- ベストアンサー
北極圏の旅行の服装
今年の冬に北極圏への旅行を計画中ですが、服装について迷っています。 ダウンジャケットとスキーウェアではどちらが防寒性に優れているでしょうか? 目的はスキーではありません。今まで体験した事のない寒さなので、とにかく防寒性を第一に考えています。 冬の北極圏へご旅行された経験者の方や服飾の材料等に詳しい方アドバイスいただけましたら幸いです。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
北極圏ではないですが、今年の2月にロシア極東のウラジオストクとハバロフスクを旅行しました。 2月という事で厳寒期の最中でした。 昼間の気温でも、おそらくマイナス10~15度だったように記憶しています。 一番寒い明け方だとマイナス30度近くまでなったと思います。 朝の8時頃だったでしょうか、ホテルの窓から眺めていると朝日の中にキラキラと光るものが ・・ ダイアモンド・ダストでした。 聞いてはいましたが、実に美しいものでした。 ところで服装ですが、アウターはダウンの方がいいように思います。 私はスキーはしないのですが、スキーウェアは保温性より運動性を重視していると聞いた事があります。 アドバイスですが、まず帽子は必須です。 現地に行くと分かりますが、頭から体温がどんどん奪われるというのが実感として感じます。 私も着いたその日にロシア人がよく被っている毛皮の帽子を買いに行きました。 たしか3~4万はしたと思います。 これが無いと頭もそうですが、耳が痛くて仕方ありません。 そこまでしなくとも、最近は保温を重視した新素材で出来た帽子がありますので、それを用意されるといいでしょう。 あとはインナーですが、寒いと思って分厚いセーターを着ていくと難儀します。 というのはロシアの建物の中はガンガンに暖房が聞いていて、大げさに言えば半袖でも過ごせるくらいの状態にしていたからです。 どちらを旅行されるか分かりませんが、もしレストランなどで暑くなった場合、直ぐに脱いだり着たり出来るように、薄手のセーター (それもボタンなどで前空きになっているもの) を何枚か重ね着する事をお勧めします。 あとは、そうですねえ、手袋は当然ですよね。 それにマフラーも。 特にマフラーは首周りの保温もそうですが、鼻と口を覆うようにして頭の後ろで結ぶと呼吸が楽になります。 出来たら軽くて暖かいカシミア製がいいでしょうね。 そうそう、私の場合、靴が問題になりました。 極東の町では道路が凍ってカチンカチンになっていると聞いたのですが、仕事半分だったので、まさかスキーブーツで行くわけには行かないし、適当な靴が無くて往生しました。 結局、出発前にデパートに行くと 「寒冷地仕様のブーツ」 という商品があって、これなら背広の下に履いてもいけそうなので購入しました。 靴底にセラミックの小さなスパイクが埋め込まれていて、凍結した道路の上でも滑る事が全く無く、大変重宝しました。 ただ外に出ている時間が長い時は靴下を2重に履く事をお勧めします。 一枚だと足の指先から徐々に冷えてくるのが分かります。 それと、いわゆるズボン下をお忘れなく。 日本のように素足に直接ズボンを履くような事をしたら、1時間もしない内に凍傷になります。 最初の内はモコモコした感じで歩き難いですが、仕方ありません。 できたら遠赤外線などを謳った商品の方がいいでしょうね。 なおズボンについてはユニクロなどで販売されている普通の防寒用パンツを履きました。 起毛した裏地が付いているものですね。 仕事がオフの時に履いていましたが、ズボン下を着用したせいか、私はこれで充分でした。
お礼
早速のご回答ありがとうございました。お礼が遅くなり申し訳ございませんでした。質問の内容以上に細かくアドバイスいただいて嬉しいです。 私が行くのはフィンランドのラップランドです。話によるとマイナス40度位行くようです。一日中陽が登らないようなので昼間でもおそらくほとんど変わらないですよね。今まで経験した一番低い気温は北海道の旭川に行った時のマイナス20度で凍りつきそうに寒かった記憶がありますが、なんとその倍!ちょっと想像がつきません。重ね着や防寒にも限界があると思うので体が耐えられるか心配ですが、アドバイスを参考に更なる防寒に努めたいと思います。