• 締切済み

大規模開発は呉越同舟?

誰にも聞けず困っています。助けてください。 大きなマンション開発には多くの企業が関わっています。 事業主(売主)が数社、多い場合では2桁連名で広告等に名を 連ねていますよね。 みんな競合する会社かと思いますが、この業界ではこのようなことは多いのでしょうか? このよう場合、売る物件の棲み分けはあるのでしょうか? あるならどのようなルールがあるのでしょう? 優良物件なら自社および自社グループで開発、販売し、グループ内で利益を上げるのが普通かと思うのですが、どうなのでしょうか? それとも莫大な投資なので、リスクを分散しているのでしょうか? あまりグループなど関係ないのでしょうか? よろしくお願いします。

みんなの回答

  • kita52326
  • ベストアンサー率61% (320/520)
回答No.4

NO1です。 ■ちなみにデベとは・・・・(中略)・・・・でしょうか?  ⇒そのとおりです。但し、商社や大手ゼネコン・鉄鋼会社にもデベ部門があるので、   所謂デベロッパー以外は開発能力がないわけではありません。 ■地主関連とは?  ⇒メーカーなどが保有する資産管理のため、別会社を持っている場合があります。   単純売却ではなく、保有資産の活用のために他社と組んで開発するような場合、   その資産管理会社(≒実質的にはメーカー自身)が、   共同事業のパートナー選定のイニシアチブを持つことになります。 ■小さな競り合い、せめぎ合いは起こらないのでしょうか?  ⇒どの企業も利益をあげたいわけですから、起こりうるでしょうね。   ただ、調整がつかなければ共同事業はできませんし、   メジャーシェアを持つ会社や、共同事業を企画する会社が幹事会社になって、   役割分担を考えながら共同事業者を呼びかけて、組み合わせを固めていきますから、   そこそこ落ち着いていくわけです。   過去の共同事業物件などをベースにしながら基本部分を決めて、   事業が決まってスタートすれば、さらにさまざまな次元で何回も打ち合わせて、   取り決めや調整をしながら、事業をすすめていくことになります。   入札物件などで競合相手がいるような場合は、相当なプレッシャーでしょうね。

captainrio
質問者

お礼

なるほど、なるほど。 当初はなぜNTTが???でしたが、様々な業界が建設分野に参入している理由や背景がよく分かりました。 一つの素朴な疑問をお尋ねし、たくさん勉強させて頂きました。 私にとって大変得るものが大きいQ&Aでした。 懇切丁寧にお答え頂き、みなさんありがとうございました。

  • 0621p
  • ベストアンサー率32% (852/2622)
回答No.3

すでに回答のある事もその通りですが、参考までに別の見方を。 不動産業界では、例えばビール業界や自動車業界のように、一社で何十%ものシェアを占めるということはありません。あまりにもたくさんの会社がありますから。ですから他社との競合という意識はそんなにありません(局地的に販売物件が重なって競合することはありますが) 大事なのは他社との競合よりも、より多くの物件を販売して実績、供給戸数を上げることです。そのためには共同事業の端っこに名前を連ねるだけでも意味があるのです。

captainrio
質問者

お礼

ほー なるほど!業界が見えてきました。 教科書には載ってないことですよね。 大変参考になりました。 ありがとうございました。

  • maeiwa
  • ベストアンサー率5% (11/184)
回答No.2

大規模物件の場合はこの様な形が多いです。 リスク分散と得手不得手の補完などの目的かと思います。 誰にも聞けず困っていますとの事ですが、どの様な事で困っておられるのですか? タイトルからも意図が読み取れなかったのですが。。

captainrio
質問者

お礼

ギクッ 後輩から聞かれて???でしたので ついつい、皆様に頼ってしまいました。 ありがとうございました。

  • kita52326
  • ベストアンサー率61% (320/520)
回答No.1

■この業界ではこのようなことは多いのでしょうか?  大規模物件では珍しくありません。特に大型入札物件では多いように思います。   ■売る物件の棲み分けはあるのでしょうか?  棟別に分ける場合、持分シェアでやる場合、  企画・設計・販売・アフターなど業務で分担する場合などがあります。  共同事業各社で協議して、これらのルールを取り決めることになります。 ■共同事業にする理由  一言で言えば「リスク分散」で正解ですが、もう少し補足すると、  ○投資と回収、要員計画などの観点から、事業が単年度に集中するより、   複数年度に分散する方が経営的にも好ましい。  ○共同事業を組んだ方が、事業機会を獲得する確率が高くなる。  ○他社の顧客ストックなどが利用できる。  ○自社で不得意な部分(ブランド、ノウハウ、体制など)を補える。 ■共同事業の組み合わせ  デベ・商社・ゼネコン・鉄鋼・地主関連企業などが多いと思いますが、  デベ同士の共同事業も珍しくはありません。  特に決まりはないと思いますが、事業化に至る主導的な役割を担った企業が、  幹事会社として全体の仕組を統括、調整することになります。

captainrio
質問者

お礼

回答いただき、ありがとうございました。 色々あるのですね。勉強になりました。 と、いうことは… 建設業界は自社やグループ内で小さく纏まることなく、大きな目標や事業獲得を目指し、協同歩調を取ることも多い、ということですね? 大人だ… ちなみにデベとは三井不動産、三菱地所、長谷工コーポ、NTT都市開発などでしょうか? 地主関連とは? 興味が沸いてきたので、もう1点、教えてください。 不得意な部分を相互補完すると言えば聞こえがいいですが、「ここはうちが得意だ」「何を、負けるか!」、またどちらが仕切る的な小さな競り合い、せめぎ合いは起こらないのでしょうか? 起こりますよね、やはり?