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不定詞の用法
お世話になります。 1.I need a book to read. 2.I need a book to relax. 1では、「読む本」という形容詞的用法、2では、「」リラックスするためという副詞的用法だと解釈しますが、文の形からは判断できません。 前後の意味から用法を判断する、ということでいいでしょうか。 他に何かルールがありますか。
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質問者が選んだベストアンサー
「他に何かルールがありますか。」というより、言葉の裏をつかむ必要があります。まず、質問者は、「形容詞的用法」、「副詞的用法」との違いを理解する必要があります。ただ、用語だけ覚えても仕方がないことです。 すなわち、「形容詞的用法」とはどういう用法なのか? を考えたことありますか? おそらく、文法書を読んでも、その説明がないために、なんとなく雰囲気だけで判断してしまうことが多いのではないでしょうか。また、「副詞的」とはどういう用法なのか? もよく考えてほしいのです。 さて、なぜ、1が「形容詞的用法」で、2だと、「副詞的用法」と捉えるのかと言えば、内容的に異なるからです。つまり、名詞の「性格(性質)」の違いです。わかりにくいかな? 「book」とは、どういうものでしょうか? 普通は、「調べる、読む」という「属性」がついています。「属性」というと、なにか難しいことを申し上げているようですが、ようするに、名詞の性格の一部を指すときに使われます。ですから、「本」といえば、「読む」ものと決まっているわけです。 なにしろ、「本」をつかって、「釘を打つ」というばかげた人がいるとは思えませんね? つまり、「本」というものには、「打つ」という「属性」が備わっていないからです。同じ名詞でも「かなづち」というものに、「読む」という「属性」はないはずです。まさか、「かなづち」を「読む」なんて、金槌の調子を調べるためで、まさか、本を読むように、「読む」訳にはいきませんね? このように、「本」の「性格、性質」の一つを取り上げる感じで、「to read」をつけて、「読むための本」という判断を加えるので、「形容詞的」となるわけです。これに対して、「副詞的」とは、副詞がかならず動詞につくことからわかるように、たとえば、 ●早い走り(形容詞+名詞) ●早く走る(副詞+動詞) このように、「副詞」とは、「行動」を詳しく述べるためで、名詞とは関係ないのです。たとえば、「みろ、あの亀だけ『早く走る』ぜ!」というように、普通は、「遅い亀(形容詞+名詞)」でも、行動が早ければ、「早く走る」という「副詞的用法」が使えるわけです。 ですから、本来の「book」の属性とは関係ない事柄でも、「のんびりする、リラックスする」行為(行動)を示すためのであれば、「to relax」をつけることができるわけです。ただ、内容的に異なるので、1は、形容詞的用法、2は、副詞的用法と分類しているだけです。 表面だけみて、判断するのでなく、内容的に異なるのであれば、つまり、名詞の属性とは関係ない事柄(たとえば、本をつかって殴る、という非本来的な用法)であれば、それは、普通、「副詞的用法」として説明されるはずです。ともかく、多くの英文を読んで理解してください。
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- ANASTASIAK
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まず、どちらも形容詞的用法として解釈できます。 1.は副詞用法としては認められません。その際は目的語が 必要になります。 2.はそのまま副詞用法として解釈可能です。 どの解釈にするかは前後の文脈によって決まります。
お礼
ありがとうございました。
1は形の上では形容詞的用法になりますが、意味的には本を読む必要あることを指します。2は toをin order toに置き換えて意味を明確にした方がいいでしょう。
お礼
ありがとうございました。
お礼
詳しい説明をありがとうございました。