーズが出来たりしますよ。あとは、歌詞を作り、鼻歌でメロディーを作り、楽器で音を探してみたり・・・耳コピをするにはコピーしたいメロディーを歌えるようにして、同じ高さの音を弦や、鍵盤で探していけばいいと思います。まずは構えずに好きな音を弾いて見て下さい きっと自分だけの曲が出来ますよ!がんばって下さいね
作曲ができるようになるための方法については、人それぞれのやり方があるように思います。作曲手法を本で学んで身につけられる人もいれば、いろいろな曲をコピーする中から曲の作り方をつかめる人もいます。この方法を踏襲すればできるようになる、と断定的に言うことは難しいでしょう。 ただ、一般論としては、コードの仕組みなどを覚え、コード進行のセオリーなどを把握するようにすると、曲を作ったり、作ったメロディーにコードをつけて伴奏を付ける上で有用な情報を揃えられると思います。 とりあえず、本などを頼るのであれば、作曲法についてまとめている教則本や、コードの構成など音楽理論の基礎知識をまとめた教則本、コード進行について解説している教則本などを参考にしてみるのが良いでしょう。音楽理論の解説をしている本といっても、学問的にまとめられた固い本ばかりではなく、わかりやすいように噛み砕いて読みやすい文体で書かれている本も少なくないので、あまり身構えず、気軽に手にしてみると良いと思います。 曲を作る上では、いろいろな曲を綿密にコピーしてみることも良い経験になると思います。特に、楽器で演奏を再現してみることで、どういう意図でそういう展開になっているのか、作曲の意図などを汲み取れることもあるでしょう。そうした経験の中から、曲を作る感覚を掴んでいくのも手だと思います。 また、たくさんの曲をコピーしていけば、常套的な展開の仕方などにも触れることができるでしょう。こうきたらこのように落としてまとめる、というようなお決まりの常套的な展開というものも、珍しくはありません。そうした展開を踏襲してみるのも手でしょう。 既存の曲に関しては、作曲の集大成ですので、既存の曲に深く触れてみることは良い参考になるでしょう。仮に本で作曲法などを学ぼうとする場合でも、実例として既存の曲と照らし合わせて把握する方がわかりやすいことも多いと思います。曲のコピーについても、貴重な機会と捉えることをお勧めします。 あとは、どんなに短くても良いので、ベースラインやメロディーを適当に書いてみるなども良いと思います。できないできないとしり込みするのではなく、クオリティなどは気にせず出来が悪くても恥ずかしがらず、思い切ってフレーズを書いてみると良いでしょう。そうした経験も、あとあと役に立つかも知れません。 特定の楽器の耳コピに関しては、その楽器に関する知識や、あるいは演奏技術の総合力を問われる部分もあります。絶対音感をお持ちであれば、その程度によっても話は変わってきますが、そうでない場合には、まずは耳コピで取ろうとしている楽器のことについて、よく把握することからはじめるのが良いでしょう。ベースのフレーズを耳コピしたいのであれば、ベースの練習をすることも役に立つはずです。 特に、楽器の基礎練習の時などにも、指先の動きにばかり気を取られず、出ている音をしっかりと聞くように注意して取り組むのが良いでしょう。音程を覚えることは、音を聞き分ける上では大切です。自分の楽器から出る音には、よく耳を傾けることをお勧めします。また、その上では、楽器のチューニングについて常によく注意して、演奏時には正確なチューニングを確保するのが良いでしょう。 耳コピのための実際的な練習についてですが、スコアと音源を用意して練習してみることをお勧めします。スコアを使っては耳コピにならないと思われるでしょうが、練習ですので割り切って考えてください。まずスコアを使って一通りの展開を覚えてください。スコア通りに通して弾けるようになるのがまずはじめのステップになります。それができたら、そこで完成したと思わず、スコア通りに弾いた内容と、その曲の音源とを聞き比べてみてください。もし、音源と自分で弾いた内容とに食い違いがあるようであれば、音源の方の演奏に似るように演奏内容を修正します。その作業を繰り返して、音源の演奏内容を気が付く限り細かなところまでコピーしていきます。この時の、音源の内容を聴き取り、それと同じように演奏するという作業は、耳コピの時に行う作業そのものですので、こうした方法でも耳コピの訓練は可能です。スコアがある分、取っ掛かりのハードルは低くなるでしょう。繰り返し試していけば、そのうちスコアがなくても音が取れるようになっていくと思います。 また、普段からTVで流れるBGMのフレーズを後追いして弾いてみるなども、よくある練習方法ではありますね。小耳に挟んだフレーズを真似してみるのも、気楽にできる練習といえると思います。 なお、いずれにしても、耳コピをする上では音源を何度も繰り返し聞き返すことが必要になるでしょう。曲をまるまる耳コピするのであれば、腰を据えてじっくりと音源と向き合うこともお勧めします。 参考になれば。長々と失礼しました。
ベースなら、まずはバンドを組んでみたらどうですか?