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CB無線機で交信できる距離
こんにちは 月末に友達どうし女ばかりのグループで山へハイキングに行くことになりました。 途中で2グループに分かれて行動するので、連絡用に主人のコネでCB無線機という大きなトランシーバーを2台借りることになったのですが、これでどのぐらいの距離まで交信できるのでしょうか? ソニーのICB-88Hという機種だそうで、結構性能のいい高級品だと持ち主は言っているのですが・・・(笑) 私はスキーのときに「小電力」とかいう小さな無線機しか使ったことがないので、その程度の知識しかありません。 無線に詳しい方おられましたらお教え頂けたら幸いです。
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私はICB-88Hの前身機種のICB-87Hを使ったことがあります。性能的にはほとんど同じで、日本の法律でCB無線に許されている周波数チャンネルを全て使用できますし、電波の出力も法律上可能な最大限の出力が出せます。 大きさと重さは、ちょうどアイスコーヒーなどで使っている1リットルのペットボトルを想像して頂ければ良いと思います。確か電池(単3X8本と思います)込みで1.2キロぐらいの重さだったと思います。 ただ、アンテナが、携帯に便利なように、ヘリカルアンテナという短いものが使われています。このせいで、長いアンテナがついている無線機よりも、電波の飛ぶ距離が短いです。 通話距離ですが、無線交信に慣れていない素人の人どうしで会話できる程度の、明瞭な音声が届く距離は、見通しであってもせいぜい数百メートルに満たないと思います。 つまり、それ以上離れると、電波が弱くなって音声が不鮮明になり、無線に慣れていないと、呼び出しに気づかなかったり、会話が成り立たないのです。CB無線に使われている電波はAMと言って、電波の強さと明瞭度が概ね比例します。 アマチュア無線の経験などがあり、雑音の中で相手の音声を聞き分けたり、声の出し方や交信の仕方を状況に応じて工夫できるような人どうしで交信するのなら、ヘリカルアンテナのCB機でも、そうとうの距離(数キロ以上)の交信が可能だと思います。乱暴ですが、AM電波ですから、例えばマイクに向かって大声で話したり、イヤホンを使って雑音に耐えてじっと耳を澄ませば、いくらか電波の弱さをカバーでき、交信距離が伸びるのです。 早い話が、素人の人が臨時に使うのにはCBは向きません。 スキーでお使いになった特定小電力無線などは、FM変調電波という、CBとは違う方式の電波を使っており、音声が明瞭なので、無線慣れしていない人でも簡単に会話できます。しかし、出力も小さく周波数も高い(=電波の直進性が強い)ので、地形の凸凹が多い山間部での使用には向きません。スキー場やビーチなど、だだっ広くて相手が見通せる状況なら有効です。 結論ですが、toricxmさんが無線通信に経験のない方だとの前提で、重いCB無線機を携行されても、あまり意味がないと思います。むしろ、スキーでご使用になった特定小電力無線機の携行をお奨めします。 というのは、確かに小電力機のほうが通達距離は短いですが、雑音の有無や音声の明瞭度まで考え併せれば、素人の方の場合、CB無線機を使っても、せいぜい小電力機で交信できる程度の距離でしか実用にならないと思うのです。 ですので、同じ程度の実用交信距離しか期待できないのであれば、大きく重いCB機を持ち歩くよりも、小型軽量な小電力機で良いのではないかと思う次第なのです。
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- jun95
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27MHz帯というと、電波長が、約11mですから、1/4にしても、3m弱が本来のアンテナの長さです。へりカルアンテナというのは、アンテナを短くするために、コイルを巻いたり、コンデンサで無理やり、その長さに合わせてあるので、同じ出力だとすると、飛びは弱いです。 しかも、AMという変調方式ですから、電波が強いと、一般のAMラジオのようにきれいに入感しますが、距離が離れるにつれ、雑音が混じり、混信があったりすると聞き取りにくくなります。 そのように聞き取りにくくても、交信は成立しますから、街中でも4~5kmは届くとされるのですが、小電力機の感覚での交信はできません。たしかに見通し範囲なら、クリアです。 まあ、大きさが大きさだけに、すごく飛ぶように思われがちですが、重い割りには、そんなに飛ばないと割り引いて考えておかれた方がいいと思います。 ハイキングコースだと高いところへのぼれば、携帯電話が使えると思います。
お礼
ご回答ありがとうございます 私共が行こうとしている山は、ドコモに調べて貰ったところ、残念ながら携帯電話がほとんど使えない場所だそうです。 ですので連絡用は携帯電話ではなくトランシーバーを借りることになりました。 早めに現物を借りて、試してみてから使いたいと思います。ありがとうございました。
- poor_Quark
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大昔合法CBの免許を持ってました。今はアマチュア無線の短波だけで遊んでます。 CB無線が使っている27MHz帯という周波数は、結構コンディションに左右されます。直接地表を伝わって届く波を地表波、電離層に反射して届く波を反射波といいますが、この両方が影響する周波数帯です。また、違法CBといわれる大出力多チャンネルの無線機も流通しており、合法CBで女の子が話していたりするとちょっかいを出してくる連中もいます。またそのようなCB局に呼ばれても返事をしてはいけません。自分やお友達に関する固有名詞(実名、実住所・電話番号など)などは決して話さない方が賢明でしょう。例えばサリーちゃん、ヨシコちゃん(古いな)などコールサインをお互いに決めておいた方が良いかと思います。27MHz帯は逓倍されて普通のFMラジオに受信される可能性もあります。ためしに車のFMラジオで点検されるとよいかと思います。 合法CBは500mWという出力が最大ですが、この出力で直接届くのは見通しで20Kmから条件が良くて数十キロというところではないでしょうか。記録によると見通しの直接波で400Km飛んだという例もあるようです。 http://www04.u-page.so-net.ne.jp/ta2/kame/cb/fr_ci.htm また、途中に障害物があっても比較的届く周波数帯ですので町中でも4,5キロは十分届くと思います。ただし相手が大きな山の裏側に回ってしまえば期待はできないでしょう。携帯の電波が届くところなら、万一に備えて携帯電話を一つはお持ちになることをお勧めします。 楽しいハイキングになるといいですね。
お礼
女の子だけで話していると危ない件、良くわかりました。 ご忠告頂いた点はよく注意するようにします。 ありがとうございました
- pokopeko
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こんにちは。 私もずーと以前に少しばかり無線をやったことがあります。 まずICB-88Hですが、HPで調べたところ、出力が 500mWの8CHと、合法CB機としては最上のもので す。ただ、アンテナはヘリカル式というもので、長ーいロ ッドアンテナよりかなり短くなったタイプです。 まあ、どの位通話できるかといえば、山でしたら数キロは 大丈夫だと思います。(障害物なしという条件で、また、 電池のもちが悪いので、だんだん距離が短くなることが 予想されます) それよりも、問題は大きさと重量だと思います。 電池サイズ・本数がHPではわからなかったのですが、お そらく本数は最低8本でしょう。 重量がKgの単位になるかも知れません。 以前に使われた特定小電力のトランシーバーは、ずっと軽 く(数百g)、小さいので、まずその差にビックリされる と思います。 当然電池の「もち」も違います。予備の電池を持っていく なんてことになれば、もっと大変です。 この辺りをよく確認されてからの方がよろしいかと思いま す。
お礼
わざわざお調べ頂いてありがとうございます 少し早めに借りれることになったので、本番のまえに、近所の小さい山で、どのぐらい交信できるか試してみようと思います。 ありがとうございました
- yan2014
- ベストアンサー率39% (414/1046)
交信する場所の地形などで交信可能距離は変わりますので明確な回答は出来かねますが・・・、山での連絡用にCB無線機は、はっきり言って、あてにならないと思います。 相手を視認出来るが、肉声では連絡できない場合に使用・・・くらいに考えた方が無難かと思います。 登山計画で無線交信が出来なかった場合の対応を十分入れておいて使用して下さい。(交信出来ると山の楽しさも倍増かと・・・) 私が山でのCB無線が役に立たない事から、アマチュア無線に切り換えたのが、もう20年以上も前の事です。 無線にはそれほど詳しくはありませんが、山での連絡・遭難者捜索などの使用経験からアドバイスさせてもらいました。
お礼
アマチュア無線を無線機を貸してあげようかという話もあったんですけれど、免許を持っていないのでCB無線機をお願いしました。別行動するグループとの連絡なので、絶対に連絡がとれないと困る、というものでもありませんが、よく考えてみたいと思います。ありがとうございました
- 1969X1
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そこそこ電波飛ぶはずです、ま、参考urlをご覧下さい。
お礼
ありがとうございます urlを参照させていただきます。
お礼
長文のご丁寧な回答、ありがとうございました 小電力がお勧めの旨、理解しました。 CBの現物を借りたら、使ってみて、どちらにするか判断したいと 思います。