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論理回路(論理素子)
論理素子の入力と出力の間の遅延時間の存在で、動作しなくなる回路があると習ったのですが、それは7セグメントLED表示回路でもありえるのでしょうか? また、それはどのような場合なのでしょうか?
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質問の意図が違っていたらごめんなさい。 前の回答者とは別な観点で考えてみました。 まず、入力信号がHighからLowに変化する場合、瞬時に切り替わる 訳ではなく、一定の時間を要します。 High→Lowに遷移している最中に、再びHighの信号が入力されると Lowに下がりきらずにHighになる、つまりH、L、Hを期待しても H、H、Hになってしまいます。その結果、不適切な7セグメントの 論理組み合わせが出来てしまうことがあるかもしれません。 また、論理素子というか、ICそのものに最大動作速度が決められて おり、それを超える速度の信号を入力したり、ICの入力回路の 時定数が不適切でLPFを構成してしまっていたりする場合にも 正しい動作にならないとでしょう。 更に出力側も同じように、ICの出力に7セグメントLEDを点灯させる ための回路をつなげる際に、不適切な回路を構成してしまうと、 H/Lの遷移がLEDにうまく伝わらないという可能性もあると思います。
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- chie65536
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>論理素子の入力と出力の間の遅延時間の存在で、動作しなくなる回路があると習ったのですが、それは7セグメントLED表示回路でもありえるのでしょうか? 7セグメントLED表示回路でも起こるかどうかは、回路の設計に拠ります。 遅延の問題は、例えば「入力(N)が1つあり、それを2つ(P、Q)に分け、片方(仮にQを)ノット回路で反転しただけ」の単純な回路ででも発生します。 この回路の真理値表は以下のようになります。 N|P|Q ----- 0|0|1 1|1|0 で、この回路を「上記2つの組み合わせしか想定してない回路」に接続すると、入力Nが0→1、1→0に変化するタイミングで誤動作します。 なぜなら、Pの変化よりQの変化の方が、ノット回路1個分遅いので、 →時間→(横軸は「ノット回路1個分」の遅延時間) N:0000000011111111 P:0000000011111111 Q:1111111110000000 ↑注目 のように、Nの変化点で「想定外のP、Qの組み合わせ」が出ます。 真理値表には N|P|Q ----- 1|1|1 と言うのがありませんね。