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「猿の惑星」で見ざる・言わざる・聞かざる~
先日、衛星放送で久々に「猿の惑星(1968年の方)」を見ました。 はじめて気づいたのですが、裁判の場面で陪審員の猿が、それぞれ目・耳・口をおさえて「見ざる・言わざる・聞かざる」の姿になってました。 「見ざる~」は日本語のダジャレ的格言だと思ってましたが、英語文化圏にも同じ様な格言があるのでしょうか? ご存じの方がいらっしゃいましたら、ご教示願います。
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実はこの三猿は中国の『論語』にも有ります。 更に、古代エジプトにもその存在が確認されています。 これだけですと、エジプトからシルクロードを通って中国へ、更に文化の流れ込みで日本へ…とも思いがちですが、本当は大昔から世界中に存在します。 アジアは勿論、中近東や果てはオーストラリア、アメリカにもあります。 たまたま、日本の場合は日本語の猿と否定の『ざる』が駄洒落にもなるのでポピュラーとなりましたが、三猿や、もう一匹増えた4猿で調べると沢山出てきます。 しかし未だにその大元の起源等は解明されていないようですが。 個人的には『見る』事によって物事を知る、『話す』事によって伝達する、其れを『聞く』事によって、知識の伝播が起こり文明を発達させた人類が、『猿』を、様々な文化圏で『擬似人間生物』として捉えられ、人間の行動を監視している存在に思われた為に、このようなモチーフが産まれたのではないかと思っています。 意外と地球人、何処で生まれようと考える事はそうは変わらないと言う事の一つの証左だとも思います。
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- mat983
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世界的にも"Three wise monkeys"として知られ、 各地で三猿をモチーフにした置物がつくられている。 サルがいないはずのヨーロッパや朝鮮半島にも三猿像は分布 (ウィキペディアより) とあります。 中国から日本だけでなく欧州にも広まり、アメリカにも広まったのでしょう。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E7%8C%BF
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ご回答ありがとうございます。 世界的に存在するということに、不偏の知恵を感じました。
- rin00003
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この映画にでてくる猿自体、日本人をモデルに作られています。 当然日本のそのようなことも勉強して作っています。
お礼
ご回答ありがとうございます。 猿のモデルは日本人説、面白く感じました。
原作者のピエール・ブールが日本軍の捕虜に成った事が反映されているのかも知れませんね。 http://wpedia.search.goo.ne.jp/search/%A5%D4%A5%A8%A1%BC%A5%EB%A1%A6%A5%D6%A1%BC%A5%EB/detail.html?from=websearch
お礼
ご回答ありがとうございました。 原作者の「日本軍体験」もありえますね。
お礼
誤解とありがとうございます。 「~ざる」は偶然のダジャレだったんですね。 文化圏の違いにもかかわらず同様の格言があるのに驚きます。 元のひとつが中国だというのも納得です。 大元の謎も気になりますね。