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大便の内容物中の腸内細胞について
人間の大便の内容物中の腸内細胞についてですが、 wikipediaの「糞」の項目を見ると、 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B3%9E >大半は水分(60%)が占め、 >次に多いのが代謝された腸壁細胞の死骸(15%~20%)である。 >また、細菌類の死骸(10%~15%)も食べ物の残滓より多く含まれる。 とあります。 上記の「腸壁細胞の死骸」とは、簡単に言うと「腸の垢」と解釈しても良いでしょうか?
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消化管の、主に小腸の上皮細胞(腸壁細胞)そのものが、(物理的に)崩れ落ちるようにして糞便中に混ざるといわれています。このため、常に新しい腸壁細胞を作り続けねばならないため、小腸はタンパク質のTURN OVER(代謝)がさかんと言われています。 本来、「垢」とは角質(主にケラチンタンパク)が分泌物質と混ざったものを指すと思いますので、腸の垢というには若干、語弊があるかと思います。
お礼
なるほど! 分かりやすい解説ありがとうございました。 ちなみに、水分を抜いてカラッカラにした便は、 その半分が腸壁細胞(自分に元々ついていた肉)というのは 未だに信じられません。 全部食べかすの変化したものだと思っていました。 更にその質量の4/1以上が最近の死骸というのも未だに信じられません。
補足
>最近の死骸 細菌の死骸ですね。間違えました。