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外国の日記でも天気の記述は多いですか?
江戸時代や明治時代の日記を見ると 天気の記述が非常に詳細に書かれています。 農民ではなく武士や蘭学者、学生の日記でもそうです。 なかには全体の1/3が天気のことという日記もあります。 日本人には、日記=天気のことをまず書くという固定観念があったようですが、 外国でもそのようなことがありますか? 外国の日記で天気の記述は重要でしょうか。 よろしくお願いします。
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日本は四季、お天気に富んだ国なので、よくお天気のことが話題にされます。挨拶でも、「今日はいいお天気ですね」「あたたかくなってきましたね」「お寒うございます」などというようなことをよくいいますよね。これは四季に富んでる風土のせいなのです。 そんなところで育った日本人には知らず知らずのうちにお天気に注意がいってしまうのです。季節の言葉でも、春夏秋冬のほかに、春先、梅雨、初夏、残暑、秋口、真冬など、ほかの言語には見られないものがたくさんあります。お天気に関しては、たとえば「雨」でも,日向雨、長雨、霧雨、時雨、一雨、雨雲、雨脚、雨宿り、雨合羽、雨傘、雨漏り、通り雨、など、たくさんありますよね。こういった言葉は季節やお天気が年中おなじ風土の言語にはみられないことなのです。 日本人からみたら、一年中おなじ季節に見えるエスキモー民族が生活しているところでは、季節の言葉こそほとんどありませんが、雪の呼び方でも最低9種類あります。そして、「白」になると、何十種類もの「白」があります。モンゴル語では、何十もの羊や山羊の呼び方があります。 例えば中国語では「ご飯もう食べた?」というのが挨拶代わりにつかわれます。これは中国人が食に興味があるということなのです。 「サピア=ウォーフの仮説」を耳にされたことありますか?http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%94%E3%82%A2%EF%BC%9D%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%95%E3%81%AE%E4%BB%AE%E8%AA%AC 日本語のWIKIPEDIAにはあまり詳しく書かれていませんが、つまり、社会、風土によって、言語が異なり、その言語はその言語を話す人の考え、認識が反映されているということなのです。生活に密着していればしているほど、その単語が多くなるということなのです。 日本語は季節、お天気のほかに、魚の種類(出生魚の名前)、味(こく、甘酸っぱい)などの言葉に富んでいますが、英語は色の言葉に富んでいます。日本人にはどうみても青というものをTEALと読んだりします。もっと身近なところでは、フランスはチーズの種類が何十とありますよね。日本ではいくつですか?プロセスチーズ、クリームチーズ、パルメザンチーズ、、、最近こそいろいろなチーズが紹介されていますが、それでも両手でたりてしまいますよね。 話題からかなり外れてしまいましたが、ということで、外国のもので、お天気について書かれているものは日本のものほどありません。
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一般論になりますが手紙でも日記でも天候のことは特に必要でない限り日本人のように書きません。 日本は世界でもまれな気候変化の激しい地域にあり、農耕民族なので天気への関心が強いわけです。 日記に天候のことを書くのは固定観念ではなく、それが必要だったからでしょう。 手紙で天候のことや季節ごとの挨拶から始まるのも同じ理由だと思います。 みんなの関心事だからこのような習慣が生まれたのでしょう。但し、現在は習慣化してしまい単刀直入に用件を切り出さないための礼儀みたいになっています。 欧米人はまず相手の健康について尋ねます。 天候のことに触れるとしてもその後にするのが礼儀です。天候の変化が少ないことと相手の健康や家族の消息などを優先する習慣です。
- whale_hunt
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自分はアメリカに住んでいるので、英語の日記について書いてみます。 自分が今まで見たところ、アメリカの日記では天気のことはあまりかかれてません。 日記はこちらでは、どちらかと言うと自分の心を明かすって感じみたいだから。。 その例として、いつも日記を書くとき、Dear Diaryってはじめます。 その後、自分がどう思ったなど、、 大したことが書けませんでしたが、自分の経験から言うとこんなところでしょう。。