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早期胃癌の半年での肝臓への転移

母65歳が、今年3月胃癌の全摘手術を受けました。 胃の入り口付近(噴門部という所)に大きさ約1cm、腺癌というタイプのものでした。 深さは、胃の粘膜下層という部分に達していて、胃の筋層と漿膜の境目付近にリンパ節転移が1つ有りましたが、手術で取り除いた胃の周囲のリンパ節には転移が無かったそうです。ステージ分類はクラスIBで「早期癌で化学療法の必要は有りませんと」先生に言われ退院しました。 ところが半年後の定期検査で肝臓への転移が2カ所(肝臓の左右に1つづつ)と、癌性腹水(少量です)が見つかりました。CEAという腫瘍マーカーが5.5と少し上がっていて、肝機能障害を示す血液検査の値、ASTが69、ALTが65で「早期胃癌の血行性肝転移によるものです」と先生に言われました。 現在TS-1という抗癌剤を1日50mg飲んでいます。普通の人より、とても少ない量とのことです。 ご質問したいのは、 1.早期癌でもこんなに早く、血行性に肝臓に転移するものなのでしょうか。手術した時には、すでに血液の中に癌細胞が入っていたのでせっかく手術したのに転移してしまったのでしょうか。 2.転移を防ぐために手術後、抗癌剤を処方して頂いた方が良かったのでしょうか。 3.癌は胃の粘膜下層という比較的浅い部分にとどまっており、かつ、胃を全部摘出したのに何故、お腹の中に癌細胞が有るのでしょうか。 4.母は幸い自覚症状もなく、転移の事実を受け止め前向きに過ごしています。家族も応援しています。が、余命はどの位と考えたらよいのでしょうか。 分からない事ばかりですが、教えて頂けると幸いです。

みんなの回答

回答No.2

医療の専門家ではないので4番だけ参考意見です。 医療で「余命」というものは統計的な数字(マニュアル)に基づいたものではないでしょうか。ですから主治医さんといえどもこのマニュアルを大きく外した主観的な意見(宣告とか言いますね)を患者さんに伝えることは難しいと思います。お母様は65歳とのこと。このようなことを言ってはいけないのかも知れませんが、健康体であっても「余命」というものと直面していく年齢です。ご自分の疾患を知っているのであればさぞかし心細い思いをされているのではないかと思います。当たり前のことだとは思いますが、squale様の立場を自分に置き換えてみますとこれからのお母様の生活を自分の生活の範囲内で出来るだけ平常に近くして差し上げる、治療が始まってもできるだけお母様の苦痛を緩和して差し上げることではないかと考えます。実際にはご本人の精神力の問題もあるので中々難しいことだとは思いますが。小生が参考にしているサイトです。ご自分の生活も大切に、お母様を大切にしてあげて下さい。

  • sodenosita
  • ベストアンサー率54% (1291/2359)
回答No.1

1.おそらくこの癌の性質が血管内に入りやすい癌であったのかもしれません。仰るとおり、手術時にはすでに血液中に入っていたものと思われます。現代医療では検出できないレベルで、すでに転移していたのかもしれません。 2.日本の標準的な(すなわち最良の)医療とされる胃癌治療のガイドラインではIB期の根治手術後には抗癌剤治療は不要とされています。仮に抗がん剤を投与されていたとしても起こりえた可能性はあります。 3.転移したリンパ節の周囲から浸潤したのかもしれませんし、リンパ管や血管からこぼれ出たのかもしれません。手術時に広がった可能性も完全に否定はできません(そういうこぼれた癌細胞は増殖できないことがほとんどですが)。 4.こればかりは他の要因も関与しますので、少なくとも主治医でなければ回答できないように思います。主治医でもできないかもしれませんが。

squale
質問者

お礼

間違って、補足欄にお礼を書いてしまいました。 大変失礼いたしました。

squale
質問者

補足

sodenosita先生(お医者さまでいらっしゃいますよね)、ありがとうございます。何とお礼を言っていいのか、感謝いたします。 早期胃癌は予後が良いからと考え、安心し体力回復に勤めていた矢先のことでした。何故このような事態になったか、十分理解できずにいましたが、先生のお話を聞いて良く分かりました。 最初は、私が1人で主治医の先生の説明を受けました。驚き、とまどい、悲しみで「母に何と告げよう」と病院のトイレで涙が止まりませんでした。 1日でも長く穏やかな気持ちで過ごしてもらえるように、自分の出来ることを心を込めて母にします。今一番大事なことは、母に自分が何をしてあげられるか、だと思っています。 母の主治医の先生も、心を痛めていらしたので、転移のメカニズムの質問をすると先生も落ち込んでしまいそうで聞けませんでした。 sodenosita先生、見ず知らずの者に専門的なご説明ありがとうございました。これで、私たちは前に進んで行けます。 そして主治医の先生、先生の患者への優しさ、誠実さに私たち家族はどれだけ勇気づけられたことでしょう。愛する人とのお別れは、いつかは来ます。これから、再発した癌とのお付き合いが始まりますが、よろしくご指導下さい。

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