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確率でグループ分け問題のコンビネーションの使い方について
15人をA組、B組、C組の各組5人ずつのグループに分ける時の場合の 数は、15C5・10C5通りですが、組の区別がない時は上記の数を3!で割 ると答えが求まります。 組み合わせのC(コンビネーション)はどういう特徴のためにA組B組のよ うな、組の区別があるものしか答えが求められないのでしょか?
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質問者さんの疑問?は、コンビネーションの特徴が起因しているのではないと思います。#1さんのお話と同じなんだと思うんですが、うまく説明できるかな・・・。 この問題は、 1) 15人から5人を選び出す ・・・ コンビネーション 15C5 2) それをAグループとする ・・・ ??? 3) 10人から5人を選び出す ・・・ コンビネーション 10C5 4) それをBグループとする ・・・ ??? 5) 残った5人をCグループとする ・・・ 1通り という手順で、グループに分ける場合の数は、上の1)、3)、5)を掛算して得られる。ここで、疑問の「組の区別がある/ない」は、1)、3)のコンビネーションによって発生しているのではなく、2)、4)、5)の「取り出した順に並べる」という手順にしたがって1)、3)、5)を「掛け合わせる」という計算によって発生しています。で、「場合の数を掛け合わせて得られる」のが順列ですよね。 通常、順列というと、例えば「1から9の数字から3つを順に選んで並べる」とすると、1つめの数字の選び方が9通り、2つめの選び方が8通り、3つめが7通りですから、順列は9×8×7。ですが、何か特別な条件をつけて、1つめの数字の選び方が5通り、2つめも5通り、3つめが4通りなどとなることも有り得るわけで、その場合の順列は5×5×4です。というように、「場合の数を掛け合わせていく」のが順列ですよね。この問題も、1つ目の選び方が15C5通り、2つ目の選び方が10C5通りで、3つ目の選び方が1通りだから、順列は15C5 × 10C5 × 1 なわけです。 ということで、コンビネーションの計算がグループを区別している原因なのではなく、(コンビネーションで)取り出した人のグループを並べたという順列の行為(場合の数を掛け合わせたという計算)が区別の原因です。
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- ka1234
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こんにちは。 このような時、私は全て書き出す事にしています。 例 次の問題を考えてみて下さい。 (1)4人を2人と2人に分け、組の区別をすると、 (A組, B組)=(ab,cd)(ac,bd)(ad,bc)(bc,ad)(bd,ac)(cd,ab) の6通りになります。 これから、4C2=6 というのは、 4人の中から2人を選び、その2人をA組にし、残りの2人をB組にする ということに相当するということが分かります。 (2)4人を2人と2人に分け、組の区別をしないと、 前問より、(ab,cd)(ac,bd)(ad,bc)の3通りになります。 (ab,cd)と(cd,ab)は組を区別しなければ同じものです。・・・[1] これから、組の区別がない時は、2!で割る事が分かります。 ※ 実際に手を動かすと理解が早いです。 では、1人と3人に分ける場合は2!で割る必要がないのはなぜか? (3)4人を1人と3人に分け、1人をA組、3人をB組とすると、 (A組, B組)=(a,bcd)(b,acd)(c,abd)(d,abc)の4通りになります。 これが、4C1=4 ということの意味です。 (4)4人を1人と3人に分ける。この時、(3)より、4通りとなります。 ※ (2)の[1]に相当するものが無いのです。従って割る必要はありません。 (1)や(3)のように、組を区別するときには、C を直接使う事ができます。 それ以外では、(2)のように、見た目が「組合せ」のように見えても、 直接は使えない場合があります。
お礼
ありがとうございます。具体的な説明でわかりやすいです。
- ymmasayan
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少し込み入っていますね。 これは順列と組み合わせの両方で考える必要が有ります。 メンバーと組の混合になっていることがポイントです。 実は上の2つの例は 組の順列・メンバーの組み合わせ 組の組み合わせ・メンバーの組み合わせ の違いです。
お礼
ありがとうございます。聞きたかったことを説明して頂いてる気がします。 質問があります。組の順列と組の組み合わせの違いはなんでしょうか?
お礼
ありがとうございました。たいへんわかりやすかったです。 コンビネーションばかりに気をとられていました。