- ベストアンサー
toの使い方
英語やり直し組です General Petraeus told reporters in Baghdad the surge of U.S. troops and progress by Iraqi security forces have helped reduce violence in Iraq by 60 percent in the last six months, to the lowest level in nearly two years. (1), to the lowest…のtoの使い方がよくわかりません。。。 「アメリカ軍とイラク防衛軍による進展はこの半年で危険を60%まで減らす事を助けた」「これはこの2年で最も低いレベルです」 のような意味でしょうか?それなら「, which is the lowest …」となりそうな気がします。。。 toの前にカンマがあるのもよくわからないです。。。 "We look forward to all elements of the Iranian government following the promises, making real the promises that Iran's senior leaders have made to their Iraqi counterparts to stop the training, funding, arming and directing of organizations like the special groups," (2)have made to their cunterparts to stopについて このmadeは使役動詞でtoがいらない様に感じるのですが必要なのでしょうか? to theirは勿論to stopも不必要に見えます。。。何故toが使われているのでしょうか? お願いします。
- みんなの回答 (9)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。12/5のご質問ではご丁寧なお返事を有難うございました。 ご質問1―(1): <(1), to the lowest…のtoの使い方がよくわかりません。。。> 1.このtoは「~まで」という「程度」を表す前置詞です。 2.意味は「この2年で最低の水準まで」という意味の前置詞句になります。 3.この前置詞句は副詞句として、動詞reduceにかかっています。「~の水準まで(イラクでの暴力行為を)下げた」といっているのです。 ちなみにこのreduceはviolence in Iraqを目的語とする、他動詞です。 4.このreducedの後に、by 60 percent in the last six monthsとあります。このbyは「60%にまで」の「まで」という、やはり「程度」を表す前置詞です。 例: I’m taller than she by 5 cm. 「彼女より5cm高い」 と同じ用法のbyです。 5.by 60 percent in the last six months「この6ヶ月で60%も」という前置詞句も、副詞句として動詞reduceにかかっています。 6.つまりここでは、動詞reduceにかかる前置詞句が2つあるということなのです。 (1)by 60 percent in the last six months「6ヶ月で60%まで」 (2)to the lowest level in nearly two years.「この2年で最低水準まで」 ご質問1-(2): <toの前にカンマがあるのもよくわからないです。> 1.そうすると、このカンマの意味も見えてきますね。 2.このカンマは、「つまり」という「言い換え」の印なのです。 3.「6ヶ月での60%までの減少率」は、=すなわち、「この2年間の最低水準」にあたる、ということです。 ご質問1-(3): <それなら「, which is the lowest …」となりそうな気がします。> 1.おっしゃる通り、このwhichの用い方でも意味は同じです。 2.このwhichは非制限用法として用いられ、先行詞である60%の補足説明を付加的にしているからです。 3.この用法でもいいですが、書き手の主観としては、直接の言い換え用法である「コンマ」を使って、2つの副詞句で表したかったのです。 ご質問2―(1): <このmadeは使役動詞でtoがいらない様に感じるのですが> 1.このmadeは使役動詞ではありません。 2.このmadeはmake a promise「約束をする」という動詞句の、promiseを目的語とする「する」という他動詞になります。 ご質問2-(2) <to theirは勿論to stopも不必要に見えます> 1.両方必要です。ただ2つのtoは働きが違います。 2.このthatは目的格の関係代名詞になります。Made the promises「その約束をした」の目的語the promisesが、先行詞として前出しているのです。 3.この先行詞the promisesを節内に戻して考えるとわかりやすいです。 (1)最初のto: 例: made the promises to their Iraqi counterparts「イラクの対抗勢力に対して約束をした 最初のtoは、「~に対して」という「動作の対象」を表す前置詞として、made「した」にかかる、副詞句の一部になっているのです。 (2)2番目のto: 例: made the promises (to their Iraqi counterparts) to stop the training「(イラクの対抗勢力に対して)その訓練をやめるよう、約束をした」 2番目のtoは、「~するように」という「目的」を表す副詞的用法のto不定詞として、made「した」にかかる、副詞句の一部になっているのです。 4.Madeの目的語the promisesが先行詞として前出してしまったために、2つのtoの区別が難しく見えたのだと思われます。 先行詞にかかるこのthat節の意味は、 「イランの司令部が、イラクの対抗勢力に対してした、その訓練~をやめるように、との約束(を本当にしている~)」 と主文に戻って行きます。 5.このように混乱する時は、先行詞を一度関係詞に戻して、関係詞内の文全体として眺めてみると、意外と簡単に謎が解けますよ。 以上ご参考までに。
その他の回答 (8)
- googoo1956
- ベストアンサー率47% (623/1316)
>"We look forward to all elements of the Iranian government following the promises, making real the promises that Iran's senior leaders have made to their Iraqi counterparts to stop the training, funding, arming and directing of organizations like the special groups," ○ 全訳です。 「我々は、イラン政府のすべての会派が協定に従うこと、すなわちイランの指導者たちがイラクの指導者たちと交わした、特別部隊のような組織を訓練したり、その基金を集めたり、その編成を目標としたり、指揮したりすることをやめるという協定を実現させることを期待する。」
- googoo1956
- ベストアンサー率47% (623/1316)
>(2)have made to their cunterparts to stopについて >このmadeは使役動詞でtoがいらない様に感じるのですが必要なのでしょうか? ○ すでに正解に近いものが出ているようですが、「making real ...」の部分についての説明が不足しているようです。 ○ これは「making ... real」の形で「・・・を現実のものにする」という意味になる、いわゆる「SVOC(=Cの部分は形容詞)」の文型で用いられる「make」の用法であって、決して「使役動詞」ではありません。 ○ なぜ「real」が目的語である「・・・」よりも前に来ているのでしょうか。英語にある「文末重心」の法則によるものです。英語では、長いものを後ろに置く傾向があります。ここでの実際の語順は次のようなものだったはずです。 「making 【the promise that Iran's senior leaders have made to the Iraqi counterparts to stop the training funding arming and directing of organaizations like the special groups】 real」 ○ 「making」の目的語である【 ~ 】が非常に長いので、そのままでは「making」と「real」の関係が分かりにくくなります。そこで、「making real ...」と結論を先に述べ、その後でゆっくりと「目的語」である【 ~ 】部を述べている訳です。これが「文末重心」です。ひとつだけ例示します。 He had called an idiot 【the man on whose judgment he now had to rely】. ※ 本来は「He had called 【 ~ 】 an idiot.」だった「 S V O C 」の英文を「 S V C O 」の語順に変えたものです。こちらの方が、明らかに分かりやすいですね。 ○ 本文中の【 ~ 】部についてです。 (1)「that Iran's senior leaders have made to their Iraqi counterparts 」は関係代名詞節です。「that」は、目的格なので省略可能です。「・・・に(ある)約束をする」という意味の「make a promise to ...」の中の「a(the) promise」が先行詞として前に出たので「made / to ...」という変なつながり方に見えますね。 (2)「to stop the training, funding, arming and directing of organizations like the special groups」は「the promise」と同格の働きをする「形容詞的用法」の不定詞です。その訳は「~するという約束」ですね。全体の意味は「特別部隊のような組織を訓練したり、その基金を集めたり、(その編成を)目標としたり、指揮したりすることをやめる(という約束)」とでもなるのでしょうか。 (3)なお、「counterpart」は「抵抗勢力」ではありません。「(相手方で)同等の格付けを持つ者」という意味です。福田首相に対するアメリカ側の「counterpart」は、現在ではもちろんブッシュ大統領です。本文中の表現を借りると「Iraqi 【senior leaders】」となります。
お礼
回答ありがとうございました。 >すでに正解に近いものが出ているようですが、「making real ...」の部分についての説明が不足しているようです これは私も少し気になっていたのですが、私は勘で「多分長いからrealが先にきているのかな?」くらいに思っていました。そうとしか考えられなかったからというのもありますが。。。 ですのでこの説明は非常に嬉しく、少し不安だった所を保証していただいたようでありがたく思います。 >「(相手方で)同等の格付けを持つ者」という意味です。福田首相に対するアメリカ側の「counterpart」は、現在ではもちろんブッシュ大統領です。本文中の表現を借りると「Iraqi 【senior leaders】」となります 私は「イラクでのイランの指導者」という風に考え「トレーニングをやめさせる」と考えていたのですが「イラクでのイランの指導者」ではなく「イラクの指導者」だったのですね。。。 それなら使役だと変ですね。。。 ありがとうございました。
- jayoosan
- ベストアンサー率28% (929/3259)
先に質問から少しはずれますが、VOAの背景を知っておいた方がいいと思います。 VOAは現在はホームページの形をとっているため、一見するとニュース記事のように見えます。 しかしもともとは、終戦前に世界の覇権が英国からアメリカに移った頃、軍事的に欧州やアジアでアメリカの影響を増すため(具体的には枢軸国であるドイツや日本にアメリカの民主主義と自由な生活よさを伝えるため)、ラジオ放送として開始されたものです。 ですので、今でもVOAの情報の伝達手段のベースは音声や映像で口語的(話し言葉)で、文語的(書き物)記事とはすこし一線を画しています。私の子どもの頃「アメリカの声」と呼ばれて、短波放送でときどき聞いていました。 ところで最初の to ですが、例えば日常でタクシーを拾うとき 運転手:Where to? (どちらへ?) 乗降客:To JFK. (JFK空港まで) のように会話においては、その言いたい部分だけを伝えていいます。書き文章的に正しくても、いちいち 運転手:where do you want to go? あなたはどちらへ行きたいですか? 乗降客:I would like to go to John F Keneddy airport. 私はジョン・F・ケネディ空港へ行きたいです とはいわないですよね。 その文では、「最近の2年で最も低いレベルまで」と、「まで」をtoを使って表しています。 そしてこの記事はスピーチ、つまり話し言葉であるため、文章にしたいとき、このto以降の文章が急にでてくると前の文尾にくっついてしまうので、読者に間を感じてもらうためにカンマで一度区切ります。 2番目のhave madeは「~した」「~してきた」という完了形の意味でつかわれています。そしてこの文には使役的なニュアンスを感じます(しかしmadeよりもhave)。 ところで使役動詞に原型の動詞(不定詞)だけではなく、toの動詞も使われます。 (これを受動態の場合と日本の一部の人は教えていますが、私は文脈によっては能動的なときにもto不定詞が使われると思います[動詞にもよる]。時代の変遷の中で、原型不定詞になっていった部分がありますが、話し言葉的においては全てがそうではないと思います) ただその文の場合は使役動詞文の形がどうのこうのよりも、単に Iran's senior leaders に対して相手方である to their Iraqi counterparts (彼らの相手方であるイラクに)を近づけて、その関係(to stop以降を「してきた」)を述べたいがために、話術として動詞よりも先にこのパートをもってきています。この形のために stop はあとから to stop (止めること)の形をとって、文章を形作っています。 thatが省略されないの意味はわからないのですが、that以降はthat~節(~であるという)としてmaking real the promises を説明しています。ここでのmaking は使役ではなく、「本当の約束をするという(直訳)」←make a promise(約束をする)から来ています。そしてこのmakingがfunding, arming and directing とandで結ぶ同格を構成しています。
お礼
回答ありがとうございました。 >今でもVOAの情報の伝達手段のベースは音声や映像で口語的(話し言葉)で、文語的(書き物)記事とはすこし一線を画しています。私の子どもの頃「アメリカの声」と呼ばれて、短波放送でときどき聞いていました。 そうだったのですね。。。確かにvoice of America(アメリカの声)ですから名前の通り口語的なのかもしれませんね。 >そしてこの記事はスピーチ、つまり話し言葉であるため、文章にしたいとき、このto以降の文章が急にでてくると前の文尾にくっついてしまうので、読者に間を感じてもらうためにカンマで一度区切ります。 文の流れから間を空けてto と続けば必然的に意味はわかる、というわけですね。 ありがとうございました。
- seegrammar
- ベストアンサー率25% (253/974)
>ただこのthatは何故省略されないのでしょうか? 目的語だと省略されるものだと思い込んでいたのですが、そうとも限らないのでしょうか? おっしゃるとおりほとんどの場合省略されますね。ただこの場合あったほうが読みやすいと思いますよ。質問にもあるように the promises that Iran's senior leaders have made to....to.... と to で付加的情報がたくさん出てくるので、結果的に that 以下は promises の説明だよ、と読み手にわかりやすく伝える効果があるのでしょう。to..to..の働きは Paris さんの説明を参考にされると良いですよ。
- seegrammar
- ベストアンサー率25% (253/974)
following the promises, making real the promises これらは同格 イラン政府が ing することを期待しているということです。
お礼
何度も回答ありがとうございました。 省略されていないからthatが関係代名詞ではない、つまりmadeは使役動詞、だからtoはおかしい、という風に考えていたのですが根本的に間違えていたようです。。。 ありがとうございました。
- seegrammar
- ベストアンサー率25% (253/974)
We look forward to all elements of the Iranian government following the promises, making real the promises that Iran's senior leaders have made to their Iraqi counterparts to stop the trainig... We look forward to all elements of the Iranian government われわれはイラン政府の行動全てを期待している。 以下が all elements の内容。 following the promises 約束を守ることを期待している。 the promises that 以下が the promises の説明 どういう約束かどうかが to stop ............. これはイラン政府がすること。 making real the promises 約束を実現させることを期待している。 つまり that は関係代名詞ですね。
補足
ありがとうございます。 to stop以下はイラン政府がすることだったのですか。。。 their Iraqi counterpartsを「イラクでの同じ立場の人」=「イラクでトレーニングなどをしている人」だと思い、「トレーニングなどをやめさせる約束」だと思っていました。。。 ただこのthatは何故省略されないのでしょうか? 目的語だと省略されるものだと思い込んでいたのですが、そうとも限らないのでしょうか?
- seegrammar
- ベストアンサー率25% (253/974)
(訂正) >おっしゃるように which で言い換えることも可能でしょう。 厳密に言うとこの分の後に which is the lowest...と付け加える形になります。
- seegrammar
- ベストアンサー率25% (253/974)
1)Tha bank reduced the interest rate by 0.03% from 1.06 to 1.03. の to と同じ働きです。ニュースでは良くある表現で「差」を by であらわし from to で「どのレベルからどのレベルへ」という表現と思います。ここでは from がないですね。おっしゃるように which で言い換えることも可能でしょう。 2、使役ではないですね。 the promises that Iran's senior leaders have made to their Iraqi counterparts は have made (the promises) to their Iraqi counterparts という構造ですね。その後の to ...以下が promises の内容。
補足
>have made (the promises) to their Iraqi counterparts という構造ですね。 すいません。これだとthe promisesは目的語になるのでthatが省略されると思うのですが、違うのでしょうか? この場合は同格?のthatと呼ばれるものではないのでしょうか?
お礼
回答ありがとうございました。 >このtoは「~まで」という「程度」を表す前置詞です。 >つまりここでは、動詞reduceにかかる前置詞句が2つあるということなのです。 とてもわかりやすい説明ありがとうございます。 ここではtoを使って二つをreduceに繋げていたのですね。 意味はわかるのに何故このような使い方なのかわからなかったのですが、納得出来ました。 >このthatは目的格の関係代名詞になります。Made the promises「その約束をした」の目的語the promisesが、先行詞として前出しているのです。 確かにこのthatが関係代名詞ならtoは両方とも必要ですね。 目的語のthatは省略されるもの、と考えていたので関係代名詞ではないと思っていました。。。 ありがとうございました。