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y1,y2,…ym:一次独立でV=span{x1,x2,…,xn}ならm≦n
[問]体F上の線形空間V∋y1,y2,…ym:一次独立. V=span{x1,x2,…,xn} (x1,x2,…,xn∈V) とする時(つまり、x1,x2,…,xnはVのspan set)、 m≦nとなる事を示せ。 [証] dimV=Lと置くと、L≧mで (i) L=mの時 V=span{y1,y2,…,ym} 且つ y1,y2,…ym:一次独立 が成立せねばならない(∵dimの定義「線形空間を張る一次独立なベクトルの最大個数」)。 ここでm>nと否定して矛盾を引き出してみる。 その場合,先ず、x1,x2,…xn:一次従属でなければならない(∵dimの定義)。 そこから先に進めません。どう書けばいいのでしょうか?
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QNo.3413858 この写像がwell definedである事の証明 QNo.3413875 y,z∈V'(Vの線形写像全体の集合)[x,y]=0→[x,z]=0は∃α∋z=αyを意味する事を示せ。 ↑これらはどうなったのでしょう?放置状態? 本題. >(∵dimの定義「線形空間を張る一次独立なベクトルの最大個数」)。 これだけ知ってれば十分です. まず,L=dim(V)としましょう. この時点で m <= L です(証明できますか?). また,「x1,x2,…,xnはVのspan set」ならば 基底は span setの部分集合だから(証明できますか?) L <= n よって,m<=n ただし,この手の証明は 教科書の定義や論理展開の順番に激しく依存します. けど, dimの定義が「線形空間を張る一次独立なベクトルの最大個数」 であるというならば, これだけから導出できます. #なおこの定義は一般的なものよりもかなり強い定義です.
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- tecchan22
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BBeckyyさん、No1に対するお礼の中でのあなたの証明、目茶苦茶なんで、基本をもっとちゃんと勉強しないといけませんよ。 「span set(基底のことですね)の要素の個数は一定である」 ということは、既に教科書に書いてありますか? それとも、それを証明するための問題ですか? それによって、証明が全く異なってきます。 上のことが既出ならば、それを用いて瞬時に示せます。 (No1の方の仰るとおりです。m≦dimV≦n(証明終)) そうでなければ、上のことを示さねばなりません。 しかし、それは線形代数の重要な定理であって、それを「問」で 証明させる、ということは、上級レベルでなければ、ないはずです。 よく教科書を確認してみて下さい。 dimの定義のあたりです。そこをよく理解して下さい。
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ありがとうございます。 おかげさまで解決いたしました。
お礼
大変参考になります。 御回答有難うございます。 > 本題. >>(∵dimの定義「線形空間を張る一次独立なベクトルの最大個数」)。 > これだけ知ってれば十分です. > まず,L=dim(V)としましょう. > この時点で m <= L です(証明できますか?). ∵ dimの定義 dimV:=max{#{x1,x2,…,xk}∈N;span{x1,x2,…,xk}=V,x1,x2,…,xk:一次独立 (k∈N)} と 最大値の定義より。 ですね。 > また,「x1,x2,…,xnはVのspan set」ならば > 基底は span setの部分集合だから(証明できますか?) ∵ {b1,b2,…,bL}を基底とするとb1,b2,…bL∈V(=span{x1,x2,…,xn})なので部分集合の定義から {b1,b2,…,bL}⊂span{x1,x2,…,xn} ですね。 > L <= n > よって,m<=n 納得です。 > ただし,この手の証明は > 教科書の定義や論理展開の順番に激しく依存します. そのようです。 > けど, > dimの定義が「線形空間を張る一次独立なベクトルの最大個数」 > であるというならば, > これだけから導出できます. > #なおこの定義は一般的なものよりもかなり強い定義です. しっかり憶えて置きます。